Everyday I Have The Blues

秋山登志夫バースディライヴ

2013年1月14日
四谷三丁目 ブルーヒート Blue Heat

Bay Lights
秋山登志夫(Vo.G)
小松原貴士(G)
五十川博(B)
藤井雅之(Ds)
ダイアナ・ブルー
 ミッチー(Cho)
 カッちゃん(Cho)

 東京に大雪が降った日。交通機関も一部止まってしまって、本当に今夜のライヴはあるのかなぁと不安がよぎる。去年のバースディ・ライヴは還暦記念ライヴで、私は「必ず行きます」と言ってしまったのに、退院の許可が下りず、失礼してしまった。今年こそは思ったら今朝になって今度は雪。夕方問い合わせてみると今夜のライヴはやるとのこと。スノーブーツを履いて四谷三丁目まで出かけた。

 20時、定刻にスタート。いきなり『コールド・スウェット』で幕開け。タイトでファンキーなバックに、秋山登志夫のシャウトが炸裂。寒い外の空気から入ってきた心と身体に火がついて燃えたよう。秋山の住む五日市は都心部ほどの積雪はなかったそうで、今回の雪は都心部に集中的に降ったのか?

 二曲目から女性コーラス、ダイアナ・ブルーのおふたりが参加。『フェン・サムシング・ロング・ウィズ・マイ・ベイビー』や『ハレルヤ・アイ・ラヴ・ハー・ソウ』や『634-5789』といった、我々60年代ソウルで育った人間には堪らないナンバーが並ぶ。
 秋山のヴォーカルも、今やこういう歌い方のできる歌い手が、ほとんど見られなくなってしまった中で貴重。コーラスのダイアナ・ブルーのおふたりがまた実にソウルフルで、ハーモニーがガッチリ合っている。
体験談を元にした(?)オリジナル『夜逃げの歌』で第一セット終了。

 休憩時間には、みんなでハッピー・バースディを歌ってお祝いする。

 第二セットは『ホールド・オン、アイム・カミング』からスタート。『ムスタング・サリー』『アンチェイン・マイ・ハート』といったナンバーが並ぶ。こちらもソウルの名曲ばかり。途中ダイアナ・ブルーにヴォーカルを渡して『ユー・ガット・ア・フレンド』を演る場面もあり、これもオリジナルの『テンダー・ラヴ』(?)でお開き。まさに優しい気持ちになれる心に沁みる歌だ。

 交通状況がどうなるかわからないので、今夜は早めに終演。「電車に飛び乗ってお帰りください。飛び降りちゃダメですよ。世の中おしまいになっちゃうから」との声に送られて、早々に帰途につく。秋山登志夫60と1歳のライヴ。長いこと続けてもらいたいなぁ。私もせいぜい長生きしなくちゃ。

1月15日記





















静かなお喋り 1月14日

静かなお喋り

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