January.27,2009 振込み手数料

        店のメインバンクは、MTU銀行。何行か統合したものが、さらに統合して現在に至った銀行。その中のある銀行と取り引きをしていたのは、その支店が店から一番近かったくらいの理由しかなかったのだが、その支店が無くなってしまい、近くの支店は駅ひとつ先になってしまった。これでは不便なのだが、元の支店のあった場所にATMが設置されたので、まあ現金の引き出し、預け入れ、振込みくらいならこのATMで出来るから、「まあ、いいかな」という感じで、現在もこの銀行を使っている。

        毎月決まった日に、ATMから取り引き業者に買掛金の振込みをする。やっかいなのは振込み手数料ってやつで、なんで手数料が必要なのよという気持ちも無いではないが、銀行さんも商売ですからね。でも、なんで支払う側が手数料なのよという不満感ってあるでしょ。せっかく支払ってやるのに手数料? まあ、こういうときは振込み手数料を引いた額を振込むわけだけど、その計算も面倒。また相手業者によっちゃ、こちらが手数料を負担してやらなきゃならないというところもあるのよ。いっそのこと、銀行さん、振込み手数料くらいサービスしてよという気になってしまうのが本音なのだ。

        去年のある月、いつものように業者から請求書の金額から振込み手数料を引いた額のリストを持って、MTU銀行のATMへ行った。そうしたらなんと、振込み手数料不要になっているではないの。どうやらMTU銀行の本支店間へのキャッシュカードでの送金には振込み手数料がかからなくなったらしい。偉い!MTU銀行。さすがにメガバンクだけある! すっかり贔屓になってしまった。こうでなきゃ!

        これで毎月、振込みの日になると、いや〜な気分になることがなくなっていたのだが、今年になって振込みに行った。他にも用があったので街のATMではなく、取り引き先のMTU銀行支店のATMの前で操作していて驚いた。再び振込み手数料が復活しているのだ。これはATMの間違いだろう。私は近くにいた行員を呼んで尋ねてみた。すると行員さん、「振込み手数料無料は、銀行統合によるシステム統合のための暫定的なサービスでした。今年からまた手数料をいただくことになりました」 ええー! そうなの? こっちを喜ばせておいて、それはないでしょ。暫定的な期間サービスなんて言わないで、振込み手数料無料にしちゃおうよぅ〜。太っ腹のところ見せて〜。ねえ、三菱東京UFJ銀行さん。


January.16,2009 騒ぎすぎじゃない?

        きのうのスポーツ新聞の一面を見て、「なんだかなあ」という気になった。卓球の全日本選手権女子ジュニアの部で8歳の少女平野美宇が高校生を破って、大会最年少勝利記録を達成したというもの。デカデカと載っているから、えっ、優勝しちゃったのかと思ったら、一回戦で対戦した高校生に勝ったということ。相手の高校生の名前もしっかり書かれている。なんだか、相手の高校生の方がかわいそうになってくる。なんのことはなく、二回戦では負けているのだから、たまたま一回勝ったってだけのことでしょ。いや、それは高校生に勝ったんだから、たいへんなことですよ。でもねえ、へそ曲がりな私は考えてしまうわけなのだ。この美宇ちゃんという子は幼少のころから親に卓球の特訓を受けてきたわけだ。その様子はテレビでもよく取り上げられていて私も何回か見ている。ようするに卓球漬けの英才教育を何年もやってきた女の子。一方、この美宇ちゃんに負けた高校生のことは報道されていないからわからないが、ひょっとして高校に入学してから卓球を始めたのかもしれない。だとしたら年齢は別にして卓球歴は遙かに美宇ちゃんの方が長いということになる。

        マスコミはもう何年も美宇ちゃんの取材を続けていて、どうだ、やっぱり福原愛に続く天才少女だと祭り上げたいのだろうだけど、「なんだかなあ」という気がしてしまうのである。まあ確かに凄い少女ではあるのだけど、スポーツ新聞の一面いっぱいに載せることなのだろうかと思ってしまう私は、やっぱりおかしいのだろうか?


このコーナーの表紙に戻る

ふりだしに戻る