月刊短波2023年11 月号(第3版)
編集 赤林隆仁  時間  JST
◎大湾区之声B23短波放送スケジュール 2版新規
 
「B23季中央人民広播電台短波広播頻率時間表」(https://mp.weixin.qq.com/s/W9Lb9aLmHxQflW1cor8HUA)によると、中国CNRの香港・マカオ地域向「大湾区之声」(CNR7) 短波放送B23スケジュールは以下の通りである。
 05:55-09:00 7345 HUH
    05:55-10:00 9745 KAS
    09:00-20:00 15550 HUH
    10:00-03:05 13770 KAS
    20:00-03:05 7345 HUH
 ---------------------------------
   送信所 HUH 呼和浩特(フフホト) 100kW 176°
       KAS 喀什(カシュガル) 450kW 106°
---------------------------------
FM/中波放送 05:55-03:05
中山五桂山 101.2MHz 広州越秀山 98.0MHz 仏山TV塔 93.2MHz 珠海石景山公園 105.4MHz(マカオ向) 香港RTHK歌賦山 102.8MHz (香港向)
珠海 広東909送信所 1215kHz 50kW(香港・マカオ向)
(赤林)

◎CRI南海之声中国語放送B23スケジュール 2版新規
 
中国国際広播電台(CRI)の「B23 CRI漢語及方言節目短波広播頻率時間表」(https://mp.weixin.qq.com/s/MoYgEwANDewdtWTTEKH1kA)によれば、南シナ海向「南海之声」の中国語短波放送のB23スケジュールは以下の通り。送信所は南寧である。
 18:00-19:00 9880 (100kW 142°) 11895(100kW 200°)
    A23スケジュールと同じで、今後固定周波数として使われる可能性もある。原記事はhttps://cahcn.github.io/posts/2023-10-31-cri-voice-of-the-south-china-sea.htmlを参照のこと。
(Cahcn自留地 10/31)他の言語の放送は?

◎Tropical Bands Monitorの11月版発行 2版新規
 
DSWCIのTropical Bands Monitorの11月版が発行されている。http://www.dswci.org/tbmonitor/2023.pdf。(WORIG 11/6)

◎サイクル25のピークは来年 ~NOAAが予測
 
英国のMike Terry氏がWeather Nationの報道として伝えたところによると、米国海洋大気庁(NOAA:National Oceanic and Atmospheric Administration)の宇宙天気予報センターは、サイクル25の予測を修正し、「太陽活動は以前予測されたよりも急速に推移しており、予測より高いレベルでピークに達する」と発表した。サイクル25のピークは2024年1月から10月の間で、その時の黒点数は137-173個と予想されている。2019年に発表された当初の予測では、2025年7月に115個の黒点でピークを迎えるとされていた。過去100年の観測史上、黒点の平均数は179個であるので、サイクル25は平均よりは弱くなるとされている。黒点は、宇宙飛行や航空会社への放射線の脅威を与えるとともに、電力網、GPS信号、人工衛星を妨害する可能性がある。NOAAによれば、些細な太陽黒点数の増加でも、大きな影響を及ぼすことがある。スペースX社のスターリンク衛星は2022年2月上旬にフロリダ州ケープカナベラルからの打ち上げが成功したものの、小規模な地磁気嵐により、49基のうち38基が予定された起動に乗らず最終的に失敗した。サイクル25のピークは、2024年4月8日にアメリカで起こる皆既日食と同時期に起こると予測されるため、天文ファンにとってはより印象的なコロナ(日食の時だけ見える太陽の外側の大気)が見られる可能性がある。元情報はhttps://www.weathernationtv.com/news/solar-cycle-25-expected-to-peak-sooner-than-predicted。(WORIG 10/30)

◎HFCCよりB23スケジュール公開
 
米国のStephen Luce氏によると、HFCCのB23スケジュールが公開された。http://hfcc.org/data/b23/よりダウンロードできる。(WORIG 10/15)
同氏によれば、BBC World Serviceのスケジュールは予算削減にも拘わらず維持されている。また最も高い周波数としてWoofferton送信所より25900kHz 01:00-03:00 アフリカ中部向がリストされている。(WWDXC TP 1558)

◎ペルーのRadio Sur Andinaが復活
 
コロンビアのRafael Rodríguez氏によると、QRTしていたペルーのRadio Sur Andina(在Sicuani)が4930.6kHzで復活しているようである。2023年10月7日の09:00にs/offするのが受信できた。10月初めからそれらしき信号が受信できていた。同局のURL http://www.radiosurandiana.comは閉鎖されたままだが、facebook上にRadio TV PitumarcaによるRadio Sur Andinaに関するメッセージがあり、そこに掲載されているロゴにRadio TV Pitumarca第11チャンネル「OCT 4930」と記載されている。(WORIG 10/8 )
 ペルーのCésar Pérez Dioses氏によれば、Radio TV Pitumarcaもクスコ州Sicuaniにあり、オーナーはRadio Sur Andinaと同じで、姉妹局の関係にある。Chimboteで受信したところ、IDは「Radio Pitumarca - La Voz del Pueblo」(人民の声)と出ており、放送開始時間は18:30と言っている。(WORIG 10/9)

