怒!再びコピー漫画氾濫の傾向あり!
最近のインドネシア日本漫画事情
へいちゃんは最近のインドネシア漫画事情に、非常に危機感を抱いております。↓下の写真を見てください!
これらはすべてコピー漫画です。印刷、製本のレベルすべてにおいて稚拙であり、もちろん会社の所在を示す連絡先等は一切ありません。コピー漫画を出版する組織の特徴は、読者の存在を完全に無視したやり方にあります。もちろん日本で人気のあった漫画はインドネシアでも人気が出る可能性は高いので、この点では「読者本位」といえますが・・・。その最大にして最悪の特徴は、「逃げ足の速さ」です。最初の1〜8巻くらいを一気に発刊しただけで販売を中止します。恐らく足がつくのを避ける為と想像できます。これが日本漫画の最大の敵となるやり方です。結局インドネシアの読者はいいところで発刊が中止になるので、ちっとも楽しむことが出来ません。それが漫画を買うことへの不信感とつながって行きます。このやり方を繰り返されると、人気漫画といえどもインドネシアでの市場価値は全くなくなってしまいます。なぜかと言いますと、後日もし仮に正式に版権を買い出版をしたいと考えている出版社が現れても、多くの読者は1〜8巻までの内容は知っているわけですから1〜8巻までの販売には全く期待できません。そうなればたとえ人気漫画といえども、インドネシアでは発刊されにくくなるのです。この代表的な例が「北斗の拳」、「星闘士星矢」などがあげられますが、ここであげればキリがないのが実情です。なんとか日本にとって貴重な優良ソフトである漫画を守りたいのですが・・・非常に憂慮しています。
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ねくすと