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CHUSAN の FIELD NOTE
平成29年7月11日

日 時 H29/7/11
場 所 三番瀬(千葉県)
天 候 晴れ
確認者 CHUSAN
キジバト オオメダイチドリ 11 ウミネコ 16 ムクドリ
カワウ ミヤコドリ 12 コアジサシ 17 スズメ
ダイサギ キアシシギ 13 ハシブトガラス 18 ハクセキレイ
ダイゼン イソシギ 14 ツバメ 19 カワラヒワ
メダイチドリ 10 オバシギ 15 ヒヨドリ
 
 
 
先週に続いて三番瀬に出かけた。特に期待した鳥がいるわけではなかったがカラシラサギなどが引き続き滞在していてくれればラッキーとは思っていた。今日は大潮ということで、干潟が出始める頃を見計らって6時30分頃に到着したのだが、到着時はまだ干潟は全く出ておらず、強い南風で海面が波立ち、水位がやや高くなっているのかもいれない。オバシギが1羽、潮干狩り場の棒杭の上で休息し、船橋側の防波堤上にはミヤコドリの越夏組が21羽、干潟が出るのを待っている。同じ防波堤上にはコアジサシの群れが休息していて、時々高波を被ると一斉に飛び上がってはまた戻るという行動を繰り返していた。やがてミヤコドリが出始めた干潟に降り立ち、続いてウミネコの群れが何処からともなく現れる。ミヤコドリを追って同じ場所に1羽の鳥が降り立ったのだが遠目にはメダイチドリに見えた。メダイチドリとは言え私にとってはこのシーズンの初物なので取り合えず数枚シャッターを切り、気にもせずに見過ごしてしまったのだが、帰宅後に画像を確認して大いに驚く。冬羽のオオメダイチドリの成鳥ではないか。時期的には毎年オオメダイチドリの成鳥がここを通過するのが7月中旬から下旬ということで普通のことなのだが現認できず帰宅して後に画像で確認したなどというのは初めてのことで、「これに驚いてしまった」と言うわけで今シーズンの初認となったのである。その後は急速に広がった干潟を船橋側から市川側まで歩いてみたのだが、カワウの大群が干潟に降りていたり、少数のダイゼン、キアシシギなどを確認できた程度で鳥の種類も非常に少なく、カワウの群れが去った後は閑散とした干潟に相変わらず梅雨忘れの強い日差しが照り付ける海辺の風景が広がって行くのであった。