    

◎Aoki List B23発表
 
インドのAlokesh Gupta氏によると、B23のAoki Listが公開された。URLはhttps://www1.s2.starcat.ne.jp/ndxc/。
 ZIP圧縮形式のダウンロード http://www1.s2.starcat.ne.jp/ndxc/pc/si/nx/ncb23.zip
 Perseus用textファイル形式 http://www1.s2.starcat.ne.jp/ndxc/pc/si/nx/userlist1.txt
(WORIG 10/30)

◎World Radio TV Handbook 2024年版直販価格発表される
 
World Radio TV Handbook(WRTH)の発行元ドイツのRadio Data Center GmbHが12月に発行予定のWorld Radio Handbook 2024年版の予定直販価格を発表した。同社のwebサイトよりこの価格で直販の予約ができる。すべて航空送料込みの価格である。
    ①WRTH2024+WRTH2023のセット $79.90
     ②WRTH2024+Webアプリケーション使用権 $59.90
    ③WRTH2024のみ $49.90
 直販の申込はhttp://shop.radiodatacenter.com/rdc-shop/へ。
(赤林)今後発表されるJSWC(日本短波クラブ)扱いの価格の方が若干安くなると思われます。

◎VLF局リスト公表

 オーストリアのTom Kamp氏によれば、Lionel LoudetのVLF局リストがhttps://sidstation.loudet.org/stations-list-en.xhtmlで公開されている。大半は潜水艦通信用や24時間の時報局である。(Shortwave Bulletin 10/1 via WORIG 10/1) 16.3-81kHz間の局が網羅されています。周波数はHzで記載されています。

◎Radio Nacional Arcángel San Gabriel現況では300W
 スペインのManuel Méndez氏によると、南極Esperanza基地のRadio Nacional Arcángel San Gabrielの現況出力は300Wである。2023年いっぱいこの出力で放送する。10kWの新送信機が運用可能になるのは2024年になってからである。局関係者からの情報で判明した。(WORIG 10/1)

◎「DX India」22周年を迎える
 インドのDXサイト「DX India」の設立・運営者のJose Jacob氏によると、同サイトは2023年10月1日で設立22周年を迎える。2001年の同日にYahoo group上でインドの放送に特化して開設され、途中でFacebookも加えられた。Yahoo groupが廃止された後はio group上で継続されている。またURLはhttp://www.qsl.net/vu2josで、インド局の様々な情報を提供している。AIRが国内向短波放送をほぼ停止してしまった今日は中波・FM中心となっているが、世界中に約1,200人の利用者がいる。(WORIG 9/30)
 
◎Komsomolsk-na-Amur送信所の中波・長波用アンテナ解体
 ロシアKomsomolsk-na-Amur送信所(Radio Center No.5)に設置されていた「Zarya」と呼ばれる長波・中波用の長大な水平アンテナ群がこのほど撤去解体された。(RUS-DX #1257 10/1 via WORIG 10/3)
ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、同送信所の長波・中波アンテナには次のようなものがあった。
 630kHz 500kW Zarya 162°固定 18本マスト 1.55km長 50 38 27.01 N 136 56 40.03 E 日本・グアム・テニアン向
 666kHz 150kW、927/1152kHz 50kW用 50 39 27.42 N 136 54 31.59 E
    153kHz 1200kW 257m高 50 39 18.66 N 136 55 04.67 E
短波では4610kHzの国内向の他、極東向のRadio Moscow/Voice of Russia用に多数のアンテナが使用されていた。一時マルタVoice of Mediterraneanの日本向日本語放送の中継を行っていたこともある。(WWDXC TP 1557) 短波用は極北地区へのDRM送信のためにまだ残っている筈です。 

◎Trenton Military Volmetの短波気象通報
 米国のDoug White氏によれば、同国のTrenton Military Volmetは09:31より6754kHzで気象通報を放送している。通報地はShannon、Prestwick、Keslovick 等であり、入電なしの地域も多かった。放送では東部標準夏時間が使われていた。(WORIG 10/5)

◎RAEのドイツ語担当部員退職でドイツ語放送将来不透明に
 ドイツのHansjoerg Biener博士によれば、アルゼンチンRAEのドイツ語放送担当部員を長らく勤めたRayen Braun氏が2023年10月1日付けで契約期限満了となり同局を退職することになった。彼女からの情報では、退職でRAEドイツ語放送の将来は不透明となる。RAEがフリーランスとして彼女を雇用し続ける道は残されているが、RAEからは何の通知もなく、アルゼンチン政府も無関心である。次の措置が決まるまで少なくとも数週間はドイツ語放送が出なくなることは確実である。放送はWRMIから毎週火曜日に行われているが、しばらくは再放送で対処する可能性もある。(WWDXC TP 1557) 同じ事は日本語放送でも起こると思われます。

