2011年3月5日たい平喬太郎二人会(八千代市市民会館) 八千代市には初めて行く。東京メトロ東西線で西船橋へ。一旦改札を出て千葉高速鉄道り乗り場はどこだろうとウロウロしてしまう。千葉高速鉄道は東西線が乗り入れていることに気が付くまで、かなり時間がかかってしまった。ようするに、さっきのホームで待ってといればよかっただけのことなのだ。気が付いて先ほどのホームに戻ってみれば、電車は行ってしまったばかりらしい。時刻表を見れば、15分間隔でしか動いていないのに愕然とする。 八千代中央駅で降りて、会場までは歩き。ざっと10分以上はかかっただろう。ようやく八千代市市民会館に到着できた。 開口一番は柳家ほたるで『初天神』。 壁に貼られていた貼り紙によると、先に喬太郎40分。仲入り休憩があってたい平が40分。この規模の落語会としては、やや短いかなあ。 柳家喬太郎、最寄りの駅で立ち食いそばを食べてきたら天ぷらそばが割引だった上に卵が無料サービスだったということをマクラにして、客を惹きつける。このあたり掴みが本当に上手い。会場が温まったところで『抜け雀』へ。暮に『ラクエン』でネタ下ろししてから、ところどころ改良しているところも目立ち、「ああ、少しずつ喬太郎らしくなっているな」と感じられた。これからさらにどう変化していくか楽しみ。 休憩時間にロビーの物販コーナーを覗いてみると、笑点グッズが並んでいる。テレビで『笑点』を観て、たい平をナマで見ようとやってきたお客さんも多いことだろう。 林家たい平は、そんな『笑点』の裏話をマクラに、『お見立て』。こういう噺を明るく演じられるのは、この人の力。花魁から、嫌いな客に自分は死んだことにしてくれと頼まれた番頭が、客を墓参りに連れていく噺。♪私の お墓の前で 泣かないでください そこには私はいません 死んでなんかいません〜 終演19時30分。まだ夜は宵の口だけど、早めに帰宅しますか。 3月30日記 このコーナーの表紙に戻る |