エアガンインプレッション

記念すべき第一回は「マルイ９２Ｆ」（以下、９２Ｆ）対「マルゼンガバメント」（以下、ガバ）です。
最近、周りで異常なほどハンドガンが熱いので（理由は分かりますよね？）
これを取り上げてみました。
インドア戦で使えるハンドガンはどっちか？
アウトドアでは？と言った、実用的な面を中心に攻めていきたいと思います。

外観
やはり、いくら実射性能が良くても、実銃と似ても似つかないような
銃は使いたくないというのがマニア心ではいないでしょうか？

９２Ｆはマルイお得意の？ＡＢＳ樹脂そのものの安っぽい外観。
それだけにサバゲーで心置きなく使い倒せます。
パーティングラインも消してありません。
マガジンも鋳物そのままのものです。

一方ガバの方は、フレーム・スライドともにおそらく塗装によるつや消し仕上げ。
パーティングラインも申し訳程度にですが消してあります。
マガジンは、マルイの物と同じ鋳物そのもの。

リアルさでは、ガバメントの一歩リードですね。

機構・使用感
グリッピング、サイトの使用感など。

９２Ｆは、ダブルカラムと言う事も有り、ちょっと手の小さい人には
グリッピングかしにくいです。
セフティはスライド部にあり、非常に使い勝手が悪いです。
分解整備は、実銃通りのフィールドストリッピングの手順で行えるので楽です。
サイティングも、見やすいサイトのおかげで非常にやりやすいです。
２６（＋１）発の装弾数と相俟って、すさまじいファイヤパワーを誇ります。
構成部品がユニットになっているため、故障しても
迅速な修理が可能です。
ただし、多少部品強度が低いのが欠点です。
しかし、十分にフィールドで実証された信頼性は魅力です。
トリガーは、必要十分な重さをもっており、安心できます。

ガバは、シングルカラムのため手の小さい人にも
なじみやすい良いグリップ感です。
セフティはフレーム部にあり、無理なく操作できます。
分解整備は、実銃通りのフィールドストリッピングの手順で行えるので楽です。
サイティングは、ノーマルのままではちょっとねらいにくいです
ここはボーマーや、ノバックサイトが欲しいところです。
ガバのマガジンは、１２（＋１）発とちょっと少な目です。
別売りで２０発くらいのマガジンが欲しいですね。
マルゼンガバのほうも、ＰＰＫから完成度を高めてきたブローバックエンジン
のため、実用性も十分と思われます。
トリガーは、競技用としても使えるくらい軽いため、暴発などの
危険が有りそうでちょっと不安です。

やっぱり、銃はあたらないとだめでしょうってことで。

両者とも、まだ近距離（５ｍ）遠距離（１０ｍ・１５ｍ）
での計測がまだのため、３ｍ室内での結果です。

９２Ｆはほぼ３ｃｍのワンホール。

ガバのほうは３ｃｍのワンホールに２．３発散らばってるようです。

（距離３ｍ・室内無風・０．１２ｇ弾を８発使用・スタンディングにて計測）

まとめ。
ガバメントに特に思い入れのある人以外は、９２Ｆを買ったほうが
満足できると思います。
総合的に見て、ノーマルで使うぶんにはやっぱり９２Ｆですね。
やはりガバは”プロのツール”なのでしょうか？
どっちを買うか迷ってる人には、私は９２Ｆのタクティカルマスターを
勧めますね。