明けましておめでとうございます。今年もよろしく。

今年は1月からガクッと数が減り、驚いています。日常生活はインフレとデフレが混ざったような有様で、「3つ買うと2つ分の値段でいいよ」とか「10％、20％割引をやるよ」という店が出るかと思えば、暮れからうっすらと値段が上がっている店もたくさん出始めています。

郵便料金も正月から1番良く使われる定型が3円ほど値上げ。そうなると思い出すのが映画ファーゴ。最後犯人逮捕に至る女性主人公の制服警官の夫が切手の絵を描く人で、彼の絵が採用されたのがたったの何¢かという低い料金。「僕の絵の切手なんか大した意味も無い」と腐っていると、妻の主人公が心温まる言い方で慰めていました。なので私もデザイナーの心を思いながら新しく発売される3¢の切手を見たのですが、がっかり。ただ馬鹿でかく3と書いてあるだけ。あと2¢加えた5¢の切手ですと、きれいなクロッカスの図柄になっています。ここ暫く大勢の人が買ってくれるのだからもう少し気持ちを込めたデザインにすればいいのにと思います。

郵便料金が上がるので、郵便受けを一杯にしてしまうダイレクト・メイルが減ればと思いますが、果たしてそうなるかどうか。ところで、消費者が財布の紐を締めるとすれば娯楽が1番先。ライブが減るのはそのあおりかも知れません。有名店を見ても1ヶ月のスケジュールが埋まっていないところがあります。

今月は大晦日から大風邪を引いたのでアップが遅れましたが、資料は正月に入ってすぐのものです。