第582話 2006年10月27日
おじょうさまとお呼び!だゾ | ☆☆☆ | |
幼稚園にて、しんのすけはジャングルジムの上でわさび(「わびさび」のこと)だとか言ってまったりとお茶を飲んでいました。そこにネネちゃんが声をかけます。執事喫茶というものをテレビで見たそうです。しんのすけは羊と聞き間違えますが、外国のお屋敷によくいて、主人に忠実な人のことです。ネネちゃんもおじょうさまとか呼ばれたいようです。そんな折、ちょうどあいちゃんが黒磯からおじょうさまと呼ばれていました。ただし、黒磯はSP兼お世話役で、執事は屋敷に別にいるそうです。あいちゃんが去った後、ネネちゃんがみんなを家に呼ぶのでした。ネネママにケーキを買ってきてもらい、その間に防衛隊のみんながやってきました。しかしおやつは後で、いきなりオーディションを始めると言い出すネネちゃんでした。楽しいリアルおままごとのためにネネちゃんの執事役を選ぶのだと…。まずはしんのすけが羊の物まねをするのですが、羊じゃなくて執事だと何度言えばわかるのか…。でも、何をすればいいかわからないということで、まずはネネちゃんが1人2役でお手本を見せます。これが結構さまになっているのですが、とにかく、まずネネちゃんはマサオ君を指名します。しかしマサオ君はうまく決まり文句をしゃべることもできず、ボーちゃんの場合は暗くてお化け屋敷に帰ってきたような気分になってしまいました。次にしんのすけがやってみることに。のどが渇いたというネネちゃんに水を差し出しますが、ぬるい水道水でした。風間君は、みんな気品が足りないと言います。そして風間君は上手に執事をやるのです。イメージピッタリとネネちゃんもお気に入りのようです。ということで、風間君が執事役に決定しました。マサオ君はメイドさん役に指名されますが、その役はしんのすけがやることになり、マサオ君はコック役、ボーちゃんはおじょうさまの愛馬と決まりました。風間君がネネちゃんを迎えますが、帰りが遅いことを指摘しました。買い物していたようで、無駄遣いはよくないという執事風間君でした。さらに、乗馬の稽古をするから着替えてくださいとネネちゃんに言いました。が、メイドさんのしんのすけは寝転がっており、風間君から言われてようやくやってきました。すると、ネネちゃんは今日デートに行っていたのだとしんのすけが言うのです。以前街でナンパした男と遊園地に行ったとか…。とにかく乗馬を始めようとしますが、馬役のボーちゃんが言うには、最近おじょうさまの体重が重くて、乗せて走るのは苦しいそうです。ネネちゃんは、コックが太る料理を作るせいだと反論しますが、食べ過ぎるからいけないのだと。風間君も厳しく、少し運動したほうがいいということで腕立て伏せ100回を命じるのです。おじょうさまが立派になるのならばということで、さらには腹筋200回も命じました。と、その頃しんのすけたちは先にケーキを食べてしまっていました。しかも、風間君やネネちゃんの分まで食べてしまっており、その場で去ってしまいました。風間君も逃げ出します。残されたネネちゃんは部屋にあったウサギに飛び掛ろうとしますが、手前で転んでしまうのでした。 | 翁妙子 | |
貞光紳也 | ||
貞光紳也 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ 風間君 ネネちゃん マサオ君 ボーちゃん あいちゃん 黒磯 ネネママ | ||
野原家三代だゾ | ☆☆ | |
ある休日にみさえが、シーツなどがくたびれてきているからとバーゲンに出かけるとひろしに言いました。昼食はむさえに作ってもらえば…とのことでしたが、むさえも図書館に行ったりする用事があるのだとか。ちょうど銀の介が来ていたようなので、親子三代水入らずでゆっくり過ごせばということになります。銀の介はというと若い子とメールしていたようで、絵文字も見事に使いこなしています。そこにひろしが声をかけます。行ってみたいところはあるかとの問いに、豪華客船で世界一周がしたいと答える銀の介でした。が、今日行ってみたいところということで、話題のスポット表参道ヒルズに行ってみないかとひろしが提案します。しかし、銀の介はすでに先日行ってきており、若い子とたくさん写メ撮影をしてきておりました。さすがにしんのすけの手前、少しはそんな行動を謹んでほしいと言いかけたひろしでしたが、テレビのCMで水着の女性が映ったら3人とも釘付けになってしまいました。みさえがファミレスでステーキを食べていた頃、野原家では男3人がカップラーメンを昼食としておりました。ひろしたちも出かけるかということになり、富士山を見に行こうかと言い出します。が、富士山の正体は銭湯の絵でした。3人は銭湯につかり、さっそくしんのすけと銀の介が桃型潜水艦を披露したりしてしまいます。銭湯から出ると、ちょうどむさえに会いました。ちなみに銀の介は「そろそろ出るぞ」と女風呂に声をかけるのが夢らしいです。そして夜は焼肉でした。が、若い人こっちのほうが体にいいと安い肉を食べさせようとするみさえの魂胆がバレバレで、みんな高い肉ばかりを食べてしまいます。一切れの肉をめぐってひろしと銀の介がジャンケンをするなどして、楽しい食事が終わります。その後、悩みがなさそうな銀の介をむさえはうらやましがります。むさえは迷うことばかりで悩んでいるようですが、銀の介が手相を見てやるとか言い出しました。どうやらむさえは、今は霧の中で何も見えない状態にあるもののそのうちに霧が晴れるというタヌキバンザイ、じゃなくて大器晩成型だから心配はないとのことでした。それでむさえもすっかり元気を取り戻しました。霧の天気記号は○の中に小さな●を書き、その小さな●が晴れればまっすぐな道が見えるとかまたわけのわからないことを言い始めるむさえでした(むさえは小学校で気象係だったらしく天気記号がわかるそうです)。とはいえ、銀の介に手相がわかるのかといえばそんなことはなく、女の子と仲良くなるための手段のようではありましたが。その時、銀の介につるから電話がかかってきました。どうやらつるが腰を痛めて動けないということで、銀の介は翌日に帰ることにするとのことでした。 | 翁妙子 | |
貞光紳也 | ||
貞光紳也 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり シロ 銀の介 むさえ | ||
しんのすけとマサオ君が原宿駅で待ち合わせていて、その後2人は竹下通りを歩き始めました。米粒に名前を書いてもらったり、服を買おうとしたりして楽しく過ごし、その後美容室に行くということで、次回に続く。 |