2009年11月21日22日23日 21日 Utamさんから、人形町に面白い店が出来たとの情報を得る。人形町通りの松竹庵というそば屋の二階にオープンした、[三日月座]というお店。一応カフェなのだが、ギャラリーでもあり、壁には絵画が展示してある。 ランチタイムに行ってみる。トルコライスがコーヒー付きで1200円。旨い! コーヒーはたっぷり二杯分、パーコレーターごと出てくる。これがまた旨いのだ。 地下には試写室があり、レンタルしてくれるという。フィルムでもDVDでもOK。 二階部分も貸し切りOKだという。 この二階と地下の試写室を使って、なにかイベントが出来ないかと、またムクムクと病気の虫が騒ぎだす。 今夜は、人形町で『お富与三郎』を聴く会の最終回。朝から準備の雑用に追われる。 隅田川馬石師匠、雷門花助さん、ふたり揃って開場前に楽屋入り。 番組 『強情灸』 八戒 『厩火事』 馬石 『両泥』 花助 『お富与三郎 島抜け』 馬石 全六回を終了して、感無量。 ウチアゲもなごやか。 いい酒が飲めた。 22日 恵比寿エコー劇場にて、テアトル・エコー『お手を拝借!』。入口でチケットを切ってもらうと、いつもの扉ではなく、前方に案内される。そこはなんと舞台の下手。そこから舞台を降りて客席に行けと言うのだ。舞台には土足で上がるのは厳禁だと聞いていたから躊躇してしまう。 芝居は急に始まってしまう。遅れて入ってきた人はどうするのだろうと思っていると、芝居の途中で熊倉一雄がお客さんを連れて出てきて客席に案内する。これが実は、この芝居の仕掛けのための伏線になっているのに最後になって気が付くのだが。 途中休憩が十分あって三時間。飽きが来ない面白い芝居だった。 23日 三連休最終日。例によって翌日の仕込みやら買い出しで忙しい。さらに雑用をいくつか。 ブランチは日本橋に今年の春に開店したラーメン屋[室壱羅麺]に行ってみた。最近のとんこつ系魚介スープラーメンというのはどうも好みではなかったのだが、ここのはおいしいと思った。そして麺がいい。 夜は紀伊国屋サザンシアターで立川談春独演会。談春、二席。『死神の心得』と『棒鱈』。 『死神の心得』は伊坂幸太郎の『死神の精度−吹雪に死神ー』を落語にしたもの。私はどうも伊坂幸太郎が苦手なのだが、落語にしてもやはりダメ。かなりの部分眠ってしまった。 11月24日記 このコーナーの表紙に戻る |