January.21,2009 とろ金目の塩焼き弁当 1000円
新宿京王百貨店の、恒例元祖有名駅弁と全国うまいもの大会。今年は伊豆の駅弁対決ということで、下田の、とろ金目の塩焼き弁当を買ってみた。
金目鯛といったら煮付けだと思うのですよ、私は。刺身でも塩焼きでもなく、金目っていったら絶対に煮付けだと譲らない私だが、金目鯛の弁当と言われるとやっぱり食べたいなあと思ってしまう。金目はやっぱりご馳走だもの。しかも、トロなんていわれると何が何でも食べたくなってしまう。
午後、少し会場も少しは空いただろうという時間を見計らって買いに行った。それで、この弁当を持って歌舞伎町の映画館に行き、ロビーで食べた。
結論から言うと、弁当って、冷や飯を食べさせられたという感覚にさせたら失敗だと思うんですよ。ご飯の上にドーンと金目鯛の切り身が乗っている。他にさつま揚げなどの煮物や佃煮も乗っているけれど、基本的にはこの金目の塩焼きが目玉。これがねえ、トロというほどには期待ほど脂が乗っているとは思えないんですよ。しかも焼いてから時間が経ってしまった魚ってパサパサ感が先立ってしまう。コンビニ弁当でもないからレンジで暖めてくれるわけでもなく、冷め切ったご飯の上に、これまた冷たい魚の切り身が乗っかっている。
せっかく金目鯛の入った弁当なのに、妙に貧乏くさい感じになってしまっているのですよ。ご飯の上に直接乗せるのではなく、仕切りを作ってきれいに見せるといった工夫をして欲しかったなというのが正直な感想。金目鯛だから仕方ないんだけど、骨が多いのも食べづらい。塩焼きではなくせめて煮付けだったら、もう少し食べやすかったんじゃないかと。
January.5,2009 外食で雑煮
以前は正月というと飲食店はほとんど休みで、家で御節料理ということがほとんどだったが、今じゃコンビニエンスストアは年中無休24時間営業だし、飲食店もけっこう元日から営業している店が多くて、なにも御節料理を食べなきゃ正月は過ごせないということもなくなってしまったようで。そして、以前は正月営業の喫茶店など正月料金などと人の足元をみるように法外な料金を請求してきたりしたものだが、今やコーヒーショップもそんなことは言わなくなった。
今年の正月はファミレスの[ジョナサン]に連日通っていた。[ジョナサン]は毎年年末年始限定ご馳走メニューが加わる。今年も特選ステーキ丼膳(シーフードマリネサラダ、味噌汁、漬物付き)と、豪華海鮮丼膳(ローストビーフサラダ、味噌汁、漬物付き)が1459円。食べましたとも、どちらも。おいしかったなあ。
それと、正月限定のお雑煮膳。これがいいんだなあ。お雑煮なんて家で作って食べるもんなんだろうがファミレスで気軽に食べられるとは、いい時代になったもんだ。鶏肉や野菜がたっぷり入ってお餅も三個入ってて、アツアツでおいしい。別にイカとエビのマリネ、いくらおろし、茄子の煮物まで付いて934円。
食べ終わって、広いテーブルでゆっくり本を読んで、ああ、いい正月だなあ。