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蕎麦湯ぶれいく

定期観光バスびえい号パノラマコース

2018年7月6日

 ネットでこのコースを申し込んだとき、この日は人気で、私が申し込んだ時点で満席となったはずだった。ところがバスに乗り込んでみたら、ざっと見渡したころ十数人しか参加者がいない。ガイドさんが言うには、札幌から来る参加者が交通が止まってしまっていて、来られなくなってしまったのだとか。今回の雨の被害は深刻そうだが、旅行者にもかなりの影響が出ている。
 参加者は日本人と中国人観光客が半々くらい。

 最初の目的地は、昨日の麓郷コースでも立ち寄った、ファーム富田。昨日は雨だったこともあって、歩き回らずに早々にバスに戻ってしまったが、今日は歩くぞ。
 しかし凄い観光客の数だ。ファーム富田自体はかなり広い。それでも人で溢れている。そして中国人観光客の数が多い。
 ファーム富田は、様々な花が植えられているのだが、何といってもその名を有名にしたのがラベンダー。ラベンダーの咲く今の時期が一番お客さんの多い時期でもあるのだろう。
 歩き出したものの、とにかく人、人、人でストレスを感じてしまった。花をゆっくり見て回る余裕もなく歩き回るうちに、急斜面にラペンダーをたくさん栽培している場所を見つけ、そこに登ってみた。ここも人だらけだが、フアーム富田が高tいところから眺められて絶景の場所だった。
 斜面を下り、売店に行って、絶対に食べようと思っていたラベンダーソフトを買う。ラベンダーの香りがするソフトクリームで、300円。ほどほとの価格設定ということもあって列ができている。
 ほかにもラベンダーグッズはたくさん売られていて、それらがまたよく売れている。私も、ラベンダーの香りのする線香というのを買った。
 ファーム富田は入場無料だが、これけだけの観光客を集め、グッズの売り上げも好調そうなところを見ると黒字なんだろう。
 ファーム富田とラペンダーが有名になったのは、1976年の国鉄のカレンダーがキッカケで、そのあと、『北の国から』のロケで一気に有名になったらしい。
 ラベンダーは主に香料として使われるが、失敗だったのはトイレの芳香剤として有名になりすぎたこと。ラベンダーの匂い、イコール、トイレの匂いとなっちゃったのがちょっとね〜。

 バスはパノラマロード江花を抜けていく。直線道路があるが、こう毎年北海道に来ていると別に驚かなってきた感じ。

 千望峠で停車。
 ここからは晴れた日には富良野の素晴らしい景色が眺められるらしいが、今日は曇っていて、ほとんど見えず。

 バスは、ジェットコースターの路を行く。アップダウンの続く直線道路ってことね。

 四季彩の丘。ここも入場無料の観光農園。敷地の広さからいったら、ファーム富田どころではないだろう。園内は観光客を乗せたトラクターバスが走り、カートも走り回っている。ファーム富田ほどではないにしろ、ここも人でいっぱい。

 しかしそれで驚くのはまだ早かった。次に行ったところは、最近一気に有名になった、白金青い池。騒がれ出したのが6年位前だというのに、人がわんさと押しかけ、本来だったら静かに眺めていたい場所だというのに、人だらけで、しかも大声の中国語が飛び交って喧しい。
 しかも本来は青なんだろうが、このところの大雨で水面の色は緑。まあこれはこれで神秘的だけど。

 そこからしばらく行ったところにあるのが白金温泉で、そこにあるのが、しらひげの滝。この温泉、静かな佇まいでよさそう。どうしても静かに青い池を見たかったら、ここに泊って、朝早く行くのがいい気がする。

 最後の目的地は、北西の丘展望公園。ここにきてようやく天気もよくなり、展望台からは、遠く美瑛の街も見ることができた。
 駐車場の横には小さな売店が並んでいた。焼トウモロコシ、茹でトウモロコシ、じゃがバター、コロッケなども売っていたが、看板には中国語のメニューも。

 バスはこのあとパッチワークの路へ。
 CMやポスターで使われた、「ケンとメリーの木」や「セブンスターの木」。どちらも今やたくさんの車がやってきていて、写真を撮っている。やれやれ。

 美瑛駅で下車。お疲れ様でした。

7月9日記


ファーム富田。ラベンダーの向こうは人だらけ


ラベンダーの丘かせファーム富田を見下ろす


大人気、ラベンダーソフト


千望峠。司会悪し。残念


ジェットコースターの路・・・って言っても真っ直ぐ


四季彩の丘。観光農園。かなり広大


青い池って、こんな色しているはずが・・・


こんな色


しらひげの滝


最後の訪問地、北西の丘展望公園


中国語表記メニュー。逞しい


静かなお喋り 7月6日

静かなお喋り

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