社会的に、いい大人だもんね
二十六歳。
社会的にもいい大人である。2001年のほとんどの時間を、僕は「悩む」時間に費やしてきた。
いい大人が、自分の生活も自分1人で満足に出来ないでいるのだ。
子供の頃の予定では、結婚していてもおかしくない歳だ。
でも、生活の手段でさえままならない。先行きも全く決まっていない。
不安で悩んでばかりいた。
最近、もういい大人なんだから、悩んでばかりいても始まらない前に進まねば、と思えるようになってきたのである。暗雲たちこめていた僕の心がどんどん晴れてきたのである。
素晴らしい。
僕はたった一つの「真理」に気付いたのである。いや、取り戻せたのである。
何に気がついたのか?それに気がついたことで将来が明るくなった。
僕がこれからどう生きていけばよいのか、という大事な大事な大人の答えである。
答えはこうだ。
「僕は、楽しいことをしていこう」
もう1人の僕が言う、「はい?もういい大人なんだから、ってコトバの次にくる言葉が『楽しいことしていこう』だって?」
そうだ。この悩める時間、なんで苦しかったのか、何が辛かったのか。
答えは簡単だった。楽しくなかったからだ。
楽しくしてなかったから楽しくなかった。
仕事も楽しんでやるから人が集まってくれるのだ。それが、僕の挑戦の始まりではなかったか。
苦しいのなんて当たり前だ。
だから「楽しいことばっかりしていこう」と思えるのだ。
いい大人は、いつまでも立ち止まらない。
正直いって、笑いが出てきてしまう今日この頃である。
悩んでいたのは「いい大人なんだから、俺はこんなことで良いのか」ってことだった。
生活の手段もままならないような状態で良いのか、この歳で。
そんな悩みの結果、出た答えが「楽しい事すればよかったんだ」である。
つくづく自分で自分が好きになる。
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