月刊短波2014年5月号(第4版)
編集 赤林隆仁 時間 JST
◎「殉教者の声」放送周波数変更 4
版新規
北朝鮮向「殉教者の声」放送は5月7日より01:00-02:30の放送の周波数を7505kHzから7530kHzに変更し
た。送信地等(Dushanbe、出力100kW、65度)は変わらない。なおブルガリアでは2倍波15060kHzも受信されている。 (DX MIX
NEWS #852)
◎Radio Australia廃止決定 3版新規
オーストラリア政府は5月13日発表予定の予算案でRadio Australiaの運営母体Australia Network
Internationalの廃止を決定した。政府の「特別監査委員会」が「国際放送サービ
スにカネをかけるのは無駄で、電波 で放送する必要はなく、国内向ABC
Newsをインターネットで流すだけで済む」と結論づけたのに基づく決定である。ABCは10年間に国際放送に対して2億2300万豪ドルの支出を予定
していた。この決 定について実業界やABCには「アジア太平洋地域での国益を損なう」として反対意見が強い。(日豪プレス 5/9 via 滋
賀県 居松重和氏) オーストラリアの会
計年度は7月1日からなので、6月いっぱいで廃止ということになります。
◎PCJ Radio初めて台湾から試験放送 〜直前に周波数変更 2版新規 4版追加
台湾のPCJ
Radioが5月18日22:00-23:00に11765kHzで初めて台湾から東南アジア向けの試験放送を実施する。自前の20kW送信機を使用する
という未確認情報
もあるが、木柱のダイポール用アンテナマストが台湾NCCの耐風圧基準に満たないため認可が下りていないという経緯があるので本当に自前送信機から出
るのかは不明である。11765kHzは22:00までRTI(台湾国際放送)のベトナム語放送が出ているのでこれに続いてRTIの送信機か
ら出るという可能性もある。 (NDXC 長谷川清一氏)
5月18日の東南アジア向け台湾送信は直前になって急遽周波数が11765kHzから15680kHzに変更になった。15680kHzに
はドイツ送信のRadio Fardaが同時刻に出ている筈であったが、この日はスケジュールを変更した模様で、の タイ送信のRadio
.Fardaは21:30で終了し、その後クリアチャンネルとなったため21:58のs/onから良好に受信できた。21:58にRTIのベ
トナム語放送(21:00-22:00 11765kHz 205度)の尻尾が聞こえ、22:00の時報の後PCJの放送となった、そして
RTIのいつもの放送と同じく正時2分前の22:58にs/offした。このことから送信はRTI褒忠
(Paochung)送信所の100KW送信機で行われたと推定される。(NDXC 長谷川清一氏)
◎WRTH夏期サプリメント発行 2版新規
各国際放送局のA14スケジュールを掲載した 「WRTH
International Supplement A14」が5月5日pdf版で発行された。76ページ、無料でWRTH
Online(http://www.wrth.com)よりダウンロード可能である。(NDXC 長谷川清一氏)
◎6135kHzで「謎の放送」〜「自由の声」の復活と判明
2
版新規 3版修正
韓国からの「謎の放送」が6135kHzにて、
17:00頃から北 朝鮮のジャミングが出て来る21:00過ぎ頃までと、ジャミングが止まる03:55頃から6140kHzの
RFAが出てくる05:00くらいに受信できる。KBSの国内向ニュースが確認されているのでKBSには間違いはないのだが、国内向けのKBS-1,
KBS-2, 韓民族放送-1, 韓民族放送-2の何れとも異なる番組で系統が不明である。米国西海岸でのRon
Howard氏の受信では22時台に英語講座があることが確認されている。放送は24時間のようだが、信号は弱く昼間は確認できない。(NDXC
長谷川清一氏)
6135kHzはHFCCにKBSで登録されているが、実際に出ているのは北朝鮮向の「自由の声」であることが確認された。5月8日に名古 屋のDXerが
05:00に放送終了アナウンスの一部が出ているのをチェックした。2010年の韓国国防部長官が「自由の声」放送のFMからAMへの転換を示唆した発言
をしていたが、ようやく短波で実行されたもののようである。JVUDXCの井上氏によると、スケジュールについて06:00-09:00,
12:00-14:00, 17:00-05:00に6135kHz, FM 101.7MHz, FM 103.1MHz, FM
107.3MHzと放送中にアナウンスされている。(NDXC 長谷川清一氏)
◎新たなカンボジア秘密局CMN Radio確認 2
版追加 4版追
加
カンボジア向けの新たな秘密局CMN
Radioが4月30日の08:00−08:30に9940kHzで確認された。同局のwebサイトはhttp://www.cmnkhmer.orgで
ある。それによるとCMNはCambodia Media Net
Workの略で、放送は週3回、月、水、金曜日の同時刻に出ている。他の情報では7500、9940、9945で出る可能性がありモニターを続けていたと
ころ30日に他の NDXCメンバーが確認した。同局のサイトには21日からの音声ファイルが掲載されている。
過去の受信データーを調べたところ28日にも出ていたことが確認されたが、それ以前はデータがなく実際に出ていたか不明である。(NDXC
長谷川清一氏)
CMN Radioの送信所は、先だって開始したVoice Of Khmer M'chas Srok(20:30-21:00
