2010年9月22日から26日 22日(水) 仕事を終えて、DVDでサム・ペキンパーの『ゲッタウェイ』を観る。名画座にかかるたびに何回も追いかけて観に行ったっけなあ。原作も読んだ。ジム・トンプソンの悲劇的な結末もいいんだけど、映画の方もこれはこれでまたいいと思う。 23日(木) 秋分の日でお休み。 翌日の仕込みを終えて、書類仕事にかかる。順調に進み、夕方にはほぼメドがつく。 スーパーでビールとカキフライカレーを買ってテレビの前へ。キング・オブ・コント2010。今年ももうそんな時期になったんだなあ。今年は順当な結果だと思う。ただ優勝したキングオブコメディはもっといいネタをたくさん持っていると思うのと、どのコンビも一回目のネタが二回目のネタよりデキが良かった気がする。 24日(金) 飛石連休の谷間。営業。 仕事を終え横浜へ。 Thumbs Upで、ジェフ・マルダーGeoff Muldaur & エイモス・ギャレットAmos Garrettのライブ。ポール・バターフィールド・ベター・デイズのギタリスト、31年だか32年ぶりだかのふたりそろっての来日。チケットはあっという間に売り切れたそうだが、Utamさんがなんとか2枚確保してくれた。それでも整理番号付きチケットの137番と138番。番号順に並ばせられたら、あとひとり139番の人が後ろにいた。こりゃあ立ち見だなと覚悟したが、ステージの下手の空間の椅子を確保できた。 デュオだろうと思っていたら、バックに日本人のベース、ドラム、キーボードが付くというバンド編成。これにゲストに細野晴臣(ビブラフォン,ヴォーカル)、高田蓮(スチール)、中村まり(ヴォーカル,コーラス)が曲によって加わる。 とにかくふたりの息がぴったり。これは演奏している本人たちも楽しいだろう。ふたりがほぼ交互にヴォーカルを取るという構成で、ふたりともギターも超絶的に上手いが、歌も上手い。もうふたりでの来日は無いとの噂もあり、いいものを観たと思う。今日がツアー初日で、10月11日まで全国を回る。 25日(土) 店の壁から雨漏りがしているので業者を呼んで相談をする。雨樋にゴミが詰まっていて樋から水が溢れ、壁の弱いところから浸水しているのがわかった。取りあえずゴミを取り除く。これでひどい雨漏りはなくなるとのことだが、壁の修理をしなくてはならない。また金がかかる。うーん。 長い間、尋常性乾癬(かんせん)という皮膚病に悩まされてきたが、7月から特効薬を飲んでいるおかげで、きれーに治った。しかし、この薬、血圧を上げてしまうという副作用がある。このところどうも血圧が高そうだと感じていたのだが、きょう内科へ行ってみると、確かに血圧が高い。今までも血圧は高めで薬を飲んでいたのだが、今度からもう一錠別の薬を並行して飲むことになる。なかなかうまくはいかない。 赤坂へ。15時から、志の輔落語in ACTシアター。 『バールのようなもの』 『高瀬舟』(森鴎外・原作) 『徂徠豆腐』の三席。 終演が17時40分を回っている。赤坂見附駅まで行き、銀座線で三越前へ。お江戸日本橋亭の、鯉朝のらくごきち。今日は落語会のハシゴになってしまった。18時開場を5分遅れで入場。18時30分開演。すると鯉朝さん、私服のまま。チラシにだけ18時30分開場19時開演と間違えてプリントしてしまったとかで、チラシを信用して来られるお客さんのために、落語は19時からにすることにしたとのこと。それまではトークで繋ぐことになる。しかし鯉朝さん、ほっとけばいつまでもマクラを話している人だから30分なんて、軽々と繋ぐ。19時、ようやく落語会の始まり。 『やかん』 瀧川鯉ちゃ 『お七、火の用心』 瀧川鯉朝 『ルンルン大奥絵巻』 桂あやめ 『猿後家』 瀧川鯉朝 26日(日) 午前中は自転車でぐーるぐる。買い出しあれこれ。 午後家を出て、二日続けて赤坂へ。日比谷で千代田線に乗って二つ目だとわかっているのに、なーぜか本に夢中になってしまい、ふた駅先の表参道まで乗り越してしまった。慌てて取って返して赤坂駅よりダッシュ。SWAクリエイティブツアー昼の部に開演2分前に滑り込む。 オープニングトーク 『温かい夫婦』 春風亭昇太 『故郷(ふるさと)フィルム』 柳家喬太郎 『知ったか重さん』 林家彦いち 『新婚妄想曲』 三遊亭白鳥 クロージングトーク 帰宅して、翌日の仕込み。終わったのは20時。書類仕事の続きを少しして就寝。 このコーナーの表紙に戻る |