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干支名の上の数字は{(西暦年−3)÷60} の余りに当たる。
日本では1872年以前は旧暦を使っていた。新旧暦の1ヶ月程度のズレに注意。


干支とは

元々は何を表す原理であったのかはっきりしませんが、現代の日本では次のように理解されています。

世界を構成する五つの元素を「木、火、土、金、水」とし、それらをそれぞれ兄弟に分けると十干ができます。「干」は言わば「幹」と考えます。

(木) (火) つち(土) (金) みず(水)
(兄) (弟) (兄) (弟) (兄) (弟) (兄) (弟) (兄) (弟)

次に十二の「枝」を考えて十二支とし、動物にたとえます。

ね(鼠) うし(牛) とら(虎) う(兎) たつ(竜) み(蛇) うま(馬) ひつじ(羊) さる(猿) とり(鶏) いぬ(犬) い(猪)

これらの幹と枝を順に並べると、10個と12個の組み合わせですから次のように少しずつずれていきますが、61個目でまた最初の組み合わせに戻ることがわかります。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ・・・ 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63
きのえ きのと ひのえ ひのと つちのえ つちのと かのえ かのと みずのえ みずのと きのえ きのと ひのえ ひのと つちのえ ・・・ きのえ きのと ひのえ ひのと つちのえ つちのと かのえ かのと みずのえ みずのと きのえ きのと ひのえ
うし とら たつ うま ひつじ さる とり いぬ うし とら ・・・ とら たつ うま ひつじ さる とり いぬ うし とら

このようにしてできた60個の組み合わせを六十干支といいます。

漢字では元々次のように書きます。

きのえ きのと ひのえ ひのと つちのえ つちのと かのえ かのと みずのえ みずのと
うし とら たつ うま ひつじ さる とり いぬ

たとえば一番最初の「きのえね」は「甲子」、最後の「みずのとい」は「癸亥」です。

読み方には音読みもあります。

こう、かっ おつ、いつ へい てい こう しん じん
ちゅう いん ぼう しん しん、じん ゆう じゅつ がい

古くはこの甲子から癸亥までの60の干支で年を表していました。「壬申の乱」や「戊辰戦争」などはその例です。
では「昭和乙酉」とは何のことでしょう。そうです。終戦の年のことを言います。
干支は60年経つと一回りして元の組み合わせに戻りますので「六十歳」のことを「還暦」と言うようになりました。
今でも十二支はよく使われます。例えば2011年はうさぎ年です。これに十干を加えれば「かのとう、辛卯(しんぼう)」の年ということになりますが、正月から二月の初めまでの間はまだ旧暦で言えば年が明けていないので「かのえとら、庚寅(こういん)」の年の内ということになります。旧暦の占いなどをするときにはちょっと注意してください。

年を干支で表すときの信頼できる基準は漢の太初暦が公布された紀元前104年で、この年を丁丑として以後干支表の順に連綿として数え続けてきているのです。
任意の年(紀元後)の干支は次のようにして求めることができます。

{(西暦年−3)÷60} の余りが1→甲子、余りが2→乙丑、・・・・・余りが59→壬戌、余りが0→癸亥

 

干支は年だけでなく日についても当てはめられています。
昔から二月最初の午の日を初午(はつうま)といい、稲荷神社のお祭りが行われました。また妊婦が安産を願い戌(いぬ)の日を選んで岩田帯を着ける風習もありました。
その他、土用の丑は土用(立秋前の18日間)の丑の日、酉の市は十一月の酉の日に立つ市、などがあります。
その日が何のえとに当たるかを知るのは楽しいものです。

日の干支を求める方法

十二支占い


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