17860kHz)と同じくDushanbe送信であることが判明した。(NDXC 長谷川清一氏)
同局は5月7日より周波数を9940kHzから9945khzに変更した。送信所等は変わらない。(DX MIX NEWS
#852) QTHはP.O.Box 10811, Alexandria, VA 22310,
U.S.A.です。中国支配の強まる同国へ向けた米国の意思が感じられます。
◎モンゴルの声 短波は日本語放送のみか? 2版修正
ブルガリアのIvo Ivanov氏によると、Voice of
Mongoliaは日本語放送以外の短波放送を停止した模様である。現在聞こえるのは19:30-20:00に12085kHz、00:00-00:30 に
12015kHzで行われている日本語放送のみで、他の英語、中国語、モンゴル語の短波放送は受信されていない。(DXLD 1417)
5月5日の18:00-18:30に同局の英語放送が受信できたので、日本語放送以外が中止されたのではない模様である。但し受信品質は悪
く、送信機の調子が悪いようである。(水池隆男氏)
◎チェコの長波改修のため一時停波
ドイツのHansjoerg
Biener氏によると、チェコTipazaからの長波放送252kHzが3月17日以降停波した。これは1972年に設置されたTESLA社製
1500kW(実際には750kW×2)送信機を、新型の500kW送信機に入れ替える作業のためである。新型送信機はTransRadio 社 (旧AEG
Telefunken社)が落札している。(WWDXC TP 1156) 一時廃止の噂がありましたが、設備更新で生き延びた模様です。
◎Swedish DX Federation引き続き短波で特別放送
Swedish DX FederationはドイツのHamburger
Lokalradioより引き続き短波の特別放送を実施する。期日は4月19日、5月17日、6月14日(何れも土曜日)の20:00からで、周波数は
7265kHzである。Ronny
Forslund氏の出演によるスウェーデン語のDX番組だが、英語、ドイツ語のコメントも一部入る。受信報告は返信料同封の上、SDXF, Box
1097, 405 23 Goeteborg, Swedenに。(WWDXC TP 1156)
◎「On the Shortwaves」に戦前ドイツの短波放送資料
DXingの歴史的マテリアルを扱っている「On the
Shortwaves」(http://www.ontheshortwaves.com)の主催者Jerry
Berg氏によると、同サイトにドイツが戦前英語の分かるリスナー向けに配布したドイツ語短波放送受信の手引書「Kleines Deutsches
Rundfunk--ABC」が掲載された。これは24ページの色刷りの英語による資料で、ドイツ国外のリスナーに短波でドイツ語放送を聞く楽しみを説く
とともに、簡単な ドイツ語のレッスンも掲載されている。これは1938年(昭和13年)に当時のドイツ短波局「Zeesen」によって発行さ れた
もので、英語の副題は「A Guide to the German Language for English speaking Listeners
of the German Short Wave Station」である。pdf形式で無料にてダウンロード可能である。(WWDXC TP 1156)
◎カナダ沿岸警備隊の気象ネットワーク
米国のRobert Wilkner氏によると、カナダ沿岸警備隊(CCG:Canadian Coast
Guard)のSSB(USB)による気象ネットワークの放送が受信できる。コールVCOのSydney局は09:40-09:52に気象通報を流してい
た。また Fundy局は10:55-11:16(s/off)に受信できた。何れも周波数は2749kHzUSB。(DXLD
1414) このネットワーク周波数(2749kHzUSB)は多にRiver-au-Renard局(VCG)、Halifax局(VCS)、
Stephenville 局(VOJ)が使用しています。
◎Voice of Abkhazia他放送中止
Moscow Information DX Bulletinによると、「Voice of
Abkhazia」と「Dardimandi」の両局は放送を中止した。局のオーナーで、有名な歌手であるNino
Chkheidze氏は、「技術的な問題は何もないのに放送を中止してビルを移転するように命令された」と言っている。(DXLD
1414) アブハジアのSukhmiから5kWで短波送信を行っていたRadio
Abkhaziaを示すものと思われます。アブハジアは現在グルジアの一部ですが、多数を占めるアブハジア人がグルジアからの独立を求め、ロシアはこれに
乗じてク リミアと同様に領土化したい意向と言われています。
◎マダガスカルからのWorld Christian Broadcastingは始まるのか?
World Christian BroadcastingのAndy
Baker氏によると、2年以上開局が遅れているマダガスカルからのキリスト教放送は、もし開局すればアラビア諸国のリスナーを多数獲得できると期待して
いる。北アフリ
カ、中東諸国が2014年もターゲットとなっている。アフリカ向には英語、その他にポルトガル語、韓国語の放送を予定している。今年はwebサイト上
で多くのリスナーと交流を持ちたいと思っている。(DXLD 1414) 本当に放送始まるのでしょうか? アフリカ、中東向なのに何故韓国語放送?
