2010年11月5日から7日 5日 仕事を終えて、東穀寄席へ。今回105回にして東穀会館ホールでの公演は最終回。東京穀物商品取引所の建物は取り壊しになりマンションになるらしい。「先物買い」という趣旨から若手を育成する目的で行われてきたが、今回は、年金部だそうでベテランぞろいという顔付け。 『千早振る』立川生志 『掛け取り』立川ぜん馬 『明烏』春雨や雷蔵 ?三遊亭小歌 『火焔太鼓』橘家圓蔵 来年からは人形町商店街協同組合にバトンタッチする。というか、人形町末広無き後、人形町寄席を立ち上げたものの、続かなくなったので、東京穀物商品取引所が後を引き受け、また元に戻ったということになる。 6日 どうも風邪ぎみなので、一日寝ていることにする。 夕方、『NHK新人演芸大賞 落語部門』を観る。一之輔が受賞したのは知っていたが、こうやって観てみると、さもありなん。ネタが『初天神』というのが意外だったが、この『初天神』、子供をどう描くかにかかってくるのだろうが、最近はみんな生意気な子供を出してくる傾向にある。もう生意気さも出尽くしたと思われたのだが、さすが一之輔だ。なるほどそういう子供にしてきたかと思わされた。熱演なのだが、どこか肩の力が抜けているのがいい。 7日 『六代目古今亭今輔の創作ミステリ落語の世界6 山田風太郎トリビュート』当日。14時からの会なので早起きして、ちゃくちゃくと準備。今輔師匠、ゲストの小宮孝泰さんとも13時すぎに楽屋入り。 定刻開演。 『後生鰻』立命亭八戒 『忍法相伝64』古今亭今輔 『悋気の独楽』小宮孝泰 『僕の彼女はくノ一』古今亭今輔 落語会ってエネルギーがいる。終わったら疲れがドッと出て早くから眠りにく。 11月8日記 このコーナーの表紙に戻る |