2001年2月25日(日)


朝からロケハンに出かけるつもりだったのだけど、
さすがに土曜までの疲れが溜まっていたせいか、
お昼前まで寝てしまった。
土曜日は、ガンショップとお寺に行くつもりが、行けなかったので
どちらを優先に考えるか迷って、ガンショップとお寺には行く事にした。
そう、さっさと帰ってきて脚本の第3稿を書き上げなければ、
明日は演劇チームに会う事になっているのだ。せっかくクールな
意見をくれる人たちなのに、原稿が無いんじゃ話しにならない。
もしかしたら徹夜かな、この調子では、と思いながら車を走らせる。

モデルガンは高価な玩具なので、そういくつも買って揃えられるものじゃない。
特に僕みたいに、映画なんかにお金使う奴は大抵が、カメラか何かに
お金を使うだろう。そんな奴が10何丁ものモデルガンにお金をかけられる
訳が無いのだ。だから、モデルガンマニアに協力を要請して、その豊富な
知識と、モデルガンを貸していただこうと言うのがこちらの魂胆。
ところが、お店の人が言うには、コレクションしている人は発砲させてくれないし、
自分以外の人が使うのは、とっても懸念するのだそうだ。
分かる気はしないでもない。カメラマニアだっておんなじだもん。
お店の人としちゃ、自分の常連さんに嫌な思いをされたくないだろうから、
紹介なんかしてくれそうになかった。
仕方がない、僕の映画に参加してくれたら、きっと「こんなに面白いことをやったんだ」
って胸をはって言えること請け合いなのに、もったいないね。
と思いながら次の店に向かった。

映画の銃なんてカッコ良ければ良いのだ。そう思ったら気が楽になってきた。
モデルガンを借りれなくても、エアガンなら知り合いに頼めば、
ある程度の数は揃うだろう。

次は、お寺だ。ところがお寺を2件回ったが、どちらも留守だった。
旅僧の格好をした忍者が
出てくるのでお坊さんの格好が必要なのた。
母いわく、父が弓道で使っていた白い道着の上に、黒い布をかぶせれば
なんとかそれらしく見えるのでは、という話だった。
何もかも心配だらけだったけど、本当になんとかなりそうだぞ。