◎海賊局Radio Station YHWH
カナダのNiel Wolfish氏は米国の海賊局Radio Station
YHWHを21450kHzUSBで03:03に受信した。キリスト教の神についての話など。米国のRon
Howard氏は同局が5860kHzで11:49にs/offするのを受信した。(DXLD
1414) 「YHWH」はキリスト教の唯一神である「Yahwehの神」のこと。「宗教海賊局」(religious
pirate)という範疇に入ります。送信地不明。
◎Radio Dniprovska Khvylyaから返信
ロシアのVasily Lazarev氏は、ウクライナから唯一11980kHzで短波放送を行っているRadio Dniprovska
KhvylyaからE-mailによる受信報告(宛先はradiodh @
rambler.ru)に対してQSLカードを受け取った。同じくロシアのDmitry
Kutuzov氏は既に2011年に受け取っている。QSL担当者は女性で、その上司はAlexander
Shilohという人物である。放送は11980kHzで土・日の17:00-18:30に行われている。送信出力は250Wで、AMの他SSBで放送す
ることも ある。(DXLD
1414) この局はウクライナ南部、クリミア半島の北Zaporizhiaにあります。他の局がこの局の短波送信機を借用して放送する場合もあります。
◎BBN Radioより超簡単な返信
米国のWendel Craighead氏によると、Issoudun送信所からの送信で新たに放送を開始したBBN(Berekan
Broadcasting Network) RadioにE-mail(bbn @
bbnourvoice.com)で受信報告を送ったところ5日後に一言「Thanks」とだけ返信が来た! 放送は土・日・月の04:00-04:30
で周波数はそれぞれの曜日で15170、15155、15175kHzに出ていたがすべてにジャミングがかかっていた。(WWDXC TP 1157)
◎球場送信所200kWにパワーダウンか?
ドイツのWolfgang
Bueschel氏によると、北朝鮮の球場(クジャン)送信所からの送信出力がすべての送信機で従来の250kWから200kWに落とされたようである。
これは欧州で韓国の金海(キムヘ)送信所から送信された電波との同時刻・同周波数帯での比較受信を繰り返した結果の結論で、球場送信所からの
波は以前よりも明らかに信号強度が低下
している。球場送信所には2013年2月1日-3月15日に中国北京のBBEF(北廣電子集団)より10基の新型短波送信機が納入・設置されている。
(WWDXC TP 1157)
「朝鮮の声」日本語放送では11865kHz、9650kHz(何れも球場送信所)ともに夜の放送で短時間停波が頻繁に観察される。
6070kHz(江界送信所)、3250kHz(平壌送信所)ではそのような現象は見られない。(大阪府 山森健志氏)
◎北朝鮮送信所の写真
イタリアのAndrea Borgnino氏によるとMark Farhey氏によって撮影された北朝鮮の送信所写真が公開されている。
https://scontent-b-mxp.xx.fbcdn.net/hphotos-frc3/t1.0-9/10262031_10151966839222271_1940080944127278896_n.jpg
https://scontent-b-mxp.xx.fbcdn.net/hphotos-ash4/t1.0-9/10001577_10151966839272271_1254426220827722452_n.jpg
https://scontent-b-mxp.xx.fbcdn.net/hphotos-prn1/t1.0-9/10247333_10151966839152271_5722531358271456682_n.jpg
https://fbcdn-sphotos-h-a.akamaihd.net/hphotos-ak-prn2/t1.0-9/1384312_10151966839172271_356473996694348308_n.jpg
(DXLD 1417) 2番目の写真が球場送信所か?
