プライベートライアン


スティーブン・スピルバーグ監督のアカデミー賞作品。1998年の超有名作品なのに、そして映画通の僕なのに、今日始めて見ました。なんて有様。
うん、これは素晴らしいね。戦争映画としてはとても成功しているんじゃないかな。って言うか正直凄いです。戦闘シーンがリアル過ぎて長いのは疲れるけど、娯楽映画ではないからね。戦争って言うものを隠さずに伝えたいと思うとああなるんだろうね。
ストーリーは、一人の兵士(ライアン)を救うために8人の兵士が命を掛けるというもの。なぜそんな事になっているかというと、母子家庭ライアン家の4人兄弟のうち長男、次男、三男がいっぺんに戦死しちゃって、国で子供達の帰りを待っている母の心情を考えると、四男まで戦死させちゃいかん、ということで、軍がライアンを帰国させようとするわけ。
そこには色んなドラマが入りこんでくる。
脚本もよかったし、役者も主役のトム・ハンクス始め、ライアン役のマット・デイモン、狙撃兵役のバリー・ペッパーなどなど、皆凄く良い演技をしているんだ。そして、映像が良い。アカデミー賞がうなづける作品でした。
スピルバーグ、本当に才能もあって数多く作っていく中で、どんどん腕を磨いてきた人なんだね。手塚治虫みたい。