2010年11月23日 柳家喬太郎みたか勉強会(三鷹市芸術文化センター星のホール) 喬太郎がしばらく演っていない噺を演ろうという会。 開口一番は入船亭辰じん『道具屋』。いかにも扇辰の弟子って感じで師匠の口調がそのまま出ている感じだ。頑張ってね。 柳家喬太郎一席目。喋り出すなり「一席目はマクラ長いよ!」。あくまでもこの日は自分の会だという認識があったのだろう。10月末に兵庫→博多天神落語まつり→落語協会九州地区学校寄席ツアーの顛末を手帳を出してきて話し始める。こんな世間話も喬太郎の手にかかると40分間飽きさせないのだから、話芸なんだなあ。 来年では廃行になる高校の生徒さん20数人プラス地元の御老人の前で『時そば』を演ったらまるで受けなかったとのことで『時そば』15分。 仲入り後は、林家たけ平『星野屋』。落ち着いた口調でこの難しい噺をキチンと聴かせる。正蔵一門をもうなめちゃいかんよ! 喬太郎二席目はスッと『按摩の炬燵』。へっへー、今年もこんな季節になってきたなあ。これからの季節の喬太郎の定番。今、他に演る人あまりいないしね。放送はおそらくNGだろうし。 12月1日記 このコーナーの表紙に戻る |