◎NBC Sandaunが放送再開
米国のRon Howard氏によると、過去8ヶ月間出ていなかったパプアニューギニアのNBC
Saundaunが3205kHzで4月10日復活した。確認時刻は20:11からで、Tok
Pisin語の番組であった.。21:00には英語ニュースがあった。(WWDXC TP 1157)
◎Raadiyoo Warra Wangeela
米国のDave Valko氏によると、エチオピア向秘密局Raadiyoo Warra
Wangeelaaが4月6日の23:57(s/on)-00:30(s/off)に15515kHzで受信できた。イタリアのIRRSの仲介による、
Sofia送信所か
らの送信である。00:30の終了時にはIRRSのアナウンスも出た。この局はノルウェイに根拠地を持つ「オロモ福音教会連合」(Union of
Oromo Evangelical Churches)の経営になるものである。(WWDXC TP 1157)
◎ロシア極東Razdolnoeの高出力中波送信機完全使用停止
ロシアのIgor Ashihmin氏によると、ロシア極東のRazdolnoe送信所にはVoice of
Russia用の1000kW中波送信機が設置されており、648kHzで極東各地向に強力な電波を発射していた。最近はVOAの韓国語放送も中継してい
たが、3月30日以降送信が停止している。
ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、Radio Free
Asia(RFA)の朝鮮語放送のA14スケジュールには毎日00:00-02:00、02:00-04:00、06:00-07:00がアサインされて
いるが、これも停 止している。この送信所からの波は巨大なZaryaアンテナから送出されていた。(WWDXC TP 1157)
◎RTEは短波放送維持 〜WRN中継で
英国のAlan Pennington氏によると、アイルランドのRTEは英語による短波定期放送をA14シーズンも維持する見込みである。WRNの仲介で
Meyerton送信所より火− 土曜日の04:30-05:00に5820kHzで出る。WRNによる中継であるため、先行するRadio
Slovakia Internationalの番組の終了後、RTEの開始前にはWRNのIDが出る。(WWDXC TP 1157)
◎WWVが25MHz試験送信
米国の時報局WWVは25000kHzにて火ー土曜日の00:00-06:00に試験送信を行っている。出力は2.5kW以下。アンテナの
広帯域モノポール アンテナである。受信報告はE-mailでwwv @
nist.govに送るか、郵便で直接コロラド州のNISTに送付して欲しい。(WWDXC TP 1157)
◎Mighty KBC Radio A14スケジュール
オランダのMighty KBC RadioのA14スケジュールは以下の通り。送信はNauen送信所より。
4/27-9/7の土日のみ 17:00-24:00 6095 100kW 240度 欧州向英語
5/4-8/31の日曜のみ 09:00-11:00 7375 9925 125kW 300度 北米向英語
(ブルガリア Ivo Ivanov氏)
◎FEBCの創立者死去
AWR WavesacnのAdrian Petersen氏によると、FEBC (Far East Broadcasting
Company)の創立者Robert
Bowman氏が去る3月11日死去した。98歳であった。氏は1915年3月16日カリフォルニア州に5人兄弟の長男として生まれ、Pasadenaの
Vanguard
大学を卒業した。当初カーレーサーを目指したが、第二次大戦中に男性四重奏団の一員としてラジオ放送に出演したのを機に、ラジオ放送をキリスト教の伝道に
使うこと を思い立ち、友人のJohn
Broger氏とともに極東に伝道ラジオ局を設立することにした。当初当時南京にあったXLAW局から伝道放送を流す計画であったが、中国での活動は困難
を極めたため、活動
拠点をフィリピンに移し、1945年にFEBCを設立し、1948年にKZASのコールで680kHz、1kWで放送を開始した。この当初の局は現在まで
続いており、現在はコールDZAS、702kHz、50kWで放送している。1949年には最初の10kW短波送信機を設置し、DZH6の
コールで短波放送を開始 した。その後フィリピンから強力な短波放送を行う一方、国内のAM、FM放送網を充実して行き、1960年にはSan
FranciscoのKGEI局をGE社から取得して米国本土にも拠点を作った。その後アジア地域での多数の言語による伝道放送の充実に努めた。 (DXLD
1415)
1950年代のDZAS局の短波送信機の前で 左がRobert Brown氏(FEBCのHPより)
◎ロシア 国内での米国BBGによる放送を禁止
ドイツのHansjoerg Biener氏が米国BBGより得た情報によると、ロシア情報省のDmitry
Kiselev長官は3月21日声明を発表し、「4月以後米国BBGがロシア国内で放送を行うことを一切許さない」とした。これによりモスクワ市内で行わ
れていた
中波810kHzのVOAロシア語・英語放送は中止された。米国政府はこれに反発し、「言論の自由に対する挑戦だ、ロシアのリスナーにはインターネット・
携帯電話・衛星放送で引き続き情報を提供する」と発表した。米露関係が好調であった2005年迄はVOAの他RFE/RLの放送もロシア全土
のラジオ・TV局で
中継放送されていた。しかし2006年以降ロシア政府はVOAやRFE/RLを中継する放送局の免許更新を拒否するようになり、中継する局数は減少の一途
となっ た。 2012年にはRFE/RLの中継がロシアから一掃された。Voice of
Russiaがデジタルメディア化されたと同様にVOAやRFE/RLも既に軸足をデジタルメディアや衛星放送に移しており、デジタルメディアによる聴取
者は増加しつつあ るので、今回の措置による影響は軽微であるとしている。(DXLD 1415)
738kHzでモスクワ市内中継を行っているWRNも禁止対象になると思われるが、4月8日現在NHKの中継等が継続されている。 (DXLD 1415)
◎ロシアの技術系学生局続報 〜ロシア残存短波局
カナダのSheldon Harvey氏によると、カナダ東部のDXerは25900kHzでかなり強力なロシア学生局Radio Magic
Eyeの信号を4月4日(金9の21:45頃受信できた。多分カナダ東部でこの局が受信されたのは初めてであろう。内容は英語のレッスン。同日英
国のRuss Cummings氏は22:30頃、同じく英国のJohn Hoad氏は23:10頃、米国のGlenn
Hauser氏は24:00過ぎに受信できた。イタリアのFabrizio Magrone氏によればモスクワ通信情報技術大学(MTUCI:Moscow
Techinical University of Communications and
Informatics)の学生が運営するこの局は25900kHz(400W)で現地時間毎週金曜日の午後のみに放送している。アンテナは5/8
verticalである。連絡先は115326, Russia, Moscow, Pyatnitskaya str., 25, b.
