ブルースフロムシカゴ 2013年7月21日 荻窪Rooster 毎年恒例 Japan Blues Festival に出演したマシュー・スカラーがバンドのピアニスト、ジョニー・イグアナと共に残って東京のライヴハウスに出演した。マシューは去年はルリー・ベルのバンドにゲストとして加わるという形だったが、今年は自身のバンドでの出演だったようで、その模様は、Utamさんが撮影に行ったので、いずれアップすることになるかと思う。 [ルースター]に行ってみると、マシューとジョニーがすでにステージの上にいて、お客さんひとりひとりと話をしている。白人の姿が多い。どこかから聞きつけて集まって来たらしい。今回は、このふたりに菊田俊介がギターで参加するというトリオ編成。 Matthew Skoller (Hrm.vo) Johnny Iguana (pf) Shun Kikuta (g) 去年の Japan Blues Festival での姿は Utam さんが撮影した写真で見覚えがあったが、想像していたより背は低い人だった。それにもっと怖そうな印象を持っていたのだが、結構気さくな人物で、しかも笑顔がかわいかったりする。写真だけの印象って、当てにならないものだ。 ジョニー・イグアナのピアノ・ソロから始まって、2曲目からあとのふたりも椅子に座ってリラックス・ムードで演奏が始まった。マシューを聴くのは初めてだが、これほど凄腕のハーモニカ奏者とは思わなかった。まさに変幻自在、決して単調にならない。次々と新たなフレーズを繰り出してくる。ピアノのジョニーは、あまり表情を変えないクールな人だが、ファンキーなピアノを弾く人。菊田はふたりに遠慮したのか、あまり出しゃばらず、サポートに徹していた感じ。 第1セット、第2セット共、75分ずつという大サービス。第2セットではお客さんの方も盛り上がって、立ち上がって踊りだす人も多かった。そんな中、ついにはマシューもハーモニカを吹きながら、客席乱入。楽しいライヴは23時近くまで続いた。 7月22日記 |