Ｄｅｃｅｍｂｅｒ．２３，２００６ 鶏ちゃんこ鍋
今年の忘年会の鍋料理研究会は、鶏ちゃんこ鍋でした。今回のポイントは正調ちゃんこ鍋。もともと、ちゃんこ鍋は、二本足で立っている鶏しか使いません。四本足の豚や牛は、「手をつく」と言われ、力士には縁起が悪いとされていました。鶏がらダシの鶏ちゃんこ。これがポイントです。
材料 鶏ガラスープ 水炊き用鶏肉 ながねぎ 白菜 茸類 生揚げ ニラ 水餃子 仕上げ中華麺 ポン酢 あさつき おろしにんにく 柚子こしょう 焼酎
鍋に焼酎を少量入れ、鶏肉を蒸し焼きの要領で炒めます。水を入れ鶏ガラスープを濃い目に溶かします。ここに、筒切りのねぎ、ざく切りの白菜、適当な大きさに切った茸類、生揚げ、長めに切ったニラを入れます。本来はここに鶏つくねということになるのですが、水餃子で代用。「おいおい、水餃子は鶏肉じゃないぞ！」という声もありますが、そのへんは「まあ、いいじゃん」というのが、当鍋料理研究会のいい加減なところ。
これを、ポン酢でいただきます。ポン酢はケチらずに、いいものを使いましょう。今回のサプライズは、このポン酢におろしにんにく、柚子こしょう、あさつきを入れること。ポン酢とおろしにんにくはミスマッチと思われる方、是非お試しあれ。これが旨いんだ！ 鶏肉はなるべく後で。野菜類からいただきましょう。
ダシが鶏がら、鶏肉だけなので、上品な味わいの鍋でした。仕上げの中華麺も、ポン酢＋おろしにんにく＋柚子こしょうにぴったり！