1、E-mailはarb @ radiostation.ruである。イタリアのRoberto
Pavanello氏によると、受信報告に対して同局のSerge Komarov氏よりQSLカードが送られてくる。(DXLD
1415) QTHはVoice of Russiaのすぐ近くですね!
Magic Eyeはこんなもの 1950年代のラジオ技術者ならばすぐ分かる 真空管は6E5が代表的
◎DSWCIより「Domestic Broadcasting Survey」発行
DSWCI(Danish Shortwave Club International)より今年も「Domestic
Broadcasting
Survey」(第17版)が発行された。例年通り3つの部分に分かれており、第1部は2300-5700kHz間で実際に受信できたすべての局(秘密局
を含む)をリスト した「Tropical Bands
Survey」(第42版)、第2部は5700kHz以上の国内向局リスト、第3部は2-30MHzで過去5年間使用されていないが復活する可能性のある
国内向局のリス
ト、である。国内向短波局は減少の一途であるため第17版はボリュームは少なくなってしまった(A4版24ページ)。そのためDSWCIでは価格を若干値
下げした。価格は pdfによるオンライン版がUS$6またはIRC2枚、冊子版が航空送料ともでUS$12またがIRC4枚である。注文は DSWCI,
c/o Bent Nielsen, Egekrogen 14, DK 3500 Vaerloese, DENMARKに。(DSWCI)
オンライン版はIBS Japanでも取り扱うことになる筈です。
◎Brother Stair TOMがPalau送信を中止
宗教局Brother Stair
TOMは4月12日以降Palauからの送信(英語放送1日累計13時間)をすべてキャンセルした。このことについてwebページでは何も触れていない。
(ブルガリア Ivo Ivanov氏)
◎イラン向秘密局Radio Ranginkaman
イラン向秘密局Radio Ranginkaman(Radio Rainbow)のA14スケジュールは以下の通りである。
火・土曜 01:00-01:30 7575 Grigolipol 100kW 100度 9月27日まで
火・土曜 02:00-02:30 7575 Grigolipol 100kW 100度 9月30日まで
(ブルガリア Ivo Ivanov氏)
◎SOHがRFA中国語放送を中継
台湾送信のSOH(Sound of Hope:希望之聲廣播電台)非公式放送を中継している一部の送信機が米国RFA(Radio Free
Asia)の中国語放送を中継している。初めて確認できたのは4月5日だったが、その後も受信できており誤送信ではなく意図的にRFAの中継を開
始したものと思われる。ま
だスケジュールの完全な把握は出来ていないがRFAの短波放送が出ていない時間帯の16:00−24:00に中継を行っている模様。4月14日の
17:00-20:00にモニターしたところ、18870, 18430, 17300, 16750, 16450, 16300, 14980,
14920, 12910, 12190,
11580kHzで受信できた。非公式放送に関して以前SOH本局に問い合わせたところ「直接関係は無く、台湾のSOHシンパが行っている放送と思われ
る」との回答であっ
た。台湾では非合法FM局が多く放送を行っているが、これだけ多くの短波送信機を稼働できるのは民間団体ではなく反共の軍ないしは諜報機関が関係している
ものと思
われる。台湾からの乱数放送「星星広播電台」と同じ周波数で放送したりする点からも軍の関係が推察できる。海外情報では桃園国際空港に隣接する台湾空軍桃
園基地 (第5大隊)に送信所があると言われているが未確認である。(NDXC 長谷川清一氏)
台湾からのSOH送信機中継のRFA中国語放送を4月19日からIBB-RMS(International Broadcasting
Bureau-Radio Monitoring
Service)により北京、上海、香港で常時モニターするようになった。モニターリストの局名は全てSOHで送信所は「秘密」となっているが実際には
RFA中国語放送が中継されている周波数のみをモニターしている。このことからIBBと何らかの提携が出来ている模様である。(NDXC 長谷川清一氏)
NDXCの長谷川清一氏によると、4月17日にモニターされたSOH中継のRFAは以下の通りであった。
11580 08:30-23:00 12190 09:00-23:00 12910 08:30-23:20
14920 09:00-23:00 14980 09:00-23:00 15340 09:00-23:00
16300 09:00-22:00 16450 09:00-22:00 16750 09:00-23:00
17300 09:00-22:30 18430 09:00-22:30 18870 09:00-23:00 (DXLD
1417)
◎Radio Free Asiaより53枚目のQSL発行
Radio Free Asiaは「アジアの楽器シリーズ」としてベトナムの伝統的弦楽器ダントラン(dàn
tranh)を描いたQSLカードを発行する。これはRFAとして53枚目のQSLカードデザインとなるもので、2014年4月1日〜6月30日の間の受
信報告に対して発行される。(RFA A.J.Janitschek氏) 漢字で書けば「彈箏」です。何となくイメージがつかめますね。
◎アルジェリアの長波放送一時休止
ドイツのGuenter Lorenz氏によると、アルジェリアのTipazaより出ている252kHzの「RTA
Chaine3」の放送が3月17日で休止された。英国のMike
Barraclough氏によると、RTAはTipazaを含むアルジェリア全土の送信所の施設を入れ替える予定にしている。既にドイツの
