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新しいものが、上です。
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第三回は
スティーヴンハンター 「極大射程」です。
これを読んでサバゲでスナイパーを始めた人も多いでしょう。
アメリカ海兵隊史上、最強のスナイパーボブ・リー・スワガーが、ひょんなことから
アメリカ国内を揺るがすような大事件に巻き込まれるという話。
ほとんどが謎解きと、逃走という話ですが、時折見せるボブの異常なまでのスナイピングの腕が
読むものを飽きさせません。
話の内容は、ちょこっと先が読めてしまうかもしれませんが、
そんなことは関係ないくらいに戦闘シーンがすごいです。
好みの分かれる一冊かもしれませんが、サバゲでスナイパーをしている人、
または目指している人にはお勧めです。
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まるの本、第二回目は・・・
辺見庸 『もの食う人びと』です。
古い&有名なもので申し訳ない。。。
すでに、読んだ方もたくさんいらっしゃると思いますが、
観覧車好きの著者が、「食」をテーマに
バングラディシュから、韓国まで世界中をまわるというもの。
世界中で物を食べながら、著者が考えたことを
素直に、わかりやすく綴ってあります。
すっと読める話題から、いろいろと考えさせられるものまで、
古今東西、いろいろな食材と絡めながら話が進んでいきます。
一話完結で、ちょっとした待ち時間にも読める
お勧めの一冊です。
まるの本、第一回は・・・
田宮俊作著『 田宮模型の仕事』です。
これ、結構おもしろいですよ、ほんまに。
日本の模型の歴史とともに歩んできた田宮模型と
日本の模型の歴史がこれ一冊で分かります。
苦労も多かったようですが、あまり文章からは悲壮感が伝わってきません。
本当に模型が好きで作っている人なんやろうなぁというのが
文章から伝わってきます。
だれもが、初めて本物の戦車を目にしたときに感じる壮大さ。
made in Japanが決して良いブランドイメージでなかったころの悔しさ。
外国で自社ブランドの模型が販売されていた事を知った時の喜び。
すべてが素直に表現されています。
文庫版ならば、それほど高い買い物でもないので、
一読をお勧めします。
ではでは。