◎Reach Beyond AustraliaからeQSL
 ロシアのIvan Zeleny氏によれば、Reach Beyond Australiaは現在eQSLを発行している。受信報告の宛先は<radio @ reachbeyond.org.au>である。(WWDXC TP 1557)

◎SM Radio Dessauの11月・12月特別短波放送
 ドイツのBernd Seiser氏によると、同国のSM Radio Dessauは来る2023年11月12日の21:00-22:00に6070kHz(Moosbrunn送信所)よりドイツ舞踊娯楽楽団(DTUO)による特別音楽番組を放送する。
 更に12月10日の21:00-22:00には6070kHz(Moosbrunn送信所)、12月17日の20:00-21:00には6095kHz(Nauen送信所)で12月の特別短波放送を実施する予定である。詳細はhttp://www.smradio-dessau.de、受信報告等は<maxberger @ smradio-dessau.de>へ。(WWDXC TP 1557)

◎SM Radio Dessauがリトアニア中波送信所から試験送信
 英国のBrDXC-UK io groupに寄せられた情報では、ドイツSM Radio Dessauは来る2023年12月2・9・16・23・30日の00:30-01:00にリトアニアViesintos送信所から1386kHz(75kW)で試験送信を行う。(WWDXC TP 1557)

◎ロシア高出力中波放送の実情
 ロシアのAnatoly Klepov氏によると、2023年10月3日現在ロシアからの高出力中波放送は次のように行われている。
 1.試験送信(平日15:00-23:00)
   RTRS Bolshakovo(Kaliningrad) 549kHz 600kW 欧州全域向
   RTRS Bolshakovo(Kaliningrad) 1143kHz 150kW 欧州全域向
      Kuban Radio Center(Armavir) 1089kHz 1200kW コーカサス向
 2.本放送
   Pridnestrovskiy RTC(Griogoripol, Moldova) 999kHz 1000kW 24H 東欧向
   Pridnestrovskiy RTC(Griogoripol, Moldova) 1413kHz 500kW 24H 東欧向
(RUS-DX #1258 via WWDXC TP 1557)

◎ロシア時報局RMWよりeQSL
 スペインのJuan Carlos Perez Montero氏によると、ロシア時報局RMW(Moscow Taldom)は現在eQSLを発行中である。受信報告の宛先は<gsvch @ vniiftri.ru>である。今後紙のQSLカードの発行も考えているとのことである。(DX Fanzie No.121) なお同局は送信所を北緯56°44′56.09″、東経37°38′20″に移転している。(WWDXC TP 1557)

◎ベイルートではRadio SputnikがBBCを「乗っ取る」
 2023年10月2日ロシア国営メディアRadio Sputnikはレバノンの首都ベイルートでアラビア語による24時間放送を開始した。周波数は同地でBBCアラビア語放送が使用していたものである。BBCは2023年1月予算カットからベイルートで1938年以来続けてきたアラビア語放送を中止し撤退した。同地のRadio Sputnik局長Dmitry Tarasov氏は「This is London」が「This is Moscow」に置き換わったとして英国に対する勝利を宣言した。同局の電波はシリアにも届くという。(RUS-DX #1258 via WORIG 10/8) BBCはベイルートでは93.6MHzで出ていました。

◎アゼルバイジャンがKarabakh地区から放送に
 Azerbaijan Television and Radio Broadcasting CJSCは、アルメニアとの戦争の結果完全にアゼルバイジャン領となったKarabakh地区から正式に放送する免許を取得した。2023年9月29日に同地区Yevlakhで行われた住民集会でアゼルバイジャン系住民から放送開始へのリクエストが強かったからとしている。その結果アゼルバイジャンで行われている7種類のラジオ放送、9種類のTV放送が現地のShusha TVや各地の放送局から放送されるようになった。これとは別に残ったアルメニア系住民への教育ラジオ放送が101.1、103.5、97.7 MHzで行われ、更にアルメニア語・ロシア語によるデジタルTV放送が674MHzで放送される。(RUS-DX #1258 via WORIG 10/8) この地区は「ナゴルノ・カラバフ地区」とも言われ、ソ連時代からキリスト教徒のアルメニア人とイスラム教徒のアゼルバイジャン人との係争があり、独自の短波放送が首都Stepanakertから行われたこともありました。
 
◎FCCが新たな短波データ局に実験局免許
 米国FCCは2023年11月1日付けで、新たな短波データ実験局WL2XFUに免許を与えることになった。同局はFarside Communicationsの経営で、ワシントン州Snohomishとイリノイ州Auroraに送信所を持ち、複数の短波周波数で計1,000kWの出力を出すことが認可される。(WORIG 10/8)

◎Estación 4940よりのメール
 スペインのManuel Méndez氏は、ベネズエラないしはコロンビアにあると見られる「Estación 4940」よりメールを受け取った。それによると、同局への電力供給が不安定であり、現在現地時間の昼間に数時間しか放送出来ない状態である。インターネットの繋がりも悪く受信報告が来ているのか判断できない。10月中旬はしばらくオフエアーせざるを得ないとのことである。同時に同局の送信機の写真も送られてきた。(WORIG 10/9)