Transradio Berlin Germanyより1500kWの長波送信機、600kW中波送信機、Ampegon Schifferstadt
Germanyよりアンテナを購入することになっている。新型送信機はAMの他DRM放送にも対応可能である。Tipaza送信所からは252kHzで昼
間は 1500kW、夜間は750kWでフランスTDAのフランス語番組を放送していた。新型長波送信機は7月に導入されることになっている。(WWDXC
TP 1158)
◎中国の送信所にはAlliss形式のアンテナを配置
スウェーデンのOlle
Alm氏によると、中国の国家新聞出版広電総局(SARFT)は2003年にAlliss形式の回転アンテナ計13基を発注した。内3基は内蒙古の齊齊哈
爾送信所に、2基
は浙江省の金華送信所に配置されていることが確認されている。また3基は新疆ウイグル自治区の喀什送信所に設置された。齊齊哈爾送信所への導入は2003 年
で、 Thales-Thomcast社製が設置されている。金華送信所にはAEG
Telefunken社製に似た中国国産のアンテナが設置されている。喀什送信所に設置されたのも中国製類似品で、その時期は2009-2012年であっ
た。(WWDXC TP 1158) 残り5基は?
◎BBC日本語放送アナウンサーの伝記を出版
長野県出身で、BBC日本語部に記者・アナウンサーとして勤務した石田達夫氏(1916-2001)の伝記が「ある奇人の生涯」(本田成親 著)
として出版された (木耳社、税別\3,800
)。同氏は1949年より5年間BBCに勤務し、1943年の日本語放送開始時のエピソードをはじめ、レゲット部長や日本語部員のこと、在任時の日本語放
送の内容が詳しく記載されている。詳しくはhttp://www.mokujisha.co.jp/book/b128045.html参照
のこと、本書の元となった著者 のエッセーはhttp:
//www.nansei-shuppan.com/wp/category/honda/mathematics/kijin/に掲載されている。(東
京都 平原哲也 氏)
◎HCJBふるさと訪問2014
HCJB日本語放送の尾崎一夫師は来る5月17日〜6月27日の来日し、「HCJBふるさと訪問2014」として各地のリスナーと交流す る。ス
ケジュールは次の通りである。
中四国(岡山) 5月24日(土) 13:00-17:00 岡山市福祉交流プラザ三友(岡山市北区岩井2-4-1) 会費 300円 連絡先
hcjb2014 @ gmail.com 植村昭男
琵琶湖(長浜) 5月25日(日) 11:30開始
関東(東京) 6月1日(日) 13:00-15:30 新宿淀橋教会(新宿区百人町1-17-8) 会費無料
東北(仙台) 6月14日(土) 11:30-15:00 寿司勝(仙台市青葉区中央4-2-30) 会費
1,500円(昼食代込) 申込は6月10日までにakiba63 @ ybb.ne.jp 秋葉浩之(幹事)
那須 6月15日(日) 13:00-15:00 那須高原ハウスオブレスト(栃木県那須郡那須町高久乙586-889) 会費
3.000円 申込は5月18日までにhcjbnasu @ gmail.com
HCJB-Australiaの幹部も参加 詳細はhttp://japanese.hcjb.org/SW_Schedule
/20140615_HCJB_NASU.pdf参照
神奈川(横須賀) 6月22日(日) 久里浜福音教会(横須賀市久里浜3-13-5) 会費無料
(JSWC 岩沙一彦氏)
◎「HCJB仙台リスナーの集い」6月14日に開催
HCJB日本語放送の尾崎一夫師が「ふるさと訪問」で来日するのを機に仙台にてリスナーの集いが以下のように開催される。
日時: 6月14日(土)11:30-15:00
場所: 寿司勝(すしかつ) ?022-222-7225 仙台市青葉区中央4丁目2−30 (仙台駅西口 イービーンズ裏側のローソンの2軒西隣)
会費: 1,500円(昼食代含む)
昼食の準備のため参加予約が必要である。参加希望者は6月10日(火)までにE-mail(akiba63 @
ybb.ne.jp)にて幹事のJSWC秋葉浩之氏宛に申し込む。
(JSWC 白石晋一氏)
◎米空軍HAARPより撤退
米国のDaveAlpert氏によると米空軍はアラスカ州Gakona郊外に研究施設や送信所があるHAARP(高周波活性オーロラプログ ラム:High
Frequency Active Auroral Research
Project)より手を引く(予算を支出しない)ことにした。空軍の分の運用予算(年間約500万ドル)を引継ぐ先が見つからない場合は今年6月より送
信所の運用が困難 になる見込みである。これを回避するために今年2月米国科学技術政策局(White House Office of Science
and Technology
Policy)で対策会議が行われたが結論は出ていない。HAARPの送信所は50年前より開始され、電離層の高度利用を目指してGakona郊外の30
エーカーの敷地に
180基の送信用アンテナや電力供給のための発電所を集中設置して実施されてきた。2007年には最大出力を電離層に向けて発射するに至ったが、総額2億
9千万ド
ルを投じて設置された送信所の費用対効果を疑問視する声や電離層が暖められて災害の原因になるとの声も上がっていた。米空軍は5月中までは電波発射実験を
継続する
としている。これに対して電離層研究の上で重要な施設であり、日本、ロシア、スウェーデン等に費用を負担させて継続すべきとの解決案も模索されている。
(DXLD
1416) HAARPには他に米海軍、米国国防高等研究計画局、アラスカ大学が参加しています。軍事的色彩が強いとされていますが、短波の利用が少なく
なったために電離層研究にカネを割く必要もなくなったのでしょう。
