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週末日記









2011年9月10日11日

10日(土)

 昨夜は、身体が休養を要求していたのだろう。20時前にはベッドに入り、今朝6時まで寝ていた。ざっと10時間以上の睡眠だ。

 なんだか頭がボンヤリしている。寝過ぎなのか? コーヒーを淹れて無理矢理に目を覚まし、トーストを齧る。

 テレビ体操のあとに、洗濯と掃除。さして料理らしい料理もしていないのに、台所の汚れが気になる。少し念入りに掃除したが、まだ気になるところがある。それは来週と、あっさり切りあげることにする。掃除ってやり始めるとキリがない。

 録りだめのテレビ番組を観て、11時過ぎに家を自転車で出発。郵便局へ寄ってから両国の[ジーンズ・メイト]へ。ジーンズを一本新調する。私はリーバイス505のウエストサイズ29と、もう長いこと決めているのだが、このところ29だと、ややきつくなってきた。日寄って30にする。これって堕落?

 裾上げをしてもらっている間は、いつも近くの[江戸沢]で一人前のちゃんこ鍋ランチを食べる習慣なのだが、今回、秋刀魚づくし御膳というのが気になった。何が好きだといって、ちっちゃなころから秋刀魚が大好物だった私である。毎日秋刀魚の塩焼きでも文句なかった。1029円で塩焼き、刺身、唐揚げ、なめろうがつく。満足満足。

 ジーンズを受け取り、家に帰って着替えて下北沢へ出て、ザ・スズナリでポツドール公演『おしまいのとき』マチネ。『顔よ!』以来、新作はなんと3年半ぶり。あいかわらず、しょーもない登場人物ばかり7人。みんな自分の感情のおもむくままに生きている。理性を無くしたら、もうその時点で人間失格でしょうがと思うのに、舞台では自己正当化した人物が破滅へ一直線に向かっていく。それをただひたすら面白がって観ている自分って何なんだろう。結論は結局自分に返ってくる。だから、いつものことながら、カーテンコールなし、拍手もなし。カーテンコールや拍手なんて偽善だと、送り手も受け手も感じているのかもしれない。

 会場でAさんと逢ったので、「一杯やりましょうか」と、駅の反対側の屋台で焼鳥をツマミにホッピー。短時間でいい気持ちになってしまう。もうどうでもいい気になって、帰宅後、そのままベッドへ直行。今夜も早い時間から就寝。

11日(日)
 きょうも6時起床。コーヒー、トーストのあと、昨夜録画しておいた『人間昆虫記』の最終回と、『爆笑オンエアバトル+』を観る。

 『人間昆虫記』は手塚治虫の漫画のドラマ化。漫画でも読んでいるが、手塚治虫という人の守備範囲の広さには唖然とする。こういう話も軽々と作れてしまう人なんだなあ。

 『爆笑オンエアバトル+』は、うしろシティの、ローマ旅行コントが面白かった。

 新宿武蔵野館10時30分の回で、『レイン・オブ・アサシン』(剣雨)を観る。ジョン・ウー監督の武侠もの。『レッド・クリフ』から解放されたジョン・ウーがやりたいことをやっているという感じ。多数の個性的なアサシン達をうまく交通整理している。

 こうなると昼食は中華が食べたくなる。伊勢丹地下の[四陸]で惣菜盛り合わせ(1050円)を買って家に戻り、ご飯を温めて自宅ランチ。

 コーナンへの買い出しと、翌日の仕込みで午後は潰れる。

 夕方、母のところへ。おととい行ったときに右手が痛くて使えないと言い出した。左手で食事しているのだが食べにくそうにしているので食べさせてあげたのだが、今夜も苦労している。今夜も食べさせてあげて、デザートに持参したアイスクリームをあげると笑顔がこぼれる。

 寝る前に、書類仕事少々。途中で猛烈に眠くなり、早めに寝ることにする。フランクフルト・ソーセージを茹でて、ビールを飲んだら、ベッドへ直行。おやすみなさい。

9月12日記

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