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週末日記



2011年6月25日26日

25日(土)
 健康診断のバリウム検査の日。昨日の夜9時以降は何も食べちゃいけないと言われていたし、今朝は水も飲んではいけないとのことで、検査の時間ギリギリまで寝ている。

 検査を終えて、さっそく家に帰って、トースト、たっぷりのサラダ、茹で卵、ヨーグルト、コーヒーで朝食。

 バリウムの検査の後は下剤を飲まされるので、あまり出歩かないことにしている。一日、録画しておいたテレビ番組を観たり、パソコン仕事をしたり。

 夕方、母のところに顔を出しに行くと、部屋に母がいない。風呂かな?と思い受付に行くと、食堂でリクレーションに参加しているという。食堂に行ってみると母が他の人に交じって座っていた。きょうは歌を歌う集まりだとか。午前中は体操に参加していたとのこと。引きこもりになってしまうかと心配していたのだが、積極的にリクレーションに参加しはじめた母にホッとする。

 朝、食事をしてから、まったく腹が空かない。夜になって[華山]でビールに餃子。マスターとしばし音楽のことなど話して、帰宅。

26日(日)
 朝食はトーストとコーヒーだけ。

 きょうは午後から店で桂塩鯛師匠の会がある日。そのために午前9時から翌日の仕込みを始め、昼前には落語会のあとで出す、そばを打つ。

 正午より会場設営開始。塩鯛師匠も早々と楽屋入り。まだ本番でもないというのに、相変わらずテンションが高い。開場してから楽屋にちょっと顔を出したら捕まってしまい、師匠、喋る喋る。それがまた面白いんだなあ。

 14時、定刻開演。超満員。

『鉄砲勇助』 立命亭談作
『延陽伯』 笑福亭笑助
『猫の皿』 桂塩鯛
『百年目』 桂塩鯛

 一席目の『猫の皿』が始まるまでマクラ30分。こういう話が始まると止まらなくなってしまう師匠。それにしても、どうしてこうもマクラが面白いんだろう。

 『百年目』は難しい噺だとご本人もおっしゃっていたが、確かにそうだと思う。決して若い時には出来ない噺。しかし、歳を取ってから急には、また出来ない噺である。演り続けていって、噺と共に、うまく歳を取るしかない類の噺なのだろう。

 終演後、お客様にそばを出し、私も朝のトースト以外食べてないので、そばを食べる。

 片づけが終わってからウチアゲに顔を出す。なんだか疲労感でぐったり。ビールを飲むうちに目がトローンとしてきてしまう。歳だな。私は歳相応な歳の取り方が出来ているのだろうか?

6月27日記

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