キマユムシクイの情報を頂いて銚子に向かった。キマユムシクイは舳倉島などで何度か見ては居るのだが、なかなかじっくり見たことはなく、良い画像もなかったので出来たら決定打の画像をゲットしたかったのである。この秋一番の冷え込みとなった早朝、外気温は2℃とやはり寒い。現地到着は7時頃でポイントを捜索するもなかなか姿を見せず捜索範囲を広げたりしてみたものの見付からず。2時間ほど経過した9時前、ようやくやはり予想ポイント周辺に姿を見せてくれた。しかし、やはりムシクイ類の撮影は難しい。下から見上げるのみで下面ばかりの撮影になってしまう。何度か見失って、何度か再発見してを繰り返したがやはり決定打と言える写真は撮ることが出来なかった。メボソムシクイに比べて寸詰まりの体型、明瞭な2本の翼帯、3列風切りの淡色羽縁、不明瞭な頭央線などの特徴は確認することが出来た。しかし雨覆いや風切り基部の暗色傾向は殆ど見られずで個体差なのだろうか? 昼前行方不明になったのを機に昼食のためポイントを離れ、その後銚子港、波崎方面をざっと回ったがカモメの数は少なく特段の種類も見られなかった。ユリカモメに混じってミツユビカモメを見ることが出来てちょっと得した気分。ようやく晴れ間が出始めた夕方近く、利根川の土手道を印旛沼経由で帰宅した。リストは印旛沼で確認した種を含む。
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