同局の短波送信機(TRJ900型と読める)


◎英国Woofferton送信所開設80周年
 英国のMike Terry氏が「Ludlow Advertiser」10/9付の報道として伝えたところによると、同国Woofferton送信所は2023年10月17日で開設80周年を迎える。これを記念した特別イベントが開催され、Wooffertonの市長・副市長が出席する。同送信所は第二次世界大戦中にBBCが短波放送の送信機を増設するために建設したもので、1943年10月17日に50kWのRCA社製送信機6基で運用を開始した。長年にわたり機器が更新され、現在はDRM対応のデジタルラジオ番組も放送できるようになっている。ターゲットは欧州、アジア、北アフリカ、中央アフリカ、中東、南米など世界各地で、BBC World Sericeや、DW、VOA、VOVなどの国際放送局が使用している他、衛星通信やモニタリングにも利用されている。国内向にはBBC-Hereford及びWorcesterの300W送信機と、Ludlowの商業放送局Sunshine Radioの1KW VHF FM送信機も設置運用されている。(WORIG 10/9)

◎Denmark Radioの長波放送気象通報を廃止
 英国のMike Terry氏がhttps://mediumwave.info/の情報として伝えたところによれば、デンマークKalundborg送信所より243kHzで行われているDenmark Radioの長波放送は、既報の如く2023年12月31日で廃止されるが、13:35-14:05、16:00-17:00、19:45-20:15、01:45-02:20に行われている送信の内、気象通報(16:45、19:45、01:45)を2023年11月1日以降廃止することになった。(WORIG 10/11)

◎ペルーで聞こえた国内短波局
 2023年9月にペルー旅行に行った際にXHDATA-D808受信機とDegen 31MSアクティブループアンテナで受信できたペルー国内の短波局は以下の通りであった。
 Machu Pichuで聞こえた局;Radio Quillabamba 5025kHz、Radio Tarma 4775kHz、Radio Cultural Amauta 4955kHz
 Limaで聞こえた局;上記の他にRadio Senda Cristiana 4820kHz、Radio Logos 4810kHz (Radio Quillabamba及びRadio TarmaはMachu Pichuよりも強かった)
(東京都 井出紀彦氏)

◎ITUのB23スケジュール公開
 インドのJose Jacob氏によると、ITU(国際電気通信連合)による短波放送のB23スケジュールが公開されている。 https://www.itu.int/en/ITU-R/terrestrial/broadcast/HFBC/Pages/Schedule.aspx。(WORIG 10/13)
ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、HFCCは民間団体でメンバーには民間宗教放送局などが入っており、主目的は放送局相互の混信の回避である。キューバのような社会主義国は民間団体のメンバーになるのを好まずRadio Habana CubaはHFCCにスケジュールを登録していない。しかしITUのような公的国際組織には加盟しているためにITUはスケジュールを登録している。(HCDX 10/13) 以上のように、HFCCのものとは異なります。テキスト版が簡単に入手できます。

◎ブラジルのRadio Cultura Araraquara短波試験送信 ~臨時一時送信 2版追加
 Paul Flanagan氏がイタリア「DX FANZINE」の情報として伝えたところによると、ブラジルのRadio Cultura Araraquara(サンパウロ州Araraquara)は、2023年10月15日の06:00-11:00に3365kHzで、短波伝搬試験を行うと発表した。しばらく使用していない短波送信機が稼働するかどうかを試す目的のようである。(WORIG 10/14)
 イタリアの「DX FANZINE」によると、Radio Cultural Araquaraが3365kHzで2023年10月15日の06:00-11:00に送信を一時再開した。これは当日に同地域で日食が起こったための臨時実験放送であるとされている。DXerからの受信報告はあまりなかった模様。(BDXC Communication Nov via WORIG 11/6)


◎欧州短波海賊局web新設
 スペインAERの会誌「El Dial」によると、欧州短波海賊局の情報を扱った新サイト「SW Pirates from Europe」が新設された。https://ukdxer.wixsite.com/my-vxw-site-di06oi。
(WORIG 10/16)

◎Adventist World Radioが郵送の受信報告に紙のQSLカードを発行
 Adventist World Radio(AWR)のAdrian Peterson氏によると、同局は世界中の短波リスナーに郵送による紙のQSLカードを特別に発行する。対象は正式スケジュールに掲載されている同局の如何なる放送(短波、中波、FM)でも良い。受信報告を必ず郵送で、Dr. Adrian M. Peterson, International Relations, Adventist World Radio, 2768 Morgan Trail, Martinsville, IN 46151, USAに送付する。その際に返信料を同封して欲しい、但し米国ではIRCは使えない。E-mail等その他の手段では送らないで欲しい。現在AWRにストックされている過去の200種類以上のQSLカードの中からQSLカードが郵送されることになる。到着の〆切は2023年12月31日である。(WORIG 10/18)

