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Everyday I Have The Blues

2012年6月30日吾妻光良&The Swinging Boppers(渋谷Quattro)

 いつも通り、テーマ曲になっているデューク・エリントンのThings Ain't What Used To Beでスタート。
 おや、吾妻さん、見たことがないギターを持っている。通販で50400円で買ったという12弦ギター。届いたときはアチコチ壊れていたと言いながら、新しいギターにうれしそう。

 最終的に決めた曲順表がわからなくなってしまったとかで、記憶に頼って進めていく。『最後まで楽しもう』、『極楽パパ』、『刈り上げママ』といった昔作った曲。
 そして新しい曲も何曲か。「昔は55歳で定年でした」ということで、そのものズバリの『昔だったら定年だ』。メンバーもみんなほとんど昔だったら定年だけど、みなさん実社会でもまだバリバリに仕事しているみたい。

 15分ほどの休憩のあと、『やっぱり肉を食おう』を、今のニュース合わせて『やっぱりレバーを食おう』に歌詞を変えて。この日で生レバーを飲食店で出すのは禁止。「昔は生レバーばかり食べてました」と、バンド行きつけ鶏料理屋での好物だったという吾妻。うん、生レバー、確かにおいしいけどね。鶏の内臓はとくに食中毒が怖いから。

 『小学校のあの娘』、『しかしまあ何だなあ』と演って、ゲストの松竹谷清の登場。『知らぬ間に心さわぐ』、『目をとじて会えるなら』、『モンキー・ジョー』の3曲。バンドをバックに歌うのは気持ち良さそう。

 On The Sunny Side Of The Streetをじっくり聴かせ、『150〜300』では♪オレの血圧150から300 と、お客さん大合唱。『誕生日には俺を呼べ』で、本日のとりあえずのラスト・ナンバー。

 アンコールに出てきたものの、吾妻が楽屋に忘れ物を取りに行くハプニングがあり、その間即興で『枯葉』のジャズ演奏。
 大作(? アハハハハ)『クリムゾン・キングの宮殿』を演って、『ほんじゃね』でエンディング。

 2回目のアンコールは、On A Slow Boat To China

 このバントも、同世代の観客が多いけれど、若い人の姿も多い。
 でもバンドの曲じゃないけれど、もう『歳には勝てないぜ』。3時間のオールスタンディングを観るには、同世代層はキツい歳になってきた。

7月2日記

静かなお喋り 6月30日

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