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ヒドゥン・フェイス /
La cara oculta /
The Hidden Face /
La verità nascosta /
Das Verborgene Gesicht /
Inside

Andrés Baiz

Kouombien/Spanien 2011 97 Min. 劇映画

出演者

Quim Gutiérrez
(Adrián - スペイン人指揮者)

Martina García
(Fabiana - ウェイトレス、コロンビア人)

Clara Lago
(Belén - アドリアンの前の恋人、スペイン人デザイナー)

Alexandra Stewart
(Emma - 家の持ち主)

Marcela Mar
(Verónica - バイオリニスト)

Juan Alfonso Baptista (刑事)

Humberto Dorado (アドリアンの雇い主)

見た時期:2012年8月

2012年ファンタ参加作品

ストーリーの説明あり

ネタは次のページでばらします。このページでは何も分かりません。

★ 南米に良い兆しか

以前大した作品を出していないスペインが急上昇し、質の良いスリラーを連続して出した時期がありました。最近は数が減っており、あまり来ませんが、たまに作るとおもしろい仕上がりになっています。そのスペイン映画界は景気の影響をもろ受けたのか、作品数が半減に近い状態だそうです。しかし1度あそこまで育ったので、今後どうするのだろうと思っていました。

私のかんぐりかも知れませんが、もしかして頭脳が南米に流出したのかとも思います。というのは最近南米の国とスペインの合作が出始めており、出来が良い作品もあるからです。ロケ地の経費が安いから無理にこじつけて南米に進出したような作品もありますが、じっくり考えて作られたらしい作品も出ています。

南米は映画と縁の無い国ではなく、ファンタにもたまに佳作が送られて来ます。ただ、英国やハリウッドのように大量生産はできないらしく、海外に出る数は少ないようです。今年のファンタを見ると、スペイン人をあちらへ送って安い場所で撮影させているだけではなく、現地と協力して作るつもりなのかなと思わせる兆しが見えます。スペインがお得意だったスマートな犯罪映画を作る技術が南米に根付くかも知れません。

★ タイトル

ここには載せていませんがイタリア語の代替タイトルと、載せてあるフランス語のタイトルは中身を教えてしまうのであまり適していません。英語とドイツ語は同じ意味ですが、趣旨がぼやけてあまり良いタイトルではありません。見る前にある程度内容を示しつつ、ネタをばらさないためには《消えた彼女》とか《失踪》といったタイトルがいいのではと思います。冒頭から女性が1人消えているので、それはネタバレにはなりません。この作品は何も知らずに見るのが1番いいです。

今年のファンタは駄作が多く、不作の年ですが、特に良い作品が少数あり、そちらの良さは長い間にたまに出るぐらいの凝った筋です。それをタイトルでネタバレにしてしまうのはもったいないです。

★ あらすじ

先に聞いてしまうと皆さんの楽しみを全く損なってしまうので、別なページに書きます。

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