「ドアロッくんV」の取り付け

リモコンドアロックコントローラーです。「ドアロッくん」というネーミングも凄いですが、Vは「5」です(ヴイ)ではないのです。
5ってことは、2や3や4があったんですねー。実際、ネットで調べてみると、もっともよく利用されているようです。

実はうちの「TWINガソリンB」は、標準でリモコンキーロックはついてます。なのに、なぜわざわざ新規に取り付けるのかというと、
そうです、リアハッチガラスをリモコンで開けたいからなのです。
リアハッチガラスのみに使うリモコンを設置しても良いのですが、そうすると、ドア用とリアハッチ用と2種類のリモコン送信機を
もたねばなりません。それはやっぱりうっとうしい。一個のリモコン送信機で、ドアもリアハッチもまかなうとなると
この「ドアロッくんV」が候補に挙がってくるのです。

業界シェアNo1だそうな、ドアロッくん。様々な方式のドアに取り付けが可能とある。ツインはもともと、リモコンドアロックは付いており、2枚のドアにはモーターも入ってるのですぐに取り付けられそうなのですが、どうもうまくいかないのです。
集中ドアロックのスイッチが無いため、ドアロックをコントロールする信号線が取れません。そこで、別売りのモーターを入手。これを運転席に取り付け、ドアロッくんのモーターで、ドアロックノブを動かすことにします。
ドアロッくん、の付属品とオプションのモーターユニット。リモコン送信キーは2個付いてます。ユニットは小さく、モーターはたばこのショートホープぐらいの大きさかな。
ドアロッくんは、車のドアロック方式に応じて4通りの信号の制御ができます。
それは、よくあるディップスイッチなどによる切り替えではなくて、写真のような3色のコネクタを差し替えることで本体の動作設定を行います。
なかなか珍しい方式ですが、複雑な部品をつかわない凄い方法だなと思う。
ツインのドア内張を外したところです。
スピーカー穴も当然なく、作業用の穴も小さいです。防水ビニールはブチルゴムで張り付いてます。ペリペリとはがして、再使用できます。
サービスホールに、付属の金具を使ってモーターユニットを固定します。
モーターから伸びるロッドで、本来のロックロッドを上下させるわけです。
ウィンドを開け閉めして、ガラスが干渉しないように気をつけましょう。
ドアのヒンジ部分に、ドアと本体の配線が通っているチューブがあります。
一端、このチューブを外して針金などを使い、配線を通します。すんごい大変ですが、まずは、一本ダミーのコードを何とか通して、それを使って本配線を引っ張り込みます。
メインユニットからは、常時電源・アース・コールバック用の信号線、トランクアンロック信号線、ドアモーターコントロール線2本を配線します。

コールバック用の信号線は、左右のウィンカー線に接続しますが、場所の近いスピードーメーター裏のコネクタからとりました。まぁ、しかし、毎回毎回コードが。。。。もうわけわかんないね。
おまけの機能といっては何ですが、ドアロッくんには、小さなLEDユニットも付いてきます。リモコンキーでロック状態にすると、赤いLEDが点滅し、セキュリティを装備してるような威嚇効果をねらっています。小さなものなので写真ではわかりませんが、ダッシュボードに設置しました。


難しいのは、モーターからのロッド(棒)を本来のロッドにどの程度の遊びで取り付けるかという調整です。
このモーター(とゆうか、アクチュエーター)は、一瞬、上や下へ「ガシュっ!」と動きます。上下方向共に
ロッドが軽く動くように調整しなければなりません。また、ロックノブを上下させて、軽く動くことも大切。

動作自体は、一発でうまくいきました。動作音はツインオリジナルの物よりもかなり大きく感じます。
ツインの配線図ともにらめっこ、なんとか後付のモーター無しでコントロールできないか、試行錯誤
してみましたが、ツインオリジナルのモーターまでの信号線でいかにコントロールするかが、
とうとうわからないままでした。リレーなどを組み合わせなければ無理かも知れません。

まぁ、当初の目的はなんとか達成できたようです。

さて、次はいよいよトランクアンロック信号を使っての、リアガラスハッチのリモコン化に進みます。


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