音楽のページ
2018年8月
長い間ドイツは夏時間を採用して来ましたが、そろそろ止めようという議論が起き、投票も行われたようです。
夏時間の利点は仕事を終えてから夜10時頃まで明るいので、色々な事ができることです。以前はサラリーマンなどは大体午後5時頃、商店は全て6時で終わりでした。ですのでせっかく明るいうちに仕事が終わっても買い物の時間は短かったです。組合が強い時代の話です。その後不景気の影響か、商店の収入を増やす狙いか、職場数を増やすためか、終業時間がかなり遅くなり、サラリーマンがゆっくり買い物ができるようになりました。
以前私は夏場よく野外の映画を見に行っていたのですが、夏時間はそうなると迷惑。午後10時にならないと暗くならないのですよ。逆にライブ・コンサートのファンは喜びます。明るくてもコンサートは開始できますからね。
ドイツは中央ヨーロッパ標準時に従っているので、普段(冬場)は日本との時差8時間、夏場は7時間です。グリニッジ標準時とはずれています。以前よく英国のラジオ放送を聴いていたのですが、英国の日常生活はこれまた夏場グリニッジ標準時とずれており、欧州というのはなんともややこしい所だなあと思ったものです。
ドイツの夏時間採用は全盛期の初頭からで、やったり、廃止したりしています。
夏時間の採用には色々な理由が語られていますが、本当のところは分かりません。というのは、標準時は年間通しにしておいて、会社などの始業時間を夏場だけ1、2時間早くしたって構わないわけですから。健康にプラスだ、マイナスだという話もあります。ドイツ人のビタミン D 不足はマジで、私は事故後日光に当たってはいけないので始めましたが、全くそういう事情が無い人でも錠剤を取っている人は多いです。また、所謂白人、特にニコール・キッドマンやナオミ・ワッツ風の皮膚の人はいくら健康のためだと言っても、長時間日光に当たると健康上の問題を生じる可能性が高いです。多くのドイツ人がこのタイプの肌なので、午後遅くまで楽しそうに日光浴をしているのを私は心配そうな目で眺める毎日です。
他にも心臓だ、心理状態だと色々利点、欠点が語られ、結局私にはどちらに軍配を上げていいのか分かりません。ドイツに来たらそうだったというので私は疑いもせず受け入れましたが、これから変えるというのならまあ仕方ないかと思って従うでしょう。
日本では珍しく今この話が取り上げられていますが、別に夏時間にしなくても、これこれの催し、商店は○○時から始めるとすればいいだけの話ではないでしょうかねえ。
場所 | アーティスト | 詳細 | ジャンル | メモ |
A Trane | Cosmo Klein | Cosmo Klein, Connor Fitzgerald, Thomas Stieger + スペシャル・ゲスト | ファンク | |
A Trane | Eb Davis & The Super Band | Eb Davis, Nina T. Davis, Willie Pollock, Ben King Perkoff, Jay Bailey, Tom Blacksmith, Lenjes Robinson | ブルース | |
A Trane | Stephanie Lottermoser | Stephanie Lottermoser, Till Sahm, Ferdinand Kirner, Thomas Stieger, Felix Lehrmann | ソウル、ファンク、ジャズ | 写真を見ると彼女はテノール・サクソフォンを吹くようです。私なんかがテノールを持つと、自分の姿がサクソフォンの後ろに隠れてしまいそうな大きさ。ただ、吹く側の視点に立つと、大きなサクソフォンの方が簡単に音が出ます。この店で5日連続出演というのは珍しいです。 |
b-flat | Ben Mayson and Friends | |||
b-flat | Jazz Crusaders Tribute Project | Fuasi Abdul-Khaliq, Geoffroy De Masure, Kelvin Sholar, Charles Sammons, Jesus Vega | ジャズ、ファンク、ソウル | |
b-flat | Marie Chain Band | Marie Chain, Vladimir Spridonov, Gonzalo Pinan De Mingo, Inka Ebert, Tim Lehnert | ソウル、ジャズ、ソングライター、ソウル・ポップス、グルーヴ、ブルース | |
b-flat | Richard Arame Group | Richard Arame, Jens Schmidl, Thomas Hoppe, Dirk Morning メイン: Waldi Weiz & Matthias Stolpe |
ブルース、ファンク、グルーヴ | |
b-flat | Space Shuffle | Lito Tabora, Ramani Krishna, Meinolf Saggel ゲスト: Johannes Kersthold |
ジャズ、ブルース、ロック、ワールド・ミュージック | |
Badenscher Hof Jazzclub | Dorrey Lyles & Soul Sexy Band | Gary Wiggins, Dorrey, Reggie Moore, Daryl Taylor, Akira Nakamura メイン: Gary Wiggins |
ブルース | |
Badenscher Hof Jazzclub | Gary Wiggins Jazz & Blues Allstars | Gary Wiggins, Reggie Moore, Daryl Taylor, Akira Nakamura ゲスト: Eb Davis |
ブルース | |
Badenscher Hof Jazzclub | Mike Russell's Funky Soul Kitchen | Mike Russell, Lionel Haas, Sir Charles Williamson, DiCarlo スペシャル・ゲスト: Katarina Holmberg |
ブルース、R&B、ファンク、ソウル | |
Badenscher Hof Jazzclub | Will Jacobs Blues Band | Will Jacobs, Lionel Haas, Simon Horn, Akira Nakamura | オリジナル・シカゴ・ブルース、ソウル、R&B、ゴスペル | |
Botanischer Garten Berlin | Dixie Brothers | |||
Britzer Garten | More Town Soul | |||
Celtic Cottage | Thomas Niedermayer | アコースティック・ロック、ブルース他 | ||
