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週末日記







2011年7月2日3日

2日(土)
 昼近くに起き出し、トースト、コーヒー。掃除をする。一通り掃除を終えたあと、いまだに整理がつかないでいる父の遺品のいくつかをどうしようか仕分け作業をし始めたが、暑さのせいでギブ・アップ。

 店に行って、書類仕事を少しする。こういうのは、ある程度冷房がないと出来ない。一室を締め切り、室温を28度に設定してエアコンを入れる。今年初めて、自主的にエアコンを入れた。節電が叫ばれているが、私はむかしっから、エアコンなんて必要最低限しか使ったことが無い。世間的には、むしろ今回のことで、節電の教訓になった事は皮肉。

 書類仕事を途中で切り上げ、外出。渋谷で本とCDを買って、下北沢へ。北沢タウンホールで、「ごらく亭」の御中元、を観る。役者による落語とお座敷芝居の会。

マエセツ 小宮孝泰
『ストレスの海』 松永玲子
『御神酒徳利』 小宮孝泰
お座敷芝居『転宅』 出演者一同
ナカセツ 小宮孝泰、松永玲子
『狸の札』 曽世海司
太神楽 二重丸◎
『はてなの茶碗』 松尾貴史

 終演、21時30分。小宮さんに挨拶してウチアゲには参加せずに帰宅。朝から何も食べてない。自宅近くのスーパーで惣菜を買って、ビールを飲んで就寝。

3日(日)
 8時起床。天気がよさそうなので、慌てて洗濯機を回す。今朝もトーストとコーヒー。

 洗濯物をベランダに干して、母のところへ。コーヒーが大好きな母だが、誤飲の恐れがあるというので、途中のコンビニでコーヒーゼリーを買っていってあげると、夢中で食べる。母は無糖が好きなので、今度はスーパーで無糖のものを買ってくる約束をする。

 コーナンで日用品を買い込み、一旦帰宅。地下の冷蔵庫の霜取り。この古い大型冷蔵庫、夏場に霜が付きやすいのが欠点。霜が付くと冷やす力が弱まってしまう。夏場は週に一度は冷蔵庫を止めて霜取りをしなくてはならない。

 昼は、郵便局に行くついでに日本橋まで出て、ランチにする。[アラジン]という洋食屋さんは前から気になっていたのだが、前を通りかかると、この店のオムライスが、テレビ番組内のランキングで第二位になったという看板が出ている。一位はどこなんだか気になるところだが、二位というのは凄い。今日のランチはここにしよう。

 オムライス以外にも、ランチはいろいろ用意されていて、メインディッシュ以外に、ポタージュ・スープ、サラダ、小皿ふたつが付く。しかもオムライスだけは、それ以外にデザートとして小さなケーキまで。これで800円。なぜか、デザートは付くのに、コーヒーは付かないのだが、800円は安いでしょ。

 お腹がいっぱいになったところで、明日の仕込み。暑い。汗が吹き出してくる。

 終えて、昨日やり残した書類仕事の続き。なんでこの時期にこんな面倒なことをやらされるのだろうと、文句タラタラで書類完成。

 洗濯物取り込み。パリッと乾いている。うれしい。

 夕食は500円の食事券の有効期限が迫っているので[ジョナサン]で。野菜ドリアと生ビール。何も言わなくても、粉チーズとタバスコが出てくるのがうれしい。これだよ、日本の洋食は。

 RCサクセションのCDをかけながら、パソコン操作をしていたら親戚から電話が。叔父が亡くなって、明日の夜に通夜があるという連絡。この叔父とは生前に、いろいろと因縁があったものの、昨年、すっかり弱ってしまった姿を目の当たりにして、もうすっかりどうでもよくなっていた。明日は謹んで、通夜に参加することにしよう。ちなみに電話を受けている最中に流れていたのは、『スロー・バラード』。電話を切ってから、この曲のせいなのか、叔父の死がやけに悲しく思えてくる。

7月6日記

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