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蕎麦湯ぶれいく

グランクラス

2016年7月8日

 北海道新幹線に乗るなら、一度でいいからグランクラスに乗ってみたいと思った。行きはともかく、帰りはゆったりと帰りたい。

 乗り込んでみて驚いた。マッサージチェアなんじゃないのと思われる大きくて頑丈な椅子、小柄な人なら二人分入りそう。前の座席との間も広く空いていて、いくらリクライニングを倒されても窮屈な感じにならない。スリッパも用意されていて足元も楽ちん。今までの生涯のなかで飛行機のファーストクラスには乗ったことがないが、きっとこんな感じなんだろうなぁ。

 大沼公園で衝動買いしてしまった、大沼だんごを広げて食べる。半分があんこで、半分がみつ。その中に小さなだんごがたくさん入っている。それを楊枝でつまんで食べる。これなら、みつが垂れることもなく、『初天神』のキンボウも大丈夫。

 アテンダントの女性が廻ってきた。飲み物の注文。東京までは4時間以上かかるから、早々とアルコールを頼むと、ヘベロベロになってしまう恐れがある。まずはコーヒー。「お菓子とおつまみもあります」と言うので、「両方ってわけにいかないよね」と言ってみたら、「よろしいですよ」。わーい、両方ゲットだ。

 18時までグッと我慢して、時計が18時ちょうどになったところでアテンダントを呼んでビール。これも無料の和食の軽食をツマミながら、さらに赤ワイン、日本酒。

 隣の席に座っていた人は、新青森から乗ってきて大宮で降りたけれど、白ワイン6本、日本酒1本を飲んで、ほとんどわけわからなくなっていた。飲み物はいくら飲んでもタダだから、お酒が大好きな人は、それこそグリーン車に乗るよレも安上がりだろう。ても、ほどほどにね。

7月11日記





















静かなお喋り 7月8日

静かなお喋り

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