◎Don Moore氏による海事放送のリスト公開
 米国のGlenn Hauser氏によると、同国のDon Moore氏編集の海事放送(Marine Broadcast)のリストが公開されている。
 時間別リスト https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Uju43a0ftROV5Dt56IgY7CMwAecDaa6TVLs7iHaHj6I/edit#gid=943273409
 周波数順短波リスト https://www.dxinfocentre.com/marineinfo.htm
 周波数順中波リスト https://www.dxinfocentre.com/mb.htm
(WWDXC TP 10/18)

◎Teak Publishing社長Larry Van Horn氏死去
 Teak Publishing社によると、同社の創立者の一人で現在社長であるLarry Van Horn氏が病気のために10月9日に死去した。そのため同社は喪が明けるまで活動を一時停止する。(WORIG 10/19)
同氏はテキサス州San Antonioの出身で、1964年に父親からHallicrafters S-120短波受信機(真空管式)を買って貰ったことを契機に短波リスニングを始めた。1971年には米国海軍に入隊し、1993年に上級下士官として除隊するまで戦艦や航空隊で勤務した。この間1973年にはアマチュア無線資格をとり、その後更にExtra Classの資格を取得し、ハワイのPearl Harborを拠点に盛んに無線活動を行った、その中には軍用無線のモニタリングも入っていた。除隊後は無線の経験を生かしてノースカロライナ州BrasstownにあったGrove Enterprisesに就職し、Monitoring Times誌の編集・執筆を同誌が2013年12月に廃刊するまで30年以上続けた。Monitoring Times誌では多くのBCL機器や業務局・軍用無線についての記事を自ら執筆した。またBCLに関する単行本も9冊著述している。Grove Enterprises社が解散した後は、同じくBrasstownで後継会社Teak Publishingを立ち上げ、妻のGayle Van Horn氏と共同で経営に当たり、オンライン出版物(Global Radio Guide、The Milcom Files、International Call Sign Handbookなど)を発行していた。子息のLoyd Van Horn氏も無線界に関係している。(Teak Publishing) 年齢は明らかにされていませんが、同じ時期にBCLを行っていた人物がまた一人世を去り、寂しい限りです。

シャックに向うありし日のLarry Van Horn氏(Teak Publishing社HPより)


◎DWがアンドロイド用アプリ「News Media Scan」を提供
 世界の多くの地域でインターネット検閲が実施されており、ニュースや情報への自由なアクセスが難しくなっている。Deutsche Welle(DW)はOpen Observatory of Network Interference (OONI) と共同で、インターネット検閲が行われているかを検知するソフトウェア「News Media Scan」をアンドロイド端末向けに無償提供する。滞在先の国でこのアプリを使用することで、自分が閲覧しているニュースメディア等のサイトが当局に検閲・監視されているかを検知することができる。(Deutsche Welle)



◎EDXC 2023年総会の報告
   英国のAlan Pennington氏の報告によれば、新型コロナで中断していた第53回目のEDXC(European DX Council)総会が4年振りに2023年9月8-9日フランス北東部の町MetzのCampanile Metz Centre Hotelで開催された。参加者は19名(ドイツ 5 英国 4 フィンランド 3 フランス 2 イタリア 2 オーストリア 1 ベルギー 1 デンマーク 1)であった。参加者の大半は前日の7日に到着し、翌8日午前には会場から徒歩10分の放送局「France Bleu Lorraine Nord」のスタジオを見学し、局長のGéraldine Carème氏より説明を受けた。同日午後にはドイツとの国境を越えて旧Europe1のSaarland長波送信所(2019年12月31日で183kHzの送信は終了)を見学した。送信鉄塔は2020年10月に撤去されたが、送信機・送信棟は地元のŰberheern市が12万ユーロで文化遺産として買い取り保存・公開しており、この送信所でオペレーターをしていたChristoph Switalla氏による説明を受けた。9日午前はプレゼンテーションセッションに移り、デンマークのYdun Ritz氏がDenmark Radioの長波放送243kHzの歴史について、続いてEDXC事務局のChristian Ghibaudo氏が前日見学したEurope1の歴史について講演した。最後にHarald Sűess氏が「Modern QSL Chasing (don’t give up!) 」(新時代のQSLの集め方~諦めるのは早い)つ題名で講演を行い、受信後何十年立ってもQSLカードは発行されること、メールで受信報告を送る方法などについて説明した。9日午後は「Metz’s Imperial quarter」(メスの帝国地区)を観光し、その後会場に戻り、「History of Radio Luxembourg」のビデオと「Radio For Peace International」のスライドショーを観賞した。9日の夜には恒例のEDXC晩餐会が開催されて幕を閉じた。2024年の開催場所はフィンランドRisto Vähäkainu氏によりエストニアのTartuが提案され検討することになった。元記事はhttp://bdxc.co.uk/edxc23.pdfを参照のこと。(BrDXC-UK iogr via WWDXC TP 1558)

