2011年9月30日から10月2日 30日(金) 仕事を終えて、仮眠を取り、青山一丁目へ。ドイツ文化会館ホールの『日独交流百五十周年記念落語会』へ。ドイツ文化センターってどこだ?と思ったら、草月会館のすぐ裏だった。 『やかん』 柳家小太郎 『都々逸息子』 三遊亭歌奴 『独逸唐檜』 柳家喬太郎 〜仲入り〜 紙切り 林家二楽 桃太郎、バウムクーヘン、ローレライ、ブランコ 『死神の名付け親』 柳家喬太郎 三遊亭圓朝の『死神』はグリム童話を圓朝が改作したものとは知っていたが、大元を読んだことはなかった。今夜の『死神』は、グリム童話よりの『死神』になっていて、「へえー、元はそういう噺なのかあ」と驚くことが多かった。こういうことをやるのが、いかにも喬太郎らしい。 1日(土) 月曜にMRI検査をしたら、嫌なものが見つかってしまった。医者から大学病院で詳しく診てもらうように指示が出され、紹介状を渡された。 7時すぎには家を出て、指定された大学病院へ。8時に初診の手続きをして、問診表に記入。9時の診察開始を待つ。9時すぎに呼ばれ、問診、触診、内視鏡検査、血液検査、CT検査を済ませると12時。結果は来週に出る。 結果をいまから心配してもしょーがない。院内食堂に行って、食事することにした。オムライス1000円。CT検査のために造影剤を注射され、水分を取って代謝しろと言われたので、アイスコーヒーを注文し、水を何杯もお代わりする。 帰宅したら、検査の疲れと、病院での待ち疲れが襲って来て、眠い。とりあえず昼寝することにする。 夕方、母のところに顔を出す。職員さんによると前日は体調が悪かったようだが、きょうは元気とのこと。確かに顔色がいい。逆に私が病院に行ったことを気遣ってくれる。そして検査のことを話すと、「どういう結果が出たって、それが運命なんだよ」と言う。そうなんだよなあ。母の言うとおりなんだ。 気を紛らわせるために、『ウッドストック ディレクターズ・カット』を観ているうちに、きょうから完全3チャンネル放送になったWOWOWで桑田佳祐の仙台でのライブが始まったので、そちらに切り替える。観終えたら23時。とりあえず寝ることにする。 2日(日) 9時まで寝ている。コーヒーを沸かしてトーストを齧りながら録画しておいた『落語研究会』で小三治の『一眼国』『出来心』、白酒の『ずっこけ』を観る。このふたりを日曜の朝に観ているなんて、贅沢な時間だなあ。 11時、店に行って書類仕事。終えて、自転車でコーナンへ日用品を買いに行く。 昼食はコンビニでおでんを買って食べる。 翌日の仕込みを終えたら16時。映画にでも行こうかとも思ったが、どうも出かける気にならない。WOWOWで録画しておいたコクーン歌舞伎『盟三五大切』を観始めたのだが、どうも暗い内容に、今の自分が付いて行かれない。途中で挫折して、読みかけの本を読んでいるうちに19時。スーパーで釜めしを買って来て食べる。 それにしても病院の検査結果が気になる。どうして一週間もかかるのか。気がもめる。とにかく最悪の結果だったとしても、それを受け入れるしかないだろう。運命なんだもの。 早めに布団に入って就寝。 10月3日記 このコーナーの表紙に戻る |