目標の人なんていないよ!


「僕はあの人のようになりたいんだ」という人がよくいる。
夢や目標を持った若者が少ないといわれる今時分には、素晴らしいこととされるのかも知れない。
僕にもそう言う人がいるのだろうかと、考えてみた。
けど、いないんだよね。
いないといけないのかな?いないということは、僕には将来のビジョンが無いということなのかな?
なんと、僕はこんなことを数ヶ月も悩んできたのである。
しっかりせんかいボケッ!である。そんなことの答えは、ホンの数ヶ月前の僕ならしっかりと持っていたのだ。
だいたい、僕に目標の人がいるわけなんか無いじゃないか。
ジャッキー・チェンが好きだけどジャッキー・チェン「みたい」に成りたい訳じゃない。
中谷彰宏さんを尊敬しているけど中谷彰宏さん「みたい」に成りたい訳じゃない。
織田裕二、北野武、宮崎駿、岡本喜八、キャプテン・ハーロック、スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノ、ジェット・リー・・・
尊敬する人は一杯いるけど、彼ら「みたい」になりたいのではないよ。
第二の彼らになっても仕様が無い。
彼らから学んだ多くのことを取り入れて、自分が成りたい自分になるんだから。

僕が目指していること、やろうとしていることはまだ誰もやったこと無いもん。
僕が最初で最高のそれを目指しているのに、目標の人なんているわけがない。
いてたまるかっちゅうねん!
強いて言えば、目標の人は自分自身ということになるかな。
目標のモデルなんて自分自身でいくらでも作り出せる。
決して目標が無いわけではないよ。
自分が描いた自分のビジョン、自分が自分のモデル。
一番大切なこと、見失わないようにしよう。