2004.5.8 2004.12.26(加筆)
アダムスキー研究において私たちは、自分の考えやフィーリングに確信が持てなくて迷っている時、人の考えや、意見に頼ろうとします。しかし、頼った相手がアダムスキーの教えに矛盾するような事を述べたり、心霊的な事柄が含まれていたり、予言的な事柄を述べているようでは、迷いから別の迷いへ移るだけです。
私たちは確信が持てなかったり、分からない事があると、安易に解答を得ようとします。しかし、深遠な哲学的な事柄になればなるほど、即席に解答を求めても、それは身につかないばかりか、往々にして忘れ去っていくものです。私たちが宇宙哲学を学ぶ時にまず心得る事は、“短気な心”を起こさない事です。何かの疑問や真理を知りたいと思った時に、その気持ちを忘れずに持ち続ける事です。そうすればやがて解答がやってきます。自分の内部の声を信頼し、“短気な心”を抑制し、物事の関心を持ち続ければ解答は与えられます。それは1時間後かも知れないし3日先かも知れません。もっと長年月を要する事もあるでしょう。しかし、いつかやってきます。そうしてやって来た事柄は、自分の一部となり、混乱もなく、忘れる事もありません。しかし、自分自身を知るための啓示の中には、自分にとって快いものばかりでないことも自覚していなければなりません、それは避けて通れない道です。それなくして進歩はありません。
アダムスキーは「UFO・人間・宇宙」の【真剣さとは】中の書いています。
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一方、心が純粋で、目的が真摯な人だけは、自分の行動や想念に直面することができ、こうした啓示にしりごみしません。このようにして高地へ登った人は、信念による自分の再確立と、愛による自分の純粋化の必要を感じます。
前述の鏡の中には、進化の道でつぐなわねばならぬ天罰、すなわち誤った行為の反応という姿がしばしばあらわれます。
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また「テレパシー」の中で書いています。
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ひとたび人間が宇宙の因″と一体であることを悟り、その法則を応用し始めるな
らば、もはやそれ以上の指導者は必要でなくなるという意味です。なぜなら宇宙の法則″が
人間に生命を与えたのであり、その法則が人間の指導者となるからです。毎日使用しているに
もかかわらず、われわれはその存在に気づいていませんが、その偉大な宇宙語はとどろく雷鳴
のなかからもわれわれに語りかけるし、万象の最も深い休息の静寂の中からもわれわれに親し
く話しかけているのです。
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このことをアリス・ポマロイは次のように書いています。
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宇宙の法則を探求するのは私にとって最もすばらしいことでした。最初私はアダムスキーのティ
ーチングを何度も研究し、次に自分自身の印象を得るようにしました。アダムスキーは言いました。
『自分が自分自身の教師なのだ』と。また何度も次のように言っていました。
『私はあなたに何も教えることはできない。あなたが.自分の内部に持っているものに気づかせるだけ
だ』
生命が自分の内部にあるということがわかれば、
自分の疑問にたいする解答を自己の内部から引き出せるのです。
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