Freilichtbühne Zitadelle | Frank Muschalles 2. internationale Boogie Woogie Session | メイン: Julian Phillips & Günther Straub | 会場は1557年に建て始められた砦です。ドイツ語を直訳すると「お城」みたいになってしまうのですが、欧州には居住用のお城と戦争に備える砦があります。日本各地にあるお城、姫路城のようなのは言わば砦、王子様、お姫様が住んで、舞踏会などをやるのが、シンデレラが出入りしたようなのがお城なのですが、日本語で使われるお城という言葉は元々は舞踏会用ではなく、戦争に備えた作りです。現在はそういう場所でコンサートが行われています。 | |
Lido | Noname + Sampa The Great | ソウル、ラップ | ||
Orania.Berlin | Orania.Jazz: Matti Klein Soul Trio | ジャズ、ファンク、ソウル | ||
Petruskirche Lichterfelde | Matti Klein Soul Trio | ジャズ、ファンク、ソウル | ||
Quasimodo | Ingrid Arthur & The Players Club | ブルース、ソウル | ||
Quasimodo | Pimpy Panda | メイン: Alana | ファンク、ネオ・ソウル | |
Quasimodo | Funk Delicious | ディスコ、ファンク 2015年にこのグループがカシモドでタワー・オブ・パワーの有名な曲をカバーしているビデオを見ました。残念ながら歌手はタワー・オブ・パワーに負けないぐらい下手くそ。音は会場が小さいためかやや厚みに欠けます。ブラスはタワー・オブ・パワーにあと1歩のいいレベルです。ベースは下手ではなく、リズムの切れもいいのですが、音の好みが違うのか、調整がうまく行かなかったのか、ちょっと前に出過ぎな感じです。ブラスがたまにミス・トーンを出すのはご愛嬌。実力はいい線行っています。 この種のファンク・バンドの歌手が下手くそなのは後ろが歌手のバック・バンドに見えては行けないという配慮なのかとかんぐっていましたが、久しぶりに見たタワー・オブ・パワーの歌手は少し上達していました(何十周年かの記念コンサート)。 |
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Quasimodo | Luke Winslow King | フォーク、ゴスペル、ラグタイム、ロックンロール | ||
Rickenbacker's | Andy Robson meets Indijana | ブルース、ロック、ソウル、R&B | ||
Rickenbacker's | Bluesrock-Session | Heinz Glass 他 | ||
Rickenbacker's | ELTB - Elvis left the Building | ロックンロール、ブルース、ラテン、フォークロック、ロック | ||
Rickenbacker's | Froxxexpress | ポップス、ロック、ジャズ、ブルース | ||
Rickenbacker's | Good Stuff | オールディーズ、ロック、ブルース | ||
Rickenbacker's | Hanno Bruhn Gang | ブルース | ||
Rickenbacker's | Jumpin Pete & Berlin All-Stars | ロック、ブルース、カントリー、ポップス | ||
Rickenbacker's | Richard Aramé Band | オールド・スクールの R&B、ソウル | ||
Schiffsrestaurant John Barnett | Bluebilly Pancake | |||
Schiffsrestaurant John Barnett | Confessin the Blues | マディー・ウォーターズなどの曲 | ||
Teehaus im Englischen Garten | Marie Chain & Band | 会場はうちの近所。野外のよう。 | ||
Ufa Fabrik | Out of Nations | |||
Ufa Fabrik | Neue Wienerlied-Tage: Kollegium Kalksburg | |||
Yorckschlösschen | Adam Hall & The Velvet Playboys | Adam Hall: tp, voc, Mark Turner, Matthew Hanson, Anthony Dodos, Ashley de Neef, Matthew Schmalkuche | ジャズ、R&B、40年代、50年代の曲 | ホールはトランペット担当。超イケメン揃いのオーストラリアのバンド。 |
Yorckschlösschen | Ernie's Mittwochs-Cocktail(水曜日) | Besetzung: Ernie Schmiedel + サプライズ・ゲスト | ブルース、ブギ | 今月は出ずっぱりです。 |
Yorckschlösschen | Ernie's Sonntags-Cocktail(日曜日) | Besetzung: Ernie Schmiedel + サプライズ・ゲスト | ブルース、ブギ | |
Yorckschlösschen | Swingbop’ers | Diverseste Berliner Swingbop’ers | スウィング、ブルース、ボサ、ジプシー | |
Zig Zag Jazz Club | Guitar Crusher & The Mellowtones | ブルース、ソウル、R&B | ||
Zig Zag Jazz Club | Super Funky Soul Wednesdays With Brooklyn Bridge | メイン: Keith Tynes | ソウル | |
Zig Zag Jazz Club | Super Funky Soul Wednesdays With Brooklyn Bridge | メイン: Dorrey L. Lyles | ソウル | |
Zig Zag Jazz Club | Super Funky Soul Wednesdays With Brooklyn Bridge | メイン: Ingrid Arthur | ソウル | |
Zig Zag Jazz Club | Eb Davis and The Superband | ブルース、ソウル | ||
Zig Zag Jazz Club | Mike Russel's Funky Soul Kitchen | ソウル | ||
Zig Zag Jazz Club | Tribute to Horace Silver and Hank Mobley | メイン: the Jonathan Lindhorst Quintet | ハード・ボップ、ソウル、ブルース | Song for my father はいい感じの曲でした。私の耳にはジャズに聞こえましたが、珍しく気に入ってアルバムを買いました。 |
Zig Zag Jazz Club | JC Dook & Friends | ワールド、ジャズ・ロック、ソウル | ||
Zimmer 16 | Jenny Kittmann |
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