2001年3月31日(土)
本当の大ピンチ



今日は初の主要メンバーの撮影だ。海ノ中道にとてもイメージ通りの場所が
有るので前からそこで撮影すると決めていた。映画のイメージ作りの基盤に
なる場所だと言っても良い。
朝8時に天神で待ち合わせ、の、予定が1時間遅れの9時に集合。
todayとFTOとロードスターが海ノ中道へと疾走する。・・・ところが・・・
1週間前まではなーんにも無かった撮影予定地に、柵が立てられている!
ど、ど、ど、・・・どうしよう。
ピーーーーーーーンチ!!!!!なんてもんじゃないぞこれは、シャレにならん。

撮影隊はロケ場所を求めて志賀島へと車を連ねる。僕も今までのイメージを一新して素早い判断と決断力がここに来て急に求められている。とはいっても撮影って毎回そんなもんか。
志賀島を一周し、当初の乾いた砂地のイメージとはかけ離れているが、緑の生い茂った空き地を発見。さて、ここからは監督の判断に委ねられる。時間も無い。
僕はこの場所が今日の撮影シーンだけでなく他のシーンでもうまくいきそうかを頭の中でシミュレーションしてみる。大丈夫、今までのイメージを全て一新することにはなるが、なんとか行けるはずだ。
撮影開始はAM11:00を過ぎていた。しまった。この後一度場所を変えて少し撮って、午後からは地元に戻り、警弥郷の橋の下のシーンを撮らなきゃならないのに、日が暮れちまう。
またまた、ピーーーーーーンチ!!!。
頭の中ではいつものように、カット割りを即興でやりながら撮っていく。

戦いに負けたミュージックヒーロー達が戻ってきて話をするというシーンだ。みんな、なかなか良いペースでセリフだけではなくフリも自分なりに付けてやってくれる。天気も良好。
また、この場所には来なくてはならないけど一応今日のここの予定は修了。少しだけ場所を変えて、ゴーシャスがおいてけぼりをくらうシーンを撮影し地元へと戻る。
マクドナルドで昼食を買ったのがPM4:00前、さて、これは次のシーンがしんどいぞ。
仕事中の福島氏を1時間休憩してもらって警弥郷へと連れていく、このシーンが警弥郷で良かったよ。
1時間で福島氏の登場シーンを撮り終えその後、PM6:00から仕事のランブルのシーンを撮り終えなければならないという状況。でも、本当は名古屋から、ベイビー役の大川さんが来ているこの土日で、彼女のシーンのをメインにどんどん撮っていかなくてはならないのだ。
日が暮れてきた。残念。
予定していたところを全て撮り終えることは出来なかったから、またしきりなおしが必要だ。
ko-ichiこと山下氏もPM6:00から予定があるとのことで、Akiこと松元氏と大川さんを家に連れて来て、ベイビーのセリフ録りをする。現場音が一番良いんだけど、やっぱり風の音が強いや。
でも、カット割りや進行や時間を気にしたりしなくて済む分、声の演技指導に力を注げたのがとても嬉しかった。
明日も頑張るぞー!!

もう待ちくたびれた!                         バカ2人