2001年4月7日(土)
これってコントだっけ??
今日も天気は撮影日より。毎回こうだと良いんだけどね。
集合は朝9時、百道マリゾン前。ko-ichi、Akiのオープニングシーンの撮影。彼らのユニットEvolutionの住んでいる町タウンオブグラヴィティは近未来的な街、福岡で百道を除いたら他にはない。どこにカメラを向けても画になるから素晴らしい。
←誰かはあえて言いません、
この2人…
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カメラの前で遊ぶボス
Evolutionが車でやって来てライブ会場に入ろうとするシーンと、駐車場で出発するシーンを撮ってko-ichiさんは今日の撮影終了。Akiこと松元氏と僕は九州産業大学の駐車場で待っている福本氏のもとへと急いだ。
昨日(金曜日)の夜、広島から6時間かけて下道をドライブしてきた福本氏、この映画のクライマックスの前にクドーが歌う歌を作ってくれたのは彼。今回は福岡に遊びに戻ってきたついでにギターを弾けない前里氏の変わりにギターを弾く手を撮影させてもらうことになっていたのだ。
ところが、昨夜、みんなでお食事中に、福本氏も今日の撮影で役を演じてもらうことになったのだ。
そこで昨夜のうちに今日のインタビューシーンをアイディア提出してくれた松元氏と2人でこのシーンの脚本を書き上げた。当初はAkiに女性記者がインタビューするだけのシーンだったのだが、女性記者と一緒にカメラマンが付いて来ていることにした。このカメラマンは必ずアドリブをいれてくるだろうと分かっているので、アドリブを入れる余裕いっぱいの役を用意した。松元氏と僕の予想では、本番は笑いつかれるまでOKカットは撮れないだろうと、意見が一致していた。
そして本番、福本氏は脚本を読んですかさず役作りを開始する。福本氏の為に広島弁で脚本を書いたのだが、それすらメチャメチャな感じでどんどんアドリブが入ってくる。一番笑いのツボにはまったのが、記者役の庄野さん。笑い過ぎてNGの連発だ。
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NG連発の自分に、落ち込んでゴメンナサイを連発する庄野さん
はっきり言って、映画というよりコントを撮りたい気分。最後の方ではカメラを構えていた僕でさえ、我慢できなくて笑ってしまった。当然カメラはブレまくる。本当に笑い疲れるまで、OKカットが撮れなくなるとは…
一日の撮影進行はとてもリラックスしていて、春の陽気の中ほのぼのと進んでいった。毎回こうだと良いんだけどねぇ。撮影見学には、短大時代に松元氏や福本氏と同じクラスだった出村さんが長男、心ちゃんを連れて来ていた。そうそう、みんな福本氏と遊びたかったのに、一日拘束してしまってすんません。ありがとう、お疲れ様でした。
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ローラーブレード初体験ではしゃぐ
日本一のビンボー監督↑
出村さんと心ちゃん 福本氏が書いた歌
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