スパニッシュ・プリズナー(The Spanish Prisoner) 2013年11月15日 DVD デヴィッド・マメット脚本・監督、1997年の作品。 未見だと思ってAmazonで購入。送られてきたものを包装を解いてびっくり。いわゆるCD用の正方形サイズのDVDケース。最初にDVDにしたまま、その後縦長のDVDケース仕様にはならなかったらしい。プレイヤーに入れて観始めたら、さらにびっくりなのは、画面サイズ。横長ではなく、どうやらスタンダード。1997年段階でスタンダードという感覚が驚き。 それよりもっと驚いたのが、観始めたら「あれ? これは観た事があるぞ」となった事。一旦プレイヤーを止めて、自分の記録を当たる。あった! 1999年に[シネセゾン渋谷]で観ている。もう我ながら自分の記憶力の無さに愕然としてくる。 もっと愕然としたのは、この映画、どういう展開になるのかもほとんど忘れてしまっていたことで、まったく新しく観る映画のように楽しめた。 映画が始まってしばらくしたところで、スティーブ・マーチンが登場するのだが、もう彼が出てきただけで、こいつが怪しいという事はわかる。もっともそれはマメットも織り込み済み。 この映画はもう、これから観る人のために内容をあまり書かない方がいいだろう。最後で「やられたー!」と思うはずだ。 もう実に巧妙に伏線が張ってあるんだから、マメットさんは。 11月16日記 静かなお喋り 11月15日 静かなお喋り このコーナーの表紙に戻る |