2009年11月15日我らの高田“笑”学校 しょの三十四(紀伊國屋サザンシアター) トップで出た、コラアゲンはいごうまんが面白かった。体験漫談なのだが、清水宏のやるものとはテイストが違う。清水宏がやる気満々で突入していくのに対して、彼は恐る恐る近づいていく。やくざの事務所体験、インドのスラム街潜入、おかまバーでのおかま体験など、これは是非とも聴きたいのだが、どれも一時間超えのネタばかりだそうで、この日は持ち時間に合わせて、『帯広コルト』。帯広にある高齢のソープ嬢しかいないソープランドの話。これは面白い! 帰宅後、インターネットで検索してみると本当に存在しているんですね。写真を見ると本当に場末感が漂うたたずまい。 インスタントジョンソンはコント三本。校歌、カラオケBOX、こんな応援は嫌だ。みんな以前テレビで観た記憶があるのだが、この人たちのは何回観ても可笑しい。 ポカスカジャンはいつものって感じ。『笑点バイ・ミー』で玉ちゃんが台詞を忘れたのを、さかんにツッコミまくられていたのが可笑しい。 やまもとまさみは、ひとりコント二本。最初に演ったインタビューを受けるミュージシャンが可笑しい。編集者が住宅情報誌の編集部から音楽雑誌に移ってきたばかりの記者で、話がすぐに住居のことになってしまうというパターン。二本目は、使えないマネージャーを持った俳優のコント。 さて、お待ちかねは浅草キッドの漫才。時事ネタ漫才だが、最近はいろいろ事件が多かったので長い長い。森繁、市橋容疑者、のりピー、圓楽、結婚詐欺などなど、危なすぎてインターネットには書けないよー。 大喜利トークには松村邦洋と東幹久もかけつけてのトーク。やっぱり松村がいないと、もの足りないんだよね、この会。松村は『釣りバカ日誌』での裏話が爆笑。書かないよー。それと、コラアゲンはいごうまんが、やくざ体験と奴隷体験のさわりをやってくれたのがうれしい。この人、どこかに出ていたら、是非観に行きたいなあ。 11月29日記 このコーナーの表紙に戻る |