◎CFRX局また送信停止に
カナダのGary Vance氏によると、同国の民間短波局CFRX(6070kHz)は4月8日以降送信を停止している。同局の
website(http://cfrx.webs.com) によれば電波が出ていないことに気づき、原因を探索中とのことである。(DXLD 1416)
◎中国海南島には3つの大規模送信所
スウェーデンのOlle
Alm氏によると、中国海南島には3つの大規模な送信所があることが衛星写真から分かる。島の北西部北緯18度54分14秒8、東経108度39分38秒
7にあるのが有名
な東方送信所で12基のカーテンアンテナが目視できる。島の南西部北緯18度54分24秒6、東経108度39分39秒6には6基のアンテナマストと中波 用
大型ア
レーアンテナ(603/684kHz用)を備えた第二の送信所がある。更に北緯18度52分20秒5、東経108度40分49秒2には23基のアンテナマ
ストを備えた大規模送信所が存在し、これはジャミング専用送信所である。中国製の最近の短波カーテンアンテナ用マストは2基の平行したマスト
とそれを結合するX字 型の支え で判別できる。(DXLD 1416)
◎台風でDYBR局は壊滅状態
昨秋フィリピンを襲った台風ヨランダ(日本では30号)で最も被害の大きかった被災地タクロバンへ入ったところ、空港は全て窓が壊れ、電気
もなく、半年を経た今 もなお、破壊の爪痕が生々しく残っていた。空港からほど近い海沿いに面した場所に中波局DYBR局(Philipipines
Collective Media
Corporation、711kHz、5kW)が変わり果てた姿を晒していた。局舎は破壊され、発電機も壊れたままで、送信アンテナが一部折れ曲がって
いた。同局の経営者Danny
Requez氏によれば、台風接近時はオンエア中であったが、ニュースルームも全て破壊され、放送再開の目処は全く経っていないとのことで、東日本大震災
直後の被災地と同様の光景であった。(フィリピン 紺野 敦氏)
廃墟と化したDYBR局
◎RFA・VOAチベット語放送が日替わり周波数送信開始
Radio Free Asia及びVoice of
Americaのチベット語放送は4月23日から日替わり周波数送信となっている。周波数は以下の通り。日曜日から土曜日までの順。
Radio Free Asia
10:00-11:00 17700-17685-17685-17685-17635-17685-17665 Tinian 250kW 295度
11:00-12:00 21620-21550-21550-21550-21585-21595-21610 Tinian 250kW 295度
15:00-16:00 17700-17635-17700-17635-17700-17635-17700 Tinian 250kW 295度
19:00-20:00 21455-21525-21525-18950-18960-21475-21465 Tinian 250kW
295度
20:00-21:00 19010-18930-18940-18950-18960-18980-18990 Kuwait 250kW 78度
21:00-22:00 18930-18940-18950-18960-18980-18990-19000 Kuwait 250kW
78度
22:00-23:00 19010-18930-18940-18950-18960-18980-18990 Kuwait 250kW
78度
00:00-01:00 13735-13735-13615-13735-13615-13735-13615 Tinian 250kW
295度
07:00-08:00 12045-12125-12125-12125-11965-11995-12035 Kuwait 250kW
80度
Voice of America
12:00-13:00 21660-21600-21610-21620-21630-21640-21650 Tinang 250kW 315度
13:00-14:00 21600-21610-21620-21630-21640-21650-21660 Tinang 250kW
315度
14:00-15:00 21610-21620-21630-21640-21650-21660-21600 Tinang 250kW
315度
23:00-24:00 17515-17485-17515-17485-17515-17485-17515 Udon Thani
250kW 321度
01:00-02:00 15505-15505-15495-15505-15495-15505-15495 Biblis 100kW 85度
(ブルガリア Ivo Ivanov氏)(NDXC 長谷川清一氏)
◎ベラルシの国内向放送短波中継
ベラルシから行われている国内向第一放送(Radio Stalitza及びRadio
Grodnoの中継を含む)の短波中継はA14スケジュールでは以下のように行われている。送信所はMinskで、何れもベラルシ(白ロシア)語。
13:00-16:00 11930 125kW 75度 欧州東部向
00:00-02:00 7255 125kW 72度 欧州東部向
00:00-06:00 6080 100kW 27度 中近東向
(RusDX via WWDXC TP 1159)
◎チャドの6165kHz聞こえず
南アフリカのBill
Bingham氏によると、チャドのONRTVの短波放送6165kHz(250kW)がこのところ全く入感していない。ドイツのWolfgang
Bueschel氏によれば最後に受信されたのは2013年10月6日である。(WWDXC TP
1159) この局は国営の中央放送局なのに840kHz(20kW)の中波も出ておらず、残るは100WのFM波のみとなりました。
◎旧RNACariari送信所の後利用に光明か?
