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2010年3月20日第二回鯉朝のらくごきち(なかの芸能小劇場)

 今年から隔月で始まった瀧川鯉朝の古典落語勉強会の2回目。

 開口一番は春風亭昇々『初天神』。頑張ってね。

 なにやら聞き覚えのない出囃子で瀧川鯉朝が高座に上がった。説明によると、これは『傷だらけの天使』でショーケンが歌った『たまらん節』とのこと。ああ、そんなのあったっけなあ。東ティモールで撮ってきたビデオの話、土佐落語の話、などをマクラにしながら『不精床』。鯉朝はあの小さな体なのに(?)声の張りがいい。

 林家二楽の紙切り。鋏試しの桃太郎を切りながら、鯉朝さんが女性に振られた話をしてるので、次のお題、花見の次に、「振られた鯉朝さん」をリクエスト。これが上のような作品になった。他に仮面ライダー、ウルトラマン。

 瀧川鯉朝二席目は、妹の結婚をマクラに『妾馬』。マクラがうまく効いた噺になった。その熱演ぶりに引き込まれる。鯉朝らしい工夫もこらされていて、いかにも鯉朝の『妾馬』って感じ。

3月30日記

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