August.21,2001 タコライス
帰りの飛行機の時間まで、再び国際通りのヘリオスで、昼食がてらビールを飲んで過ごすことにした。沖縄に来るまでタコライスなる食べ物があることを知らなかった。那覇の街を歩いていると、ときたま見かける[タコライス]の文字。蛸を使ったご飯ものだろうか? ときどき[タコスライス]となっているのもあるから、ひょっとすると蛸の薄切りの乗っているご飯なんだろうか? ヘリオスのビアパブのメニューでもこの文字を見かけ、注文してみることにした。写真の右横に写っているビールは、期間限定だとかいう[アメリカンレッドエール]。甘くて苦い複雑な飲み物でした。
ははあ、なるほどね。メキシコ料理のタコスをご飯の上に乗せたわけね。中央がピリリと辛く味付けしたひき肉。その上に小さく切ったトマトが少々。上に散らしてあるのはバジルですね。その外っ側は、千切りのレタスとチーズがビッシリ。こりゃあ旨いですよ。タコスってイマイチ日本でポピュラーにならないのは、けっこうあの皮の部分が日本人の口に合わないからなんじゃないだろうか。
その昔、新宿のあるスパゲティ屋さんで、ミートソース・ライスなるものを食べたことがあった。そう、ご想像どおり、ご飯の上にミートソースをかけてあるやつ。これにパルメザンチーズをバサバサとかけて食べると、その旨いこと! それ以来、スパゲティ・ミートソースを食べた翌朝は、アツアツのご飯の上に残ったミートソースをかけて食べるのが習慣になっている。そうだよなあ、あれにパルメザンチーズとタバスコを多めにかけると、タコライスに近いものになるよなあ。
ちなみに下の写真は、一緒に注文した[豚バラ肉の黒ビール煮]。これもまた旨かった!
August.4,2001 [ヤオヤオ]の中華料理
那覇2日目の夜、両親の金婚式を祝って食事をすることにした。父は大の中華料理好き。沖縄といえば台湾にも近い。美味しい中華料理が食べられるに違いない。ガイドブックに出ていた中華料理屋[ヤオヤオ]に行くことにした。
[ヤオ]とは女偏に兆と書くのだが、う〜ん、パソコンでは変換してくれなーい! 国際通りからはちょっと離れたオフィス街の一角に[ヤオヤオ]はあった。やけに愛想のいい台湾出身のママさんが出迎えてくれた。
オリオンの生ビールを飲みながら、まずは父の大好物、クラゲの和え物、チンゲン菜の炒めもの、蒸し餃子をとる。これはもう父の定番。
次はこの店のお薦めだという、そぼろ肉のレタス包み。
これ、凄くエスニックしてまして、肉の味付けがピリッと辛い。この辛さは、どんな香辛料を使ったものなのか不明。ママさんに訊いても笑うだけで教えてくれない。でも、旨かったなあ。
銀むつの蒸し物をとって、次がワンタン。
これはエビのすり身のワンタンだった。上にかかっているタレは招興酒と味噌を混ぜて作ったものらしい。これも絶品!
メニューを見ると、割と料理の種類が少ないのだが、2ヶ月ごとに変えているそうで、さらにはメニューにない、その日のスペシャルまであるらしい。この日は、フカヒレとグリーンピースのスープがあるというので、それを頼む。
フカヒレって淡白だから、何にでも合うんですね。これもまた絶品でした。なんだか洋食と中華のドッキングという感じ。シメにカラシ菜の炒飯を食べて、デザートを食べたらお腹いっぱい。
とうさん、かあさん、金婚式おめでとう!