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週末日記













2010年11月19日から23日

19日(金)

 川柳つくしさんの落語会のある日なので、夜まで営業。二階の座敷の壁もきれいになったので、いい雰囲気になった。前回は壁が崩れそうで、おどろおどろしい雰囲気で怪談噺にでも向いていた感じだったけど。

20日(土)
 第16回翁庵寄席の当日。こういう日は朝から落ち着かなくて、何も手に着かない。ひとりでコツコツと準備を始める。

 朝食兼昼食は[AS]で日替わりランチのオムチキン、950円。

 16時30分に三味線のお姐さん到着。続いて鳴り物を手伝ってくださる笑福亭三喬門下の喬若さんも到着。スタッフも集まりだして会場設営、はめものの打ち合わせ。17時30分、瀧川鯉朝師匠到着。18時開場。18時10分、桂小春団治師匠、昼の出番を終えて大阪から到着。

 はめものの稽古を耳にしていたら、本当に笛でレッド・ツェッペリンの『天国への階段』のイントロ部分のさわりを吹いているので、慌ててラジカセとレッド・ツェッペリンのCDを用意して、開演前にBGMとしてエンドレスで『天国への階段』を流す。

 今回は楽屋での心配はないので、久しぶりに前に回って観させてもらった。

『竹の水仙』 鯉朝
『天国への階段』 小春団治

 お客様にそばをお出しして終了。近所の居酒屋で打ち上げ。

21日(日)
 今週も母を[ジョナサン]の朝食に連れ出す。今週はホットサンドにした。ドリンク・バーで、コーヒー、オレンジジュース、それに紅茶。

 午後から銀座へ出て、丸の内TOEIで『行きずりの街』。窪塚洋介が不気味な役で出ている。こういう危ない役やらせるとイキイキしている。

 帰宅して翌日の仕込み。

 早く寝ようとしたのだが、ついついDVDを観たり、本を読んだりで夜更かししてしまう。

22日(月)
 飛石連休の谷間。四連休にしている人もいるのか店は暇。

 夕方、デイサービスから帰ってきた母を整形外科に連れていく。

 土曜の落語会の疲れと、昨夜ついつい夜更かししてしまったことから、眠い眠い。早めに寝る。

23日(火・勤労感謝の日)
 東映チャンネルで録画してもらった、『特別機動捜査隊#379決斗』を観る。1969年の作品で日尾孝司と石橋雅史が出ている。あの『ボディガード牙 必殺三角飛び』が1973年。日尾孝司がイントロ部分の闘いで、千葉真一の相手役にうってつけの人物がいると東映サイドにその部分の撮影を後回しにしてくれるように頼んで、石橋雅史の所在を捜したというエピソードがあるが、こういうところで顔合わせしていたわけだ。

 クライマックスは、日尾孝司と石橋雅史の因縁の対決となる。ススキが茂っている原っぱで、ふたりとも極真の空手着を着ての闘い。思ったよりあっけない決着に、「あらっ?」という感じだった。まあもっともそのあとの東映の空手映画でふたりは、ガンガンやり合うことになるのだが。

 翌日の仕込みを終えて、三鷹市芸術文化センター星のホールへ。きょうは芝居ではない。『柳家喬太郎みたか勉強会・夜の部』

『道具屋』入船亭辰じん
『時そば』柳家喬太郎
『星野屋』林家たけ平
『按摩の炬燵』柳家喬太郎

 喬太郎一席目のマクラは40分。自分の会ということでホームという気なのだろう。今月、落語協会の九州地区学校寄席ツアーをしたときのことを喋る喋る。まったく飽きさせないのが凄いところ。

 楽しい会だったが、とにかく遠いんだよね、ここ。終演が20時30分。ダッシュでホールを出て三鷹駅へ。駅からも遠いんだよなあ、いつものことながら。それでも地元に帰ってスーパーで半額になった〆サバと日本酒を買って家に帰れば21時45分。日本酒をチビチビやりながら、『ニュースステーション』で、北朝鮮が韓国を砲撃したニュースを観る。嫌なことになってきた。

11月24日記

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