日本人が学校を始めとしてこれまで学んできた英語は文法的には申し分ないけどネイティブはそういう風には言わないという表現が多いような気がします。
例えば下のような英文↓
How
are you? I am fine thank you, and you? I am fine, too. Thank
you.
これは誰もが学校等で一度は目にしたり 教わった文章だと思うけど、私は長年海外ドラマや 映画を学習の柱にして英語を学んできましたが、実際にネイティブがこの表現を使っているのを一度もおめにかかったことはないです。確かにHow
are
you?はよく使いますが、それ以後の文章は一度も聞いたことないです。
あくまでもこれは1つの例ですが、そのような表現がたくさんあります。
以前英語のネィティブの人が書いたのを読んだことあるけど、日本の英語の教科書は最近は大分よくなったけど、まだネイティブが普段使わない不自然な文章が沢山載っているというのです。それは書店で売っている英語学習用の教材にもいえることだと思います。
だから日本で学校の教科書や書店で売っている日本人が英語を習うのに加工された教材英語で学習すると、いつになっても英語のネイティブが普段普通に使っている本物の生の英語を覚えることができないということだと思います。
あのやさビジの杉田敏先生でさえ、ご自分の著書か何かで書かれていたけど、アメリカの大学で学んでいた時、教授に課題の論文を提出したら、『お前の英文は直しようがない』と言われたそうです。
それはどういう意味かと言えば、『文法的には一切手直しするところはない完璧な英文だけど、英語のネイティブはそういう風には言わない』ということだそうです。
やはり問題はそこなのだと思います。日本で教科書英語や教材英語で学習すると、文法的には完璧な英語を身に付けることが出来ても、ネイティブはそういう風には言わないとなってしまうのです。つまり生の英語ではないのです。
私が最近読んだ本は、そんなネイティブはよく使うけど日本人には全く馴染みのない英語を紹介した本です。
以前こちらの日記でも紹介したことのある『使ってはいけない英語』の著者であるディビット・A・セイン氏の本で『知ったら使いたくなる英語』という本です。この本を読んで一番感じたことは、この本で紹介されているほとんどの表現は私が長年見てきた海外ドラマの中に頻繁に登場してきた表現だということです。そして私もドラマから自然とそういった表現を学んできました。本を読んでつくづく思いました。『長年海外ドラマを教材にして間違ってなかった!海外ドラマは生の英語の宝庫なのだ!!、やはり海外ドラマが一番!』
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知ったら使いたくなる英語
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