レンジで温めのステップアップ
掲載日 2009年6月14日
情報提供者 AKILA
コンビニレンジに付いている「お弁当(大)」「おにぎり」など商品種類別のボタンを押せばある程度の温めは誰でも出来ます。
ですが、もしレンジのボタンに「10秒」「30秒」「60秒」などの秒数ボタンがある場合、もう少しステップアップして商品毎に温めの時間を微調整してみてはどうでしょうか?

商品一つあたりの温め時間はだいたいこれくらいが基準です。
温めた後にはお弁当のフタに手を当てて、温まり具合を確かめましょう。

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お弁当(大)A4サイズ 50秒〜60秒

お弁当(中)手の平大サイズ 25秒〜35秒

おにぎり 10秒〜15秒

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温め時間に幅があるのは、天候や季節によって適切な時間が変わるからです。
例えば手の平大サイズのお弁当(中)であれば、夏場は25秒程度温めれば十分ですが、冬の寒い時期には35秒くらい温めないと中まで温まりません。
それに気温も低いので、温めの程度が弱いとすぐに冷めてしまいます。

同じ季節でも晴れの日と雨の日ではやはり温まり具合に差が出ます。
季節やその日の天気で温める時間を調整できるようになれば一歩ステップアップと言って良いでしょう。


●温め時に注意が必要な商品

密封された袋の商品(パンなど)
温めすぎると袋が破裂します。
接客マニュアルでは、あらかじめ袋に切れ目を入れておくことを推奨されているかもしれません。
破裂する直前で寸止めすると中身はちょうど良い具合に温まっているんですが・・・まぁ、タイミングを見誤ると「ボンッ!」ってなっちゃいますので、袋に切れ目を入れておくのが無難です。


底の深い器に入ったシチュー等の商品
シチューなどは温め前には固まった状態となっています。
器の底が深いと中央部分まで温まるのに時間がかかりますので、表面が温まっていても中は冷たいことがあります。
温めすぎかな〜?と感じるぐらいがちょうど良いです。


グラタン・ドリア
非常にやっかいな商品がこれです。
60秒も温めれば表面のチーズが溶け、グツグツと気泡が立ちますが、この状態ですら中央部分(の中)は冷たいことがあります。
特に冬は要注意。
レンジから取り出すとき熱くて持てないくらい温めることをオススメします。
※私の場合は60秒温めた後、さらに15秒〜30秒ほど追加温めをしていました。
取り出すときは火傷しないように布巾やペーパータオルで手を守ります。
お客様に商品を渡すときに「熱くなっておりますのでご注意下さい。」と一言付け加えるのをくれぐれも忘れないように。

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