2012年5月18日 リトル・ウシャコダ・ボーイズ(人形町・365サロンゴカフェ) 藤井康一(ヴォーカル、ウクレレ、テナー・サックス) ライオン・メリー(キーボード) 地元・人形町で、ウシャコダの藤井康一がライヴをやると、最初に聞いたのが去年の夏。ちょうど体調を崩し始めていたころで、私の身体は常に微熱があった。会場の365(サロンゴ)カフェに予約を入れたものの、当日はあまりの体調の悪さに行くのを断念せざるを得なかった。 次のライヴは入院中。もうそろそろ退院できるかという微妙な時期だったのだが、入院が思いの外長引いて、このときも悔しい思いをしてまたもや断念。 そして今回、ようやく行く事ができた。 Utamさんと待ち合わせ、18時30分の開場時間に店の前まで行くと、まだリハーサルの最中。雑談をしているうちに開場。 オレンジジュースを受け取り座席に陣取る。 開演時間の19時30分を10分ほど回ったところで、第一セット開始。このセットはバラエティのある曲選び。ロックからソウル、果ては日本の懐メロまで。 この日の朝、ドナ・サマーの訃報が流れたが、このところドナルド・ダンやらリヴォン・ヘルムやら、やたら訃報が多い。「いつ死ぬかわからないよ。楽しまなくちゃ!」と藤井。30分のセットで休憩。 第二セットは、藤井、メリーがそれぞれソロで一曲ずつ演ったあと、本日のスペシャル企画。スタッフが、ブラジルのお酒ビンガ(カサーシャ)を一杯500円で売りに来る。これを飲みながら『ピンガでヘベレケ』が始まる。このあたりから客席も暖ったまって絶好調。最高の雰囲気になる。もっとも私は怖いからピンガには手を出さなかったが。 第三セットは、いよいよ客席も乗り乗り。ウシャコダのナンバーが多い。『ジャスト・ワンナイト・スタンド』『メンフィス・テネシー』『ヘイヘイヘイ』などなど。 そして本日の酒飲み企画二つ目。紙コップに注がれたテキーラが無料でお客さんに回される。『テキーラ』に合わせて、♪テキーラ!と叫ぶところで、みんなで叫んでテキーラをグッと飲む。水で割ってあるけど、けっこう濃いらしい。藤井が歌いながら顔をしかめてる。ふはははは。お客さんも大はしゃぎ。 22時を回ったころ、そろそろ近所から苦情が出る前に『太陽はひとつだけど』でお開き。 ウシャコダ、7月には青森の三沢基地で独立記念日ライヴ。アメリカ兵、盛り上がるだろうなあ。 |