リピーテッド(Befor I Go to Sleep) 2015年6月5日 新宿バルト9 SJ・ワトソン『わたしが眠りにつく前に』の映画化。 クリスティーン(ニコール・キッドマン)が目覚めると、隣には見知らぬ男(コリン・ファース)が寝ている。彼は自分の夫だと言い、彼女は記憶障害にかかっていて、一度眠りにつくと前日までの記憶がすべて消去されてしまうのだと告げる。彼女は精神科医にかかり、この病気を治そうとするが・・・。 毎日寝るたびに、前の日の記憶が無くなるというのは怖い話だけど、実際にそんな病気ってあるのだろうか? なんとなく認知症を連想してしまう。 クリスティーンは小型のデジカメの動画機能を使って、毎日日記のようにして、その日のことを記録していく。自分には友人はいないのだろうかと探してみると、ひとりの女性が現れる。彼女からは自分には子供がいたと知らされる・・・。 最後の意外性がミソのサスペンスものだから、マナーとして詳しくは書けない。でも、この手の話が好きな人なら、途中で気が付くはずだ。一時間半程度の上映時間だから退屈はしないが、それでも「引っ張るなぁ」という感はぬぐえない。 一応、ハッピーエンドの形だけど、これ、「それでいいの?」という気持ちになってしまった。まあ、あまり詳しく書けないのがもどかしいのだけど。 ニコール・キッドマン、コリン・ファース主演、製作総指揮リドリー・スコットというのに、東京地区では[新宿バルト9]一館での上映。「なんで?」と思うけれど、あまりネタバレしないで、こうやってこっそり上映される方がいいのかもね。 6月6日記 静かなお喋り 6月5日 静かなお喋り このコーナーの表紙に戻る |