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週末日記











2011年4月8日から10日

8日(金)

 今週は近所の会社で展示会が多かったらしく忙しい日が続いた。店を閉めるころには疲労がドッと襲ってくる。店を閉めて後片付け、排水溝の掃除。

 15分ほど横になって疲れを取ってから、母の入院している病院に見舞い。夕方、小雨があるという予報だったので病院までの道を歩いて行ったのだが、結局降らずじまい。お喋りだった母が言葉少ない。ちょっと心配になる。

 病院を出て、さらに錦糸町まで歩く。TOHOシネマズ錦糸町で『SP 革命編』を観る。テレビシリーズを観ていたときにはこんな話に発展していってしまうとは思いもしなかった。

9日(土)
 携帯電話の充電池がもう寿命らしい。新しい充電池に替えようかとも思ったのだが、いっそのこと機種変更しちゃえと決心してショップへ行く。かねてから今度はこの機種と思っていたものにしたら、予想していたよりも値段が高くて、びっくり。データの移し替えをしてもらっている間に足りない分のお金を取りにATMへ行く。

 家へ帰って、新しい携帯電話の取説を取り出してみると、やけに薄い。読みやすくはあるのだが、詳しいことはあまり載っていない。前に買った機種はやたらに分厚い取説が付いていて、かなり詳しく説明がされていたのだが、これは読んでいる途中でうんざりしてきて、放り出してしまった。あまりに詳しすぎるのも、簡単な説明だけのものも良し悪し。

 結局、わからないところは使いながら慣れていくことにした。前のものより待ち受け画面が大きくて、文字も大きく表示される。歳を取るとこういうものの方が使いやすい。

 きょうも母の見舞い。雨が降っているので地下鉄を乗り継いで。電車待ち、乗り換えの接続が悪かったりすると、全部歩き通したのとあまり所要時間が変わらなくなる。母、きょうも口数が少ない。大丈夫だろうか。

 一度帰宅し、改めて外出。渋谷へ出て、シネクイントで『ランナウェイズ』を観る。70年代半ばに出てきた女性ばかりのメンバーによる五人編成のバンドの物語。日本公演のシーンが大きな意味を持って出てくる。私も、日本公演を観に行った。新宿厚生年金会館。昼がランナウェイズで、夜がブライアン・フェリーで、昼夜とも観たから、おそらく日曜日だったんだろうなあ。この映画については、いろいろ思うこともあるので、改めて。

10日(日)
 東京都知事選投票日。午前中に投票を済ます。

 またきょうは昨年亡くなった父の誕生日でもある。生きていたら89歳。晩年の父は昼過ぎにふらっと散歩に出るのが好きだった。行き先は決まって日本橋の三越と高島屋をハシゴして、ときたまシャツなどを買い、デパートの食堂で食事をして帰ってくる。それが一番の楽しみだったらしい。

 昼に日本橋三越へ行ってみる。父のように歩いて。各階のフロアをブラブラして、展覧会をやっていたのでひやかして、二階の喫茶[ウィーン]の前に出た。ちょうど腹が減ってきたので、食事にすることにした。シュラルディー ローストブラテン(牛肉のローストサワークリーム添え)1995円を食べる。おいしい。父もこれ、食べただろうか。

 帰りに[ミカド・コーヒー]でモカソフトアイスをテイクアウトして、舐めながら帰る。

 午後は明日の仕込み。

 夕方から寄席にでも行こうかと思っていたのだが気が変わって家で過ごすことに。

 都知事選開票開始直後に、石原慎太郎が当選確実となる。やはり強いイメージのリーダーが望まれている時期なのだろうか。

4月12日記

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