Europe1送信所での記念写真 左から2人目がAlan Pennington氏(上記資料より)


◎World of Radioの録音がInternet Archiveに
 米国のGlenn Hauser氏によると、同氏によるDX番組「World of Radio」の録音等が古い記録を維持するサイト「Internet Archive」に登録され、閲覧できる。
 Classic Worlds of Radios https://archive.org/details/classic-wor
 World of Radio Extra 32 1999年 https://archive.org/details/classic-wor/wor+extra+32.mp3
 World of Radio Extra 73 2006年 https://archive.org/details/classic-wor/wor+extra+73+com+0609.mp3
(WORIG 10/20)

◎WRMIがKBS World Radioを中継
 カナダのHarold Sellers氏によると、韓国のKBS World Radioの英語放送が火-土曜の11:00-11:30に5800kHzにてWRMIより中継されている。World Radio Networkの一部ではなさそうである。(WORIG 10/20)

◎DWがサッカー特別放送
 ドイツのMike Bethge氏によれば、Deutche Welleはアフリカ西部向にサッカー試合の特別実況放送を以下のスケジュールで実施する。期日は11/4~11/11、11/23~12/16、1/13~3/16である。言語はハウサ語、送信所はIssoudun。23:25-01:30 15195 17840。
(WWDXC TP 1558) 

◎IARUからRegion1のモニタリングレポート公表
 国際アマチュア無線連盟IARUは2023年10月11日に「Monitoring System Region 1 Newsletter September 2023」を公表した。この地域のアマチュアバンド内で違法に送信されている各種電波の詳細を記述している。
 https://www.iaru-r1.org/wp-content/uploads/2023/05/IARUMS-R1-Newsletter-2023-09.pdf
(WWDXC TP 1558) 受信画像も掲載されています。

◎World Radio Networkが短波放送を開始 ~チェコとスロバキアが短波に復帰!
 ウクライナのAlex Miatlikov氏が、ロシアのVadim Alekseye氏からの情報として伝えたところによると、世界各局の放送衛星などで中継している英国World Radio Network(WRN)はB23シーズンよりEncompass社のDhabayya送信所よりロシア向短波放送を開始する。スケジュールは00:00-02:00 12095kHz 250kW 345°である。
 中継内容は以下の通り、すべてロシア語放送である。
 00:00 Radio Prague International、00:30 WRN独自番組(日曜のみ)、01:00 Radio Japan、01:30 Radio Slovakia International。
 Radio Prague InternationalとRadio Slovakia Internationalが久しぶりに短波で聞こえることになる。
(WORIG 10/21) ネット検閲や遮断で外部からの情報が伝わらなくなった地域に対しては短波放送が最後の伝達手段となります。

◎KTWR日本語放送B23スケジュール
 インドのAlokesh Gupta氏によると、KTWRよりB23スケジュールが発表された。それによると、日本向放送は以下のように実施される。
 日曜 21:15-21:45 9975 Bジャパン フレンドシップラジオ 日本語
 土曜 20:30-21:00 9910DRM Woman of Hope 日本語
 土曜 21:00-21:30 9910DRM Jaron Ministries 英語
(WORIG 10/23)

◎ITUからロシアFM局周波数表
 ITUから発行されているInternational Frequency Information Circular (Terrestrial Services)にはロシア国内のFM周波数表が掲載されている。https://www.itu.int/en/ITU-R/terrestrial/brific/BRIFIC/SpecialSection/GE84/GE84_331.pdf。
(RUS-DX #1260 10/22 via WORIG 10/22)

◎甘粛人民広播電台交通広播に別名称を追加 ~他の局でも実施
 2023年8月11日中国国家広播電視総局は甘粛人民広播電台交通広播の名称に甘粛省緊急広播を追加することを承認した。これに基づき2023年9月26日より、同局(FM103.5MHz)は毎正時「甘粛交通広播、甘粛緊急広播」と局名をアナウンスしている。
 このように既存の局名に「~緊急広播」を付加する動きは他の2局にも見られる。
 海南広播電視台: 海南新聞広播、海南緊急広播 FM88.6MHz
 汕頭市広播電視台(広東省): 汕頭綜合広播、汕頭緊急広播 FM107.2MHz
(Cahcn自留地 9/26) 中国では国家広播電視総局の指令で予告なしの放送廃止が相次いでいます。一方緊急広播は国家事業として設置が進められているため、既存の放送にこの名称を付加して統合することで廃止を免れようとしているようです。

2023年9月26日に行われた甘粛省緊急広播の開局式(甘粛網より)


◎山東省でAM放送3波を停止
 中国の山東広播電視台は2023年9月13日より、済寧送信所から発射されている山東経済広播(594kHz)と山東郷村広播(999kHz)を停止すると発表した。またリスナーからの報告では9月下旬現在聊城送信所からの山東郷村広播(621kHz 10kW)も停止されている。リスナーが山東経済広播に問い合わせたところ閉局ではなく15日間の機器メンテナンスのためと説明されたが、一ヶ月以上経過しても再開される気配はない。(Cahcn自留地 10/12) FM放送は残っています。経済広播は96.0MHz、郷村広播は91.9MHz。