ウルグアイのHoracio
Nigro氏によれば、短波放送を廃止して宙に浮いているコスタリカの旧RNACariari送信所の将来について若干の光明が見えてきた。この程選出さ
れたLuis Guillermo
Solis新大統領がコスタリカ国営放送SINART(予算は先細る一方で力はないが)に対して同送信所の将来について検討するように命じたからである。
Cariari送
信所は米州地域全体をカバーする能力を有している。中米本土にはコスタリカを含めて外国向短波放送が存在市内状態であるため、古い文化を豊富に持つ同国の
情報を近 隣諸国に短波で提供する事には一定の意義があると見られている。コスタリカ政府はスペイン政府と協議して結論を出すとしている。コスタリカでは
Alanjuela 送信所をかってAWRが中南米向送信拠点としていたという実績もある。(WWDXC TP 1159)
◎唯一残ったロシア国営短波局
ブルガリアのRumen
Pankov氏によれば、ロシアでは1月初旬の短波放送廃止以降、国営の短波放送施設からの送信で残っているのは南部で黒海に近いAdygey共和国の
Radio Maykopのみとなった模様である。同局は現在もKrasnodar Armavir
Tbilliskaya送信所より7325kHzにて毎週土曜日の02:00-03:00にAdygey語、月曜日の03:00-04:00に
Adygey語、火曜日の
02:00-03:00にAdygey語・アラビア語・トルコ語(一部はクルド語)の放送を行っている。4月中旬に実際に放送しているのを確認した。
(WWDXC TP 1159)
◎BBCウズベク語インターネット放送ブロックされる
ドイツのHansjoerg
Biener氏によると、BBCウズベク語放送は現在インターネットと短波で放送されているが、ウズベキスタン国内では昨年11月よりwebサイトがブ
ロックされて、イン ターネット放送が聴取不可能となっている。これについてBBC World
Serviceではウズベキスタン政府に抗議を行った。米国のGlenn
Hauser氏によれば同局の短波によるウズベク語放送は中国よりジャミングを受けている。多分同国が中国に依頼しているのであろう。(WWDXC TP
1159) ウズベキスタンはTashkent送信所からは西側の放送局の番組を中継していますが自国向は駄目ということらしいです。こうなると周波数を
変化させることでジャミングを回避可能な短波放送の方に分があります。
◎Radio Free Sarawak周波数変更
マレイシア向秘密局Radio Free
Sarawakは4月28日より周波数を変更した。20:00-21:30に新周波数15460kHz(フィリピンPalauig送信所、250kW、
280度)でイバン語放送が出る。なお15410、15420、15430、15490kHzを使用する場合もある。(DX MIX NEWS #850)
◎VOA Radiogramの最新スケジュール
英国のMike Terry氏によればVOA Radiogramの最新スケジュールは以下の通り。送信所はGreenville。
土曜日 18:30-19:00 5745
日曜日 01:00-01:30 17860
日曜日 11:30-12:00 5745
月曜日 04:30-05:00 15670
(DXLD 1417)
◎JVUDXCより「TV-FM受信ガイド」を無料配布
JVUDXC(Japan V-UHF DXers Circle)では毎年、前年の受信結果をまとめた「TV-FM
受信ガイド」シリーズを発行している。現在冊子版の発行を一時休止しているが、情報を途切れさせず継続するために受信編をPDFファイルで会員以外へも広
く無償配布している。今年も「TV-FM 受信ガイド 2014 PDF版
受信編」として下記のURLよりダウンロードできる。ダウンロードにはパスワードがある。パスワードはサークル名称の略称6文字を半角小文字で入力する。
http://firestorage.jp/download/a9b5dc581b2527aa2592be7836936cb4a7d9d8ac
(JVUDXC事務局)
出典の略称
DXLD: DX Listening Digest
DXLDyg: DX Listening Digest Yahoo Group
WWDXC TP: World Wide DX Club Topnews
DSWCI DXW: Danish Shortwave Club International DX Window
HCDX: Hard-Core-DX
JSWC: Japan Shortwave Club
NDXC: Nagoya DXers' Circle
ABU: Asia-Pacific Broadcasting Union
WRTH: World Radio TV Handbook
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