2003.12.12
アダムスキーがもたらした情報は彼の没後から今日に至る経緯を見ると、ほぼサイレンスグループによって駆逐されてしまったと言っても過言ではないと思う。近隣惑星の真実の姿は前進しているとは言い難い現状である。「地球はとてもラッキーな星であり、太陽系内で地球以外に生物が生存できる環境の惑星などない」というのがアカデミズムを通しての一般の認識であります。UFO問題にしても、一般大衆の間では、今やおちゃらけや恐怖のカテゴリーに収まり、まじめに論ずることさえ奇異の目で見られる有様です。これはサイレンスグループの策が見事に成功している事はもちろんですが、表面的な不思議の追求に終始していて、いわゆるネタさえあればなんでもいい、背景に哲学的な考察を持たない万年初心者たる不思議愛好家が混乱に拍車をかけています。
アダムスキーは、様々な予言に近い予測を残していきましたが、下記内容は1959年7月13日付で各国GAPリーダー宛に送られた書簡の一部です。
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地球人が真実に直面せず、他の世界の人々を聖なるものとし、われわれ自身を劣等なものとみな
すことをしない限り、起こっている物事を認識することはほとんどないでしょう。そしていかに多
くのコンタクトや目撃が行なわれようとも、現在と同様に今後50年間も人間は盲目のままでいる
でしょう。
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これが書かれてからもうすぐ50年になりますが、予測の通りになっていると思われます。
しかし、アダムスキー研究者には希望があります。それは「自分自身を知る」事の努力を続けていれば、永遠の未来に通じる動かしがたい真実があるからです。地に足をつけてさえいれば、どんな試練やデマが降りかかろうと微動だにしない信念になっているはずです。そうして「自分の頭で物事を考えられるようになる」習慣が身についています。誰しも完璧な人間がいない以上、それには大きな忍耐が必要ですが、それこそが「真実に直面」することのひとつでもあるのです。
「自分自身を知る」事の努力と成果は、誰からも「駆逐」されることは出来ません。そこに私たちの希望があるのです。