山東経済広播は「財富Radio」のニックネームで放送している


◎鄂爾多斯広播電視台の曲藝評書広播が停止
 中国・内蒙古自治区の鄂爾多斯(オルドス)広播電視台は2023年10月23日に曲藝評書広播(97.3MHz)を停止した。TV放送では同時に中止された城市生活チャンネルの停止を予告していたが、ラジオ放送については一切の予告はなく突然の停止であった。同時にオンライン放送もミュートされ聞こえなくなった。このFM放送は2009年8月18日に「鄂爾多斯広播綜藝広播快楽973」という名称で開始され、2017年4月12日より「曲藝評書広播」となった。(Cahcn自留地 10/23)



◎貴州都市広播が放送停止

 貴州広播電視台の貴州都市広播(FM106.2MHz)が2023年10月24日放送を停止した。この放送は1998年に貴州人民広播電台・貴州健康広播の名称で開始され、2005年7月に貴州都市広播となった。また貴州人民広播電台は2011年11月に貴州電視台と統合されて貴州広播電視台となった。2012年8月からは一時貴州都市汽車音楽広播と称していたこともある。なお貴州広播電視台が送出している有料衛星TVチャンネルの電視摂映(TV写真)チャンネルと天元囲碁チャンネルも2024年1月1日から停止になるとのことである。(Cahcn自留地 10/24)



◎スイスのFMアナログ放送は2026年迄
 英国のMike Terry氏によれば、スイスの通信当局は、現在FMアナログ放送を行っている局で2024年に免許が満了する局に対して満了期限を2年間延長して2026年まで放送可能とすることを2023年10月25日に決定した。但しこの措置を受けた局が免許期限以前にFMアナログ放送を停止しDAB+放送に移行することは妨げない。(WORIG 10/26)

◎Akashvani国際放送のB23スケジュール
 インドの Jose Jacob氏によると、Akashvani(旧All India Radio) External ServiceのB23スケジュールを公開した。以下のサイトから閲覧できる。
  時間別 https://www.qsl.net/vu2jos/es/time.htm
 言語別 https://www.qsl.net/vu2jos/es/Language.htm
 周波数別 https://www.qsl.net/vu2jos/sw/freq.htm
 局別 https://www.qsl.net/vu2jos/sw/loc.htm
 中波: https://www.qsl.net/vu2jos/mw/es.htm
(WWDXC TP 1559) Lehからの4760/6000kHzの放送も国際放送となっています。中波はChinsurah(549kHz)とRajkot(1071kHz)からの1000kW送信の内容が記載されています。

◎Thazin RadioのB23スケジュール
 ドイツのWolfgang Bueschel氏はAoki List(http://www1.m2.mediacat.ne.jp/binews/ut/userlist1.txt)からの情報として伝えたところによると、ミャンマーのThazin Radio(在Naypyidaw、Pyin Oo Lwin送信所)はB23では以下のスケジュールで放送する。放送はすべて7345kHz。
 19:30-23:30 19:30 コカン語 20:30 カヤン語 21:30 シャン語 22:30 ビルマ語
(WWDXC TP 1559) Pyin Oo Lwin送信所は首都Naypyidawの北208kmにあり、Myanmar Radioの5915kHzもこの送信所から出ています。

◎RNZPの新送信機は2024年の稼働
 ニュージーランドのBryan Clark氏が、RNZP(Radio New Zealand Pacific)のマネージャーから聞いたところによると、同局の新送信機は既に完成しているが、現在実装作業を行っているとのことである。ニュージーランド政府は公共部門費用の大幅削減を発表しているが既に予算を使っておりその影響はない筈だが、短期的な予算カットの影響はあるかも知れない。この新送信機の稼働で短波放送の寿命が更に10年延びることになる。
 ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、新送信機の稼働開始は早くても2024年前半で、1990年代製の古い送信機の一部は既に場所を開けるために撤去されている。(WWDXC TP 1559)

◎Radio Lemmaの今日
 ロシア沿海州Vladivostokから放送しているRadio Lemmaは同地で人気10局の中に入っている情報・音楽局である。局の開局は1996年7月22日で周波数は中波の783kHzであった。2000年6月には競争入札でFM102.7MHzの放送権も入手した。現在は102.7MHzのみで24時間放送を行っている。URLはhttps://radiolemma.ru/。(RUS-DX #1261 via WORIG 10/30) 中波の放送は良く聞こえましたが、受信報告に対して返信はありませんでした。

◎Aqui Radio Andorraの11月の短波送信
 英国のAlan Roe氏によると、Aqui Radio Andorraのリバイバル放送は来る11月6日にドイツShortwave ServiceのKall送信所より行われる。スケジュールは以下の通り。
 02:00-04:00 6005
    05:00-07:00 3985
    今回流れる番組は「Causerie on Air avec Jean-Claude Gil & David Gérard」である。
(WORIG 10/30)

◎Claudius Obrecht氏が11月27日にWRMIから放送
 ギリシアのZacharias Liangas氏によると、スイスのアーティストClaudius Obrecht氏が来たる2023年11月27日の06:00-07:00にWRMI Okeechobee送信所より17790kHz(100kW 160°)で南米向に特別短波放送を実施する。(WORIG 10/31) なお11月20日04:00-05:00にはドイツChannel 292 Rohrbach送信所(10kW)より6070kHzでも予定されています(再放送も行われる)。詳細はhttp://cmobrechr.jimdo.com参照のこと。

◎台湾からの7199-7200kHzが7245kHzにQSY
 ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、B23スケジュールより台湾淡水送信所から行われている対北放送「National Unity Radio」(国民統一放送、旧自由朝鮮放送)の周波数がアマチュアバンド内ぎりぎりの7199-7200KHzから、正式短波放送41mバンドの7245kHzに変更となった。(WORIG 10/31) 20:00-22:00。


◎中国・広西北部湾之声B23番組表発表
 B23シーズンの中国・広西北部湾之声番組表が発表された。それによると独自制作番組であった広東語「華人世界」と「粤語金曲」は廃止となり、英語番組One Word One World」は担当ホストが交代した。夕方18:45からの放送では開始直後の番組がA22までのタイ語の「Top 10 Music」から北京語の「経典(クラシック)音楽」に変更された。コストのかかる独自制作番組は削減され、全体として広報が増えている。周波数 5050/9820kHz。
 朝の放送 07:48-10:02:07:48 音楽、08:00 CNR-7大湾区之声(中国語・広東語)、09:00 音楽、09:05 一詞一世界(月:カンボジア語、火:ラオス語、水:ビルマ語、木:タイ語、金:ベトナム語、土・日 言語不定)、09:10 CNR-9文藝之声(中国語)、10:00 月-金 ベトナム語天気予報 土・日 音楽
 夜の放送 18:45-01:03:18:45 中国語クラシック音楽、19:00 中国語、19:30 CRI中国語(録音)、20:00 CRIベトナム語、21:00 ベトナム語、21:30 ベトナム語及び中国語、22:00 崇左広播電視台制作「貝依」(南部方言左江土語)、22:20 中国語、22:40 一詞一世界(月:カンボジア語、火:ラオス語、水:ビルマ語、木:タイ語、金:ベトナム語、土・日 言語不定)、23:00 音楽、23:10 CRI中国語、23:20 中国語、00:10 英語「One Word One World」、00:15 中国語、00:25 タイ語、00:45 中国語
インターネット上でのストリーミング放送 https://stream.bbrtv.com/?channelId=32。
(Cahcn自留地 10/30) 他に各地からFMで中継されています。

◎CNR-1 DRM試験放送B23スケジュール 
3版追加
    中央人民広播電台・第一放送(中国之声)DRM試験放送のB23スケジュールは以下の通りである。
 北京送信所 30kW 0° ID:3ED
  13:25-03:05 6030 (火 15:00-18:00休止)
  10:00-18:00 13825
 海南東方送信所 30kW 16° ID:3ED
  10:00-18:00 17770
 昆明送信所 30kW 32° ID:2
  10:00-13:00 15180 → 15695に変更
  13:00-17:00 17800 (ex 13810)
  17:00-20:00 15180 (ex 13810)
 斉斉哈爾送信所 30kW ID:1
  09:00-13:00 13850 225° (ex 9420 203°)
  13:00-18:00 11990 225° (ex 7360 203° 13:00-19:00)
  18:00-21:00 13710 203° (ex 9870 19:00-21:00)
   烏魯木斉送信所 30kW 98°  ID:3EC
  07:00-10:00 9655
       10:00-17:00 17830
       17:00-21:00 9655
    11695kHz(海南東方 30kW 41°)も登録されているが現在は使用されていない。
 原記事はhttps://cahcn.github.io/drm/を参照のこと。
(Cahcn自留地 10/29)
   2023年11月21日の11:00にDelhiのSDRで確認したところによると、昆明からの15180kHzは15695kHzに変わっていた。(ドイツ Wolfgang Bueschel氏)

◎Scandinavian Weekend Radio 11月の放送予定
 スペインのManuel Méndez氏によると、フィンランドScandinavian Weekend Radioの11月放送予定は以下の通りである。
 11/4 07:00-11/5 04:00 6170 11690
    11/5 04:00-07:00 6170 11720
     以上の他中波1602kHz、FM 94.9MHzでも放送する。また同時にストリーミング放送をhttps://radioverkko.fi/で行う。
(WORIG 11/1)


出典の略称
   WORIG : World of Radio io group
   WWDXC TP:World Wide DX Club Topnews  
   HCDX: Hard-Core-DX  
   JSWC: Japan Shortwave Club  
   NDXC: Nagoya DXers' Circle


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