中華海鮮鍋
いい歳をした野郎ばかりが集まって、
ときどき鍋を囲んでいる。
学生時代からの付き合いで
以前は年に何回か都内の飲食店に集まっていたのだが,
長居できないのと、
外食は高くつくという理由で、
いつの間にか私の店の休みの日に集まって
鍋をつついてワインを飲むという会に変化してしまった。
今回は中華海鮮鍋。
材料は、以下の通り。
基本ベース
長ねぎ、生姜、にんにく、ゴマ油、清酒、鶏ガラスープのもと、秘密のタレ
具材
白身魚(刺身用)、ホタテ貝柱、牡蠣(加熱用)、
つみれ団子、牛肉(しゃぶしゃぶ用)、水餃子、豆腐、
生揚げ、キノコ類、パプリカ、レタス
付けだれ
ポン酢、ゴマダレ、モミジおろし、香菜
仕上げ
中華麺、または素麺
気になるのは、海鮮なのにしゃぶしゃぶ用の牛肉が。
そして、もっともミステリアスなのが、秘密のタレ。
まずは基本ベース作り。
長ねぎ、にんにく、生姜をみじん切りにして、ゴマ油で炒める。
そして、清酒を入れ
いよいよ、ジャーン。
秘密のタレ投入!
さあ、この秘密のタレ、
いったい何なのか鍋奉行は明らかにしなかったけど、
なんなんでしょう?
さて、ここで水を入れ、
鶏ガラスープのもとを入れれば、
あとは煮立ってくるのを待つだけ。
この鍋の特徴はいっぺんにいろいろな具材を入れないこと。
一種類から、せいぜい三種類程度の具材を、
それを食べ終わるまで、それ以上は入れてはいけない。
まずは、白身魚からいきましょう。
本日は刺身用の鯛を切って入れてみました。
刺身でも食べられる鮮度のものですから
しゃぶしゃぶして、あまり煮すぎないうちに。
付けだれは、ポン酢にモミジおろし
それとゴマダレの二種類。
香菜は順次。
ダシが出るものから食べていきましょう。
しゃぶしゃぶ用の牛肉、牡蠣、ホタテなど。
ダシが出てきたら、
キノコ類とか。
次に生揚げとかパプリカ。
パプリカって、鍋にこんなに合うとは思ってもみなかった。
おいしいよう。
つみれ団子や、水餃子が入って
鍋はいよいよクライマックスに近ずく。
ここまでダシが出るとレタスがおいしいんだなあ。
もうお腹いっぱいだと思うけれど
中華麺がまたうまいんだなあ。
ごちそうさま。
ちなみに今回は、
映画監督のフランシス・フォード・コッポラが作った
カリフォルニアワインをいただきました。
左から
フラシス・フォード・コッポラ ソフィア ロゼ モントレー
(スパーリリング・ワイン ロゼ)
フランシス・フォード・コッポラ ディレクターズ・カット ジンファンデル
ドライ クリーク・ヴァレー(赤)
フランシス・フォード・コッポラ ディレクターズ・カット シャルドネ
ロシアン・リヴァー・ヴァレー(白)
2011年3月15日記
このコーナーの表紙に戻る
ふりだしに戻る