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週末日記







2011年6月18日19日

18日(土)
 以前は休日というと朝食抜きで、朝昼兼用って感じだったのが、最近は朝食を食べるようになった。食事をしたら洗濯や掃除だという習慣が身についてきたからだろうか。こういう作業をする前には食事をしないと私は気が乗らない性格らしい。今朝はトースト、たっぷりのサラダ、ヨーグルト、コーヒー。

 銀河劇場で13時開演の芝居のチケットを取ってあるので、昼前に家を出る。都営浅草線で新橋まで出て、浜松町まではブラブラと歩く。汐留近辺の写真を撮ってみようと思いついたからだ。やたら警備の警察官が目につく。誰か要人が泊っているのだろうか?

 朝食が多かったのか、お腹が空かない。銀河劇場のある、一駅先の天王洲に着いたら、ラーメンでも食べようかとボンヤリ思いながら、ちょうど出発しようとしているモノレールに乗る。走り出してからびっくり。この便は羽田空港への直通便で、間の各駅には停まらないものだったのだ。しまった! 天王洲でラーメンどころか13時の開演に間に合うかも定かでない。結局国際線ターミナルビルまで行って反対方向に乗り換え。天王洲着は開演の10分前を切っていた。

 慌てて会場へ入る。こんなのばっかり。芝居はデヴィット・マメット作の『G・G・R グレンギャリー・グレン・ロス』。マメットはテレビ放映で作・演出の映画『スリル・オブ・ゲーム』を観て以来、気になっている脚本家。あれも詐欺師の話だったが、『G・G・R』も、日本でいう原野商法みたいな不動産業者の話。『ちりとてちん』の四草役、加藤虎ノ介が、また嫌な男の役を貰っている。

 終わってから食事にしようと思ったのだが、まだお腹が空いて来ない。一旦帰宅して休養。

 夕方家を出て、回転寿司で五皿+茶碗蒸し。

 阿佐ヶ谷区民センターで、川柳つくしのシークレット落語会。

シークレット・トーク この頃の雰囲気
『前世頑張れ』
『10分で考える三題噺 父の日、穴の開いた靴下、キャンドル』
『エブリディ夫婦』

19日(日)
 今朝は、トーストとコーヒーだけ。

 新宿へ。新宿ミラノ3で『アジャストメント』を観る。なんじゃこりゃー! フィリップ・K・ディックの短編が原作なのだが、作品のアイデアを一部貰っただけのまったくの別物。こっ、このふにゃらけたストーリーは何だ! 観ているのがいたたまれなくなってくる。フィリップ・K・ディックの遺族は、よくこんな噴飯ものの脚本にOKを出したものだ。

 遅めの昼食は、[串いち]という串揚げ屋さんのランチに入る。味噌カツ丼を注文。温泉玉子入りの、がっつりボリュームの味噌だれカツ丼。野菜盛りが付いて、最後にデザートのアイスクリームも付いて880円。

 タワー・レコードでCDを一枚買って帰宅。自転車に乗り、母のところに顔を出してから門前仲町で買い物。

 翌日の仕込みを終えたら、19時。スーパーで割り引きになっていた弁当を買って夕食にする。

 買ってきたスペンサー・デイヴィス・グループのファーストを聴きながら眠りに就く。いいなあ